王来英雄(オーライヒーロー) モモキングRX(レックス) [編集]

王来英雄 モモキングRX KGM 火/自然文明[ジョーカーズ] (5)
クリーチャー:ヒーロー・ドラゴン/ジョーカーズ/レクスターズ 6000
スピードアタッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、手札を1枚捨て、カードを2枚引く。その後、このクリーチャーから進化できるコスト7以下のクリーチャーを1体、自分の手札からこのクリーチャーの上に置いてもよい。
シンカパワー:このクリーチャーが進化する時、このターン、このクリーチャーがバトルに勝つたびアンタップする。

デュエル・マスターズ20周年記念! やったぜ! キングマスター確定パック!!で先行登場し、DMRP-17で収録された/自然ヒーロー・ドラゴン/ジョーカーズ/レクスターズ

cip手札交換しながら進化することができ、そのままシンカパワー《無限掌》効果を得られる。
進化元の確保と進化先のコスト踏み倒し進化クリーチャーの強化を同時に行うことができる進化クリーチャーのサポートカード。
また上に重ねる対象は「進化クリーチャー」ではなく「このクリーチャーから進化できるクリーチャー」であるため、NEOクリーチャーを重ねる事もできる。また、進化Vなども《モモキングRX》を種にできるなら出せる。(出すには他の素材も用意する必要があるが)

手札からのコスト踏み倒しだが、自身のcip手札補充ができるため息切れしづらい。加えて、コスト踏み倒し先の確保もしやすくなる。

シンカパワーアタックトリガーやバトルに勝った時の能力を持つ進化先と相性がよく、能力を複数回誘発させることができる。

5コストであるため《メンデルスゾーン》を成功させれば最速3ターンで登場可能。色が同じかつ自身もドラゴンであるため併用は難しくないだろう。

進化関連の能力を抜きにしても、赤緑手札交換持ちスピードアタッカーW・ブレイカーコスト5のジョーカーズかつドラゴンとハイスペックであるため、無理に進化クリーチャーを沢山いれずとも活躍できる範囲は広い。

また、アタックトリガーアンタップキラーと組み合わせずとも、進化元にするだけで相手のチャンプブロックを無力化できる点はアタッカーとして非常に優秀。特に詰めの一手の期場面で大きな働きをしてくれるだろう。

手札交換強制なのは大きな注意点。手札が《モモキングRX》と進化先のクリーチャーの2枚の状態で《モモキングRX》を出すと、その進化先のクリーチャーは進化する前に捨てられてしまう。逆にメリットもあり、《モモキングRX》が出た時点で手札が1枚もない場合、ルール上1枚も捨てずに2枚ドローだけが行える。

DMRP-17オリジナル環境でチャンピオンシップ優勝したデッキについては、【赤緑ジョーカーズRX】を参照のこと。

環境において [編集]

当初は純正の【モモキングRX】系統での活躍が主体であったが、速度が微妙であったためそちらは良いデッキ止まりであり、このカードも高い潜在能力をまだ発揮し切れていなかった。

ところがDMEX-16期からこれを採用した【青赤緑ドギラゴン閃】が流行すると、一躍環境の主流カードとなった。

その後も【白赤緑ドギラゴン閃】(アドバンス)、【赤緑ドギラゴン閃】(オリジナル)、【白青赤緑ドギラゴン閃】など、赤緑系の【ドギラゴン閃】系列に必ずといって良い程の確率で投入されている。

しかしDMEX-17期あたりから《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》の登場によって無理に《アルカディアス・モモキング》を採用する必要がなくなり、【ドギラゴン閃】系列でも進化先を採用しないこのクリーチャー単採用の事例が目立つようになった。

《爆炎龍覇 モルトSAGA》が登場した辺りから、アドバンスではそちらでフィニッシュ力を担保できるという事で、【準赤単】系統ですら不採用がザラになった。3色以上のドラゴン基盤でも同様である。

2023年8月11日以降のオリジナルCSでは《ボルシャック・モモキングNEX》《ブランド <NEXT.Star>》【連ドラ】する系統が上位入賞の報告をたびたびされるようになった。

ただ、DM23-RP4期に【青赤マジック】が流行し、その対策としてコスト踏み倒しメタが流行すると、往時ほどの勢いはなくなった。

他のカード・デッキとの組み合わせ [編集]

+  一覧

…と長々書いてきたが、単純にこのクリーチャーから進化できるクリーチャーなら相性の悪いクリーチャーを探す方が難しい。それ程までにこのクリーチャーの登場は革命的だと言える。

その他 [編集]

  • DM22-RP1でのトレジャー版の再録ではイラストは真島ヒロが担当。真島氏が担当した「RAVE」のシュダや「FAIRY TAIL」のコブラなどで見られるようなデザインの赤髪の隻眼の男がモモキングRXの鎧を着ているという、元のクリーチャーのイメージを忠実に再現されたものになっている。DMRP-17発売前日に連載している「EDENS ZERO」のアニメ2期放送発表がありそれに連動したコラボだと思われる。

アニメ・漫画において [編集]

  • 漫画『キング』でも第16話で使用した。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 3つ目の能力について

Q.相手のクリーチャーが攻撃した時、自分は《革命の絆》の「革命0」の使用を宣言して、山札から《王来英雄 モモキングRX》をバトルゾーンに出して、《革命の絆》をその上に重ねました。《王来英雄 モモキングRX》の「出た時」の能力で、その《革命の絆》の上に《聖霊王アルカディアス》を置けますか?
A.はい、置けます。《王来英雄 モモキングRX》が出た時点で「出た時」の能力が待機状態となり、《革命の絆》を重ねた後でその能力を解決します。能力を解決する際、《王来英雄 モモキングRX》は既に《革命の絆》に進化しているので、《革命の絆》から進化できるコスト7以下のクリーチャーを上に置くことができます。
引用元(2021.10.22)

Q.バトルゾーンにクリーチャーが1体もない状況で《王来英雄 モモキングRX》をバトルゾーンに出しました。この「出た時」の能力で《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》を出すことはできますか?
A.いいえ、できません。《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》《王来英雄 モモキングRX》から進化できるクリーチャーですが、「進化GV」の条件である3体の進化元が用意できなければバトルゾーンに出せません。
引用元(2021.10.22)

  • 4つ目の能力について

Q.このターン《王来英雄 モモキングRX》《ボルシャック・ドギラゴン》に進化させ、相手に攻撃し、その際、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》の「革命チェンジ」の使用を宣言しました。《ボルシャック・ドギラゴン》の「攻撃する時」の能力で相手クリーチャーとバトルして勝ち、《王来英雄 モモキングRX》の「シンカパワー」によりアンタップした後で「革命チェンジ」を解決した場合、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》はアンタップ状態でバトルゾーンに出ますか?
A.はい、アンタップ状態でバトルゾーンに出ます。ただし、そのターン中に出た《蒼き守護神 ドギラゴン閃》は召喚酔いしているので、再度攻撃することはできません。
引用元(2021.10.22)