グランド・デビル [編集]

デッキとしてのグランド・デビル→【グランド・デビル】

DM-19より登場した種族で、の2文明で構成されているハイブリッド種族サポート種族ディープ・マリーンを持つ。

他種族のクリーチャーを自らの肉体に取り込むという設定から、生物や怪物のようなものと人型が融合している風貌を持つものが多い。

進化クリーチャーは悪魔のような本体とは別に女神の像のようなものが取り込まれている。《封魔ゼレス》フレーバーテキストから察するに、エンジェル・コマンドメカ・デル・ソルを取り込んだものと思われる。

命名ルールは「封魔~」で、多種族でも基本的にこれを冠詞にする。進化すると「魔皇~」。名前はソロモン72柱の悪魔を元にしたものが多い。
また、単色多種族フレイム・コマンドのように冠詞が短くなる場合が多い。

『デュエル・マスターズ パーフェクト ルール BOOK』によると、厳格なタテ社会で上下関係を守って暮らしているが、年に1度だけ下剋上のチャンスを与えられるという。

封魔ウェバリス C 水文明 (1)
クリーチャー:グランド・デビル 3000
ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
相手のクリーチャーが自分を攻撃してブロックされなかった時、このクリーチャーを破壊する。
魔皇バルパス R 水文明 (5)
進化クリーチャー:グランド・デビル 7000
進化−自分のグランド・デビル1体の上に置く。
メテオバーン−クリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、バトルゾーンにあるコスト3以下のカードを1枚選び、持ち主の手札に戻す。
W・ブレイカー

全体的に3~5マナ域の小粒なものが目立ち、能力面は別として、パワー面ではやや非力である。しかし、サポート種族であるディープ・マリーンのバックアップを受けることで強力な展開力を得ることができる。

進化クリーチャーも直線的な強さではなく、独特かつ癖のある能力を持つものばかり。特に進化GV先はかなり充実しており、屈指の強さを持つフェニックスが揃い踏みしている。

ビートダウンからコントロールはもちろん、コンボデッキも扱える種族である。

  • 《封魔ヴィレ・アポストロ》の種族名には「グラン・ドデビル」と書かれているが、「グランド・デビル」の誤植である。これが元で「ドデビル」の愛称が用いられることもある。詳細は後述。
  • 極神編ワールドマップでは、文明らしく地底に「冥城ロノヴェル」を構え、仲間同士の融合を繰り返しているようだ。この頃文明は弱体化の一途をたどっていたらしく、「禁断の秘術」に手を染めて日夜バロム復活の儀式を行っているようだ。
  • Devilは悪魔と言う意味だが、厳密にはキリスト教でいう神に対する悪魔を指す。

グランド・デビルに関連する効果を持つカード [編集]

グランド・デビルを進化元とするカード [編集]

グランド・デビルが目玉カードとなった商品 [編集]

参考 [編集]

ドデビル [編集]

グランド・デビルの俗称、略称。

誤植で《封魔ヴィレ・アポストロ》に「グラン・ドデビル」と記されているのが由来。後にエラッタされ、正しい表記に訂正されている。

しかし「ドデビル」というやや間の抜けた語感は多くのプレイヤーを惹き付け、グランド・デビル《封魔ヴィレ・アポストロ》の俗称として浸透することとなった。

テキストの誤植は本来望まれないものではあるが、それが愛されたという珍しい事例である。

  • 似たようなミスには「ライト・ブリンガー」(正しくはライトブリンガー)、「アークセラフィム」(正しくはアーク・セラフィム)などがある。このような種族名の中点の打ち間違いはたびたび発生しているものの、中点の位置がズレている誤植は非常に珍しい。
  • もっとも、こういった例(「デューン・ゲッコー」や「スノー・フェアリー」)は大抵意味が通るのに対して、「グランド・デビル」の場合、「グラン・ドデビル」だと意味が通らないことも単なる誤植ではなくネタとして扱われる要因になっている。

参考 [編集]