【モルト NEXT(ネクスト) [編集]

《超戦龍覇 モルト NEXT》《爆銀王剣 バトガイ刃斗》を呼び出し、《超戦龍覇 モルト NEXT》の攻撃でドラゴンをコスト踏み倒しして《爆熱王DX バトガイ銀河》龍解させて《爆熱王DX バトガイ銀河》アタックトリガーでさらにドラゴンを踏み倒す【連ドラ】系統のデッキ。

相手のコスト踏み倒しメタが立っている場合は、サブプランとして、《闘将銀河城 ハートバーン》を呼び出し、そのまま《超戦覇龍 ガイNEXT》へと龍解させて一気に1ショットキルを狙う道もある。《爆銀王剣 バトガイ刃斗》が登場する前はこちらが主流だった。

超戦龍覇 モルト NEXT WVC 火文明 (7)
クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー 9000
W・ブレイカー
マナ武装 5:このクリーチャーが出た時、自分のマナゾーンに火のカードが5枚以上あれば、火のコスト5以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンから出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
龍マナ武装 5:各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、自分のマナゾーンに火のドラゴンが5体以上あれば、攻撃の後、このクリーチャーをアンタップする。
闘将銀河城 ハートバーン WVC 火文明 (5)
ドラグハート・フォートレス
バトルゾーンにある自分のドラゴンはすべて「スピードアタッカー」を得る。
龍解:自分のドラゴンがアンタップされた時、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。

2つのマナ武装を達成してしまえば《超戦龍覇 モルト NEXT》1枚でフィニッシュまで持って行ける、という奇襲性・突破力の高さを強みとする。

少しずつ制圧していくコントロール相手には一気に切り崩すことが可能。

ハンデスに対してはマッドネスを無理なく多く積めるのでその点では強いが、マナブーストによるリソース消費で手札がカツカツになりやすいという意味では弱いともいえる。
ただ少なくとも、《超戦龍覇 モルト NEXT》ありきで構築されるデッキなので、それを引っこ抜かれると脆いというのは確実に言えることである。

ドラゴン・サーガ終盤に登場して以降、新章デュエル・マスターズ辺りまで常にトップメタ争いに加わっていた強力なアーキタイプである。

略称は「モルネク」「ネクスト」など。

基本的な構成 [編集]

基本的には【モルト「王」】と同じく、をベースに自然マナブーストを加えた【準赤単】で構成され、そこにタッチされる場合もある。
《超戦龍覇 モルト NEXT》マナ武装の条件は緩いが、それとは別に龍マナ武装も狙うため【連ドラ】のようにドラゴンがかなり多く投入される。
デッキ構成が似る【モルト「王」】などと比べて、あらゆる手段を用いて速度を重視した型が多い。

主要カード [編集]

候補単色クリーチャー [編集]

《次元龍覇 グレンモルト「覇」》コンセプト アタックトリガーで幅広くドラグハートを出せる。
《メガ・マナロック・ドラゴン》文明の数だけマナフリーズ
《伝説のレジェンド ドギラゴン》出したターン限定のアンタップキラー。バトルに勝つと敗北回避能力発動
《永遠のリュウセイ・カイザー》ハンデス対策。
相手クリーチャーをタップインさせて自分クリーチャーは全員スピードアタッカーに。
《熱血龍 バトクロス・バトル》効果バトルを行うS・トリガードラゴン
《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》スレイヤーを与えれば実質的な確定除去に。
《ボルシャック・バトクロス》
《熱血 バトクロス-1》
《メガ・マグマ・ドラゴン》速攻対策
《龍世界 ドラゴ大王》ドラゴン以外のクリーチャーをロック
《熱血星龍 ガイギンガ GS》G・ストライクで受け札にもなる、7000火力アンタッチャブル持ちスピードアタッカー
《勝利宣言 鬼丸「覇」》ガチンコ・ジャッジで勝利すると追加ターン
《ガイアール Re:》出したターン限定のアンタップキラー
《熱血龍 メッタギルス》カード指定除去を行うS・トリガードラゴン
《メガ・ドラゲナイ・ドラゴン》アタックトリガーカード指定除去とプレイヤー1人の墓地リセットを行う
《龍星装者 “B-我”ライザ》疑似《爆熱天守 バトライ閣》
《希望の絆 鬼修羅》cip及びバトルゾーンを離れる際にガチンコ・ジャッジし勝てれば踏み倒しまたはサーチ
《ボルシャックライシス・NEX》自分のドラゴンにスピードアタッカー付与、攻撃時にデッキトップからドラゴンを踏み倒し
《ボルシャック・ドギラゴン》革命0トリガードラゴン
《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》ドラゴンが4体いるとG・ゼロで出せる。
cipで敵ブロッカー破壊,アタックトリガードロー&手札からドラゴン踏み倒し

候補多色クリーチャー [編集]

《リュウセイ・天下五剣カイザー》マッハファイタースピードアタッカーを持つ自然ドラゴン。バトルに勝つと敗北回避能力発動
《リュウセイ・ジ・アース》ハンデス対策。火自然の多色かつスピードアタッカー持ち。
《無双竜鬼ミツルギブースト》速攻対策
《トップ・オブ・ロマネスク》《メンデルスゾーン》から繋がるマナブーストドラゴン
《轟牙忍 ハヤブサリュウ》ニンジャ・ストライク7を持つブロッカースピードアタッカードラゴン《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》の封印解除も可能
《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》コスト踏み倒し及びライブラリアウト対策
《蒼き団長 ドギラゴン剣》革命チェンジで登場するT・ブレイカーファイナル革命《無双竜鬼ミツルギブースト》《リュウセイ・ジ・アース》《轟牙忍 ハヤブサリュウ》手札マナゾーンからバトルゾーンに出せる。
《爆裂遺跡シシオー・カイザー》マナ加速を行うS・トリガードラゴン。自分のマナゾーンに火のドラゴン3体以上で3000以下の火力を放つ
《不敗のダイハード・リュウセイ》シールド焼却付与 《爆熱DX バトライ武神》を採用できた時期には革命チェンジとのループで相手のS・トリガーを気にせずフィニッシュできた。
《龍の極限 ドギラゴールデン》革命チェンジで登場するマナ送り付きのT・ブレイカー
《ボルシャック・栄光・ルピア》クリーチャー《龍の呼び声》ドラゴン
《モモキング -旅丸-》コスト踏み倒しメタ
《ボルシャック・決闘・ドラゴン》相手1体をマナ送りにしつつ、マナゾーンの《ボルシャック》を出せる[1] 自身を出せば連鎖もできる
《革命の絆》革命0トリガードラゴン
《偽りの王 モーツァルト》ドラゴン以外に全体除去、相手のドラゴンに攻撃制限
《偽りの王 ヴィルヘルム》cipで確定除去とランデス、カードが墓地に置かれるたびにマナ加速

候補単色呪文 [編集]

候補多色呪文 [編集]

候補ツインパクト [編集]

《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー》のアタックトリガーマナ加速マナ回収。《お清めシャラップ》で墓地利用メタ山札回復を兼ねつつマナ加速
《摩破目 ナトゥーラ・トプス/ストンピング・ウィード》《ストンピング・ウィード》でマナブースト、《摩破目 ナトゥーラ・トプス》のマッハファイター除去
《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》《ボルシャック・ドギラゴン》を回収しつつ龍マナ武装を達成しやすくする
《鳳翔竜騎ソウルピアレイジ/高貴なる魂炎》スマッシュ・バースト《オニカマス》も怖くない/3000全体火力を放つことができてS・トリガー付き
《紅に染まりし者「王牙」/クリムゾン・ビクトリー》クリーチャー面は更なる踏み倒し。呪文面は全体2000火力
《ネオ・ボルシャック・ドラゴン/ボルシャックゾーン》クリーチャー面は淡白なドラゴン呪文面はS・トリガーなし《フェアリー・ライフ》
《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》クリーチャー面は小型獣と中型サイキック除去、《オニカマス》除去にも。呪文面で選べるコスト踏み倒しメタ《希望のジョー星》除去
《ボルシャック・大和・ドラゴン/大和ザンゲキ剣》上はSA&パンプアップ持ちドラゴン、下はドラゴンがいれば12000以下火力
《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》クリーチャー面は《ボルシャック・栄光・ルピア》リクルート呪文面はそのターンを凌ぐためのS・トリガー
《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》上は味方が場を離れた時マナゾーンに送る置換効果&バトルに勝った時自分のマナ以下の味方をタダ出し 下は擬似《神秘の宝箱》

候補禁断 [編集]

候補ドラグハート [編集]

《銀河大剣 ガイハート》スピードアタッカー付与
《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》パワー+3000で効果バトル《超戦龍覇 モルト NEXT》に装備して敢えて放置し、《卍 デ・スザーク 卍》の殴り返しを防ぐといった芸当も可能。
《無敵王剣 ギガハート》スピードアタッカー付与、攻撃中に破壊されない。 龍解すると強力なドラグハート・クリーチャー超次元ゾーンから出せる《最強熱血 オウギンガ》に。
《真聖教会 エンドレス・ヘブン》自分のクリーチャーが破壊された時にシールド追加龍解するとフリーズ能力と真・エスケープを持つ《真・天命王 ネバーエンド》
《恐龍界樹 ジュダイオウ》パワー4000以下のクリーチャーの攻撃をロック
《革命槍 ジャンヌ・ミゼル》攻撃時に相手クリーチャー1体をタップ
《無敵剣 プロト・ギガハート》除去耐性付与
《斬鉄剣 ガイアール・ホーン》《熱血龍 ザンテツビッグ・ホーン》の状態で出せば、《終焉の禁断 ドルマゲドンX》ドラゴン種族付与する。
《熱血剣 グリージーホーン》《熱血龍 リトルビッグホーン》の状態で出せば装備したクリーチャーにアンタップキラーを与える。
《伝説の救世主 ワタル》主に《ボルシャック・ドギラゴン》革命0トリガーで捲れた際に使用

候補サイキック・クリーチャー [編集]

《勝利のリュウセイ・カイザー》相手のマナをタップインさせる。多色なので《蒼き団長 ドギラゴン剣》によってスピードアタッカーに。
《激相撲!ツッパリキシ》自分の他のクリーチャーは自身の文明の数だけ1000パンプアップ

水をタッチする場合 [編集]

《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》手札補充と2体クリーチャー除去が出来る。さらにS・トリガーになる上、革命チェンジ出来る強力なアタッカーにもなる。
《ボルシャック・サイバーエクス》選ばせ除去確定バウンスをモードで選べる6マナSA7000WB
《斬龍電融 オロチリュウセイ》全軍スピードアタッカー化。
《禁断竜王 Vol-Val-8》手札補充と全体除去を行い、クリーチャーを4体破壊することで追加ターンを得る
《姫様宣言プリンプリン》ciporバトルに勝った時コスト10以下のサイキック・クリーチャーを出す

変遷 [編集]

ドラゴン・サーガ期 [編集]

ドラゴン・サーガ終盤に《超戦龍覇 モルト NEXT》が登場したことで成立。
その後、《爆熱天守 バトライ閣》と共に新たな【連ドラ】として、すぐに環境に上がってきた。

《爆熱天守 バトライ閣》によってドラゴンを大量展開して数で攻めれば、相手はS・トリガーを持ってしても反撃が難しくなり、とにかく登場当初から爆発的な攻撃力が売りであった。

当時の弱点としては守りが薄いことが挙げられる。
龍マナ武装の対象になり実用性の高いS・トリガーは、《熱血龍 メッタギルス》《熱血龍 バトクロス・バトル》のたった2枚のみであった。
よって速攻に対して弱くなりがちで、環境においては【黒緑速攻】に滅法弱かった。

また、当時はデッキと十分なシナジーを形成する初動候補が乏しく、2コストマナブーストというだけでドラゴンシナジー【準赤単】シナジーもない《フェアリー・ライフ》《霞み妖精ジャスミン》が採用されることがざらであった。

革命編期 [編集]

《メガ・マナロック・ドラゴン》が登場したことで多色デッキに対してより強く出られるように。

また、ここにおいて革命0トリガーを持つ《ボルシャック・ドギラゴン》及び《革命の鉄拳》を獲得したことにより守りの問題がほぼ解決し、同時にカウンター性能が大幅に向上した。デッキを優秀なキング・コマンド・ドラゴンで固めた重量級黒赤緑構築がメインとなった。
ただその一方で、より守りをクリーチャーに依存するようになり、《単騎連射 マグナム》の登場には苦しめられた。

《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》によって《超戦龍覇 モルト NEXT》を安定して着地できるようにした型も流行した。当時山札圧縮を目的に《龍素記号Sr スペルサイクリカ》をただ4枚の水のカードとして《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》でのコスト踏み倒し前提で投入したレシピもあった。

総じてデッキとしての完成度が高まり、静かながらもシェアを集めていった時期である。

革命ファイナル期 [編集]

《スクランブル・チェンジ》の登場により、最速3ターン目にバトルゾーンをドラゴンで埋め尽くすことが可能となった。
通常の速攻にはない爆発力を発揮しながら、速攻と変わらない速度で攻めることができるようになり凶悪化。

さらにこの終期には《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》を獲得。
これ以降は、その効果でスレイヤーを与えることで、《熱血龍 バトクロス・バトル》などのコマンドを持つ効果バトルドラゴンを実質的に、相手ターン中に出てくる確定除去、として運用することが可能となった。

ここまでの強化を経てついにこの年に行われた「デュエル・マスターズグランプリ- 4th」では優勝を果たしている。
同大会のベスト128入賞デッキ中の使用率は1位(そのシェアは4分の1を越えていた)、ベスト8進出者の内5人が使用と、極めて高い実績を出した。

2016年9月15日をもって《フェアリー・ギフト》殿堂入り

2017年2月16日をもって《メガ・マナロック・ドラゴン》殿堂入り。この流れを受けて《スクランブル・チェンジ》《超戦龍覇 モルト NEXT》に宛がうようにして、ドラグハート革命チェンジで制圧する赤緑構築が確立された。

新章デュエル・マスターズ期 [編集]

この期では前期と比べて、ビートダウンデッキの中に早期に過剰打点を生成するデッキが少なくなっており、ギリギリの打点で1ショットキルを仕掛ける相手に対して打点計算を狂わせるために《光牙忍ハヤブサマル》を搭載するケースも見られるように。
また逆転要素として《爆殺!! 覇悪怒楽苦》を取り入れるケースも増えた。

当時、【モルト NEXT】【緑単ループ】の両方に有利を取れるメタデッキはほぼ作れなかったと言われる。共に圧倒的なデッキパワーを持つだけでなく、【モルト NEXT】を受け切るには相応の受け札が必要だが【緑単ループ】には刺さらず【緑単ループ】を処理するための軽量除去を積むと【モルト NEXT】に刺さらないという補完関係が、二強環境をより強固なものにした。

2017年7月8日をもって《スクランブル・チェンジ》殿堂入り

その後のDMGP-5thでは予選突破者128人中31人が使用と予選使用率1位を記録。しかし、本戦上位に残ったデッキが自身の不利対面ばかりであったためTOP8には1人しか残らず、最高成績は3位。

双極篇期 [編集]

長く環境に居座るこのデッキに対し、これ以上周辺パーツの規制をしても効果が薄いと判断されたのか、ついに2018年3月1日付でデッキの核となる《超戦龍覇 モルト NEXT》《爆熱剣 バトライ刃》/《爆熱天守 バトライ閣》/《爆熱DX バトライ武神》とがプレミアム殿堂超次元コンビに指定された。
これによって《闘将銀河城 ハートバーン》を主軸とした構築に特化させざるを得なくなり、大きく弱体化した上に、【連ドラ】ではなくなってしまった。
ただ新殿堂レギュレーション発表と同時期に《“龍装”チュリス》を獲得しており、《蒼き団長 ドギラゴン剣》と合わせることでさらに速度を上昇させるタイプも現れた。

これ以降は《爆熱剣 バトライ刃》を実質搭載できなくなったため、空いた超次元ゾーンの1枠に《次元龍覇 グレンモルト「覇」》からの《蒼き団長 ドギラゴン剣》への革命チェンジと相性が良いサイキック・クリーチャーを搭載するケースが見られるようになった。

その後《武闘世代 カツキングJr.》《龍仙ロマネスク》など、を含むパワーカードや革命チェンジ獣を搭載した白赤緑カラーがよく見られるように。
DMRP-05期になるとこの型がチャンピオンシップ優勝をポツポツと果たすなど一定のリペア成功を果たした。

だが、それ以降は優勝報告も絶え、さらなる環境の高速化と《爆熱天守 バトライ閣》の喪失が響き、ついに環境争いの座から陥落した。
このまま環境から完全に去るかと思われたが、その後も《龍装車 マグマジゴク/地獄スクラッパー》を投入した【モルト NEXT】の入賞が報告されるなど、地雷としてのポテンシャルはまだ残している。
コンセプトでもあるフィニッシャー《超戦龍覇 モルト NEXT》《闘将銀河城 ハートバーン》自体には規制がかかっていないのは不幸中の幸いと言えるだろう。
DMRP-08で登場した《龍星装者 “B-我”ライザ》を疑似《爆熱天守 バトライ閣》として投入した形も登場している。
同じ頃、革命チェンジを主軸とし、封印を積極的に外す戦略が流行り、《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》登場前のように《禁断〜封印されしX〜》型に回帰する傾向が生まれた。

そして2019年3月1日をもって《蒼き団長 ドギラゴン剣》殿堂入り
これはただでさえ弱体化していたこのデッキにとって非常に厳しい追い討ちとなった。

超天篇期 [編集]

しかし、DMSD-10期になると、《“轟轟轟”ブランド》《セイレーン・コンチェルト》が殿堂入りしたことにより環境が低速化して極端な速度の速攻が減ったこと、GR召喚《メガ・マグマ・ドラゴン》が刺さることなど、追い風が吹き始め、チャンピオンシップ4位以内入賞が目立つようになった。この頃になるとそれ以前はしばらく採用を見送られていた《勝利宣言 鬼丸「覇」》《偽りの王 モーツァルト》などの大型も投入されるようになった。重量級寄りの構築に変わったことで《禁断〜封印されしX〜》型から《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》型に変遷した。

ドラゴンがそれほど重視されないこの頃の環境においては《偽りの王 モーツァルト》による全体除去が多くの対面で刺さり、《龍の極限 ドギラゴールデン》によるマナ送りが少しずつクリーチャーを並べては潰し合う環境にマッチしているのである。【ドルマゲドンX】系統が環境に多く、禁断クリーチャーメタとなる《龍の極限 ドギラゴールデン》は馬鹿にできない面がある。甚だしくは《暴龍事変 ガイグレン》を4枚投入した型までもが上位入賞を果たしており、それだけ環境が遅くなり、《ボルシャック・ドギラゴン》が防御札として刺さりやすくなったことの表れである。《禁断〜封印されしX〜》型も依然として強力であり、《決闘者・チャージャー》や相手のブレイク手札が増えることによって《ボルシャック・ドギラゴン》をかき集めれば封印6枚の状態から禁断解放することも現実的に起こりうる。

そして、DMEX-06にて《爆銀王剣 バトガイ刃斗》が登場。【連ドラ】タイプの【モルトNEXT】が復活し、大幅な強化を受けた。

直後のチャンピオンシップで続々4位以内入賞が報告されるなど大活躍したが、DMBD-09DMBD-10期に【青黒緑デッドダムド】が成立すると立場が一変。そちらに需要を奪われ、2番手の地位も速度で勝てる【青魔導具】【サンマックス】、カウンターで勝ちに行ける【ロマノフシャコガイル】に譲ることとなった。『超CSIII in 山形』においては決勝ラウンド進出者128人中8人が使用にとどまり、使用率5位と低迷したことからその失速ぶりが分かるだろう。

とはいえデッキに何の変化もなかったわけではなく、DMBD-09・DMBD-10期になると《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》のような重量級呪文ロックを採用した型がチャンピオンシップで結果を残し、《轟牙忍 ハヤブサリュウ》から《百族の長 プチョヘンザ》革命チェンジして時間稼ぎを図る型、さらには《時の法皇 ミラダンテXII》《轟牙忍 ハヤブサリュウ》を組み合わせた構築まで見られた。

DMEX-07期には《永遠のリュウセイ・カイザー》《メガ・マグマ・ドラゴン》【青赤緑ミッツァイル】への対策になると一部で注目されたが、《永遠のリュウセイ・カイザー》はバトルゾーンまでの着地がほとんど間に合わず、《メガ・マグマ・ドラゴン》も2ターン目に《メンデルスゾーン》を成功させなければ厳しいため、「出せれば強い」止まりであり、贔屓目に見ても五分対面にしかならないのが痛い。一方で各種コスト踏み倒しメタの使用率が下がったことで早期のコスト踏み倒し《ボルシャック・ドギラゴン》からのカウンターに重きを置いた《爆流忍法 不死鳥の術》採用型の構築が多く見られるようになった。

十王篇期 [編集]

依然として除去を受け付けない高速デッキが多いため立場は厳しいが、【赤緑キリフダッシュ】を始めとして少しずつ並べながら刻むデッキタイプがそれなりに存在するため、《爆流忍法 不死鳥の術》などで封印を外しての禁断解放の刺さりが良くなり、若干救済された。《勝熱英雄 モモキング》も禁断解放による全体封印で何とかなるので、手札に抱えた《ボルシャック・ドギラゴン》の枚数次第といったところ。

2020年7月1日の殿堂レギュレーション改訂以降の群雄割拠となった環境では、このデッキの活躍も増えた。

DMRP-15期には黒赤緑構築において的に明らかなコスト踏み倒し前提の札となる《最終龍覇 グレンモルト》《姫様宣言プリンプリン》を採用した型のチャンピオンシップ優勝が報告された。同構築では《時空の神風ストーム・カイザー XX》も採用されており、《奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX》に覚醒させてそちらのアタックトリガーで疑似《勝利宣言 鬼丸「覇」》の実現を狙うのだと思われる。

DMBD-15期に《蒼き守護神 ドギラゴン閃》を獲得。これにより、DMRP-05期に流行した「ファイナル革命によって《龍仙ロマネスク》を早出しし、増えたマナで素出しプランを取る」という白赤緑型が再燃。ただし、構築は当時とはいくらか異なっており、《龍の極限 ドギラゴールデン》《武闘世代 カツキングJr.》などの展開能力を持たない革命チェンジ先はカットされており、代わりに《爆裂遺跡シシオー・カイザー》《最終龍覇 グレンモルト》などDMRP-05期当時存在しなかったカードが取り入れられている。

同じくDMBD-15期、同弾の新顔である《ボルシャック・サイバーエクス》、ビートダウンを後押しする《轟く革命 レッドギラゾーン》、展開補助の役割を担う《姫様宣言プリンプリン》を採用した青赤緑構築が確立された。一線級には及ばないが、これも1つの型の開拓の歴史となる。

その後、「入れ替える」に関する裁定変更によりいわゆる「閣ループ」によるドラゴンの大量展開が不可能となったためか、2020年12月18日に《超戦龍覇 モルト NEXT》《爆熱天守 バトライ閣》プレミアム殿堂超次元コンビが解除された。

王来篇期 [編集]

十王篇期と異なり除去を受け付けるデッキが多くなったが、それは【モルト NEXT】も同じであり、【5色コントロール】との対面ではG・ストライクで波状攻撃を止められ、返しに《聖魔連結王 ドルファディロム》の除去で致命傷を負うケースが増えた。フィニッシャーの1体である《轟く革命 レッドギラゾーン》も、《聖魔連結王 ドルファディロム》での殴り返しを受け付けるパワーラインなのが痛い。

DMRP-17《熱血 バトクロス-1》を獲得したが、《爆裂遺跡シシオー・カイザー》と選択になる程度であり、強化としてはささやかである。

その後、DMBD-16にて《ボルシャック・栄光・ルピア》《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》《ボルシャック・決闘・ドラゴン》を獲得し、大幅に強化された。これにより【赤緑ボルシャック】折衷型も確立された。公式動画でも「開発者が作った本気のモルネク!」というサムネで紹介するほどホットなデッキとなっている。

DMSD-19期開始前になると、《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》《ボルシャック・サイバーエクス》《斬龍電融 オロチリュウセイ》を採用した青赤緑型がチャンピオンシップ(リモートデュエマ)3位入賞を果たした。《斬龍電融 オロチリュウセイ》は場にいれば山札の上呪文でない限り手札消費なしでクリーチャーを召喚できるようになるため、疑似的な置きドローとも言える。山札の上を確認できるため、次に何を踏み倒せるか、《ボルシャック・ドギラゴン》は成功するか等が分かり、気に入らなければ《ボルシャック・栄光・ルピア》マナゾーンに逃がすことでよりその場その場に適したものに変更することができる。

DMRP-19では《禁断竜王 Vol-Val-8》を獲得。うまくいけば毎ターンエクストラターンを得ることができる。

DMBD-18期あたりになると、《極限龍神メタル》を繋ぎ役にした型が結果を残した。この頃になると4枚積み《地封龍 ギャイア》を早期に《爆熱王DX バトガイ銀河》から放り投げる型も見られるようになった。

その他 [編集]

  • ドラゴン・サーガで登場して以降、強化と弱体化を繰り返しているデッキであり、環境落ちしても使い続けるプレイヤーが多いこと、デュエル・マスターズの花であるドラゴンを主軸にしたデッキであることから、主人公デッキと呼ばれることもある。

参考 [編集]


[1] ただし出せるのは自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つドラゴンのみ