バトルゾーン [編集]
ゾーンの1つ。
クリーチャー、クロスギア、ウエポン、フォートレス、鼓動、フィールド、オーラ、儀、星雲が置かれる場所。
(2022/12/16現在、Artifactとタマシードは総合ルール403.1.から抜け落ちているが、問題なくバトルゾーンに出すことができる。また、封印として存在している裏向きのカードもバトルゾーンに存続できる。)
- カードタイプのうち、「城」と「呪文」の2種類は総合ルール403.1.にて名指しで置かれることはないと明記されている。
俗に「場」、「盤面」と呼ばれることもしばしばある。かつては「フィールド」と言われることもあったが、カードタイプにフィールドを持つカードが出てからは、混同を避けるためにほとんど言われなくなった。
自分のシールドゾーンと相手のシールドゾーンの間に位置し、クリーチャー、クロスギア、ドラグハート、オレガ・オーラ、その他バトルゾーンで機能するカードはここに出していく。
バトルゾーンに出したクリーチャーでしか攻撃は出来ないため、ゲーム中はこのゾーンをいかに整えていくかが重要。逆に、相手がカードを展開してきた場合は速やかに対処するのが望ましい。
手札やマナゾーンと並び、デュエルで最も重視されるゾーンの1つと言える。
ルール [編集]
- 他のゾーンとは違い、バトルゾーンはプレイヤーごとに分かれていない単一の領域である。例えば、カードのテキスト中には「自分のバトルゾーン」(あるいは「相手のバトルゾーン」)という表現はなく、「バトルゾーンにある自分のクリーチャー」などと表現されている。
- 現在のルールでは、複数のカードが単一のオブジェクトとしてバトルゾーンに出るよう指定された時、同じタイミングでバトルゾーンに出ることはない。
- 《ヘブンズ・ゲート》でブロッカーを2体出す時は、それぞれ別々のタイミングで出すことになるので、《知識の精霊ロードリエス》を2体出した場合は1体目で1枚、2体目で2枚の計3枚まで引けることになる。
- 《轟破天九十九語》などの効果によって、各プレイヤーがクリーチャーをバトルゾーンに出すことになった場合、ターン・プレイヤーから先に、好きな順番でクリーチャーを出し、それが終わったら非ターン・プレイヤーが好きな順番でクリーチャーを出す。
- 封印や墓地進化などで指定した進化元など、複数枚のカードを全て同時にバトルゾーンに出す場合もある。現状主に、カード単体での特性を持たない状態でバトルゾーンに置かれるカードに多い。
- 逆に複数のカードがバトルゾーンを離れる場合は、すべて同じタイミングで離れる。各プレイヤーのカードが離れる場合も、同じタイミングで離れる。
- あるステップを迎えることで誘発する誘発型能力は、そのカードがバトルゾーンにいた状態でなければ、そもそも誘発しない。
テキストの省略 [編集]
「バトルゾーン」というテキストは省略されることが多い。
ある能力がどのゾーンで有効なものかわからないときは、最初にバトルゾーンを考えると良い。ただし、S・トリガーなど他のゾーンで発動する能力は、そのゾーンが省略されることもあるので、混同に注意。
バトルゾーンで常在型能力を発揮できるクリーチャーは、聖拳編前は「このクリーチャーがバトルゾーンにある間」というテキストがあったが、聖拳編以降は省略されている。
旧テキスト
雷鳴の守護者ミスト・リエス UC(R) 光文明 (5) |
クリーチャー:ガーディアン 2000 |
このクリーチャーがバトルゾーンにある間、他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。 |
新テキスト
雷鳴の守護者ミスト・リエス UC(R) 光文明 (5) |
クリーチャー:ガーディアン 2000 |
他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。 |
革命編 [編集]
破壊以外のクリーチャー除去など、バトルゾーンにあるクリーチャーを選ぶ能力は「バトルゾーンにある」のテキストがあったが、革命編以降は抜けている。
旧テキスト
ナチュラル・トラップ R 自然文明 (6) |
呪文 |
S・トリガー |
バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。 |
新テキスト
ナチュラル・トラップ R 自然文明 (6) |
呪文 |
S・トリガー |
相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。 |
旧テキスト
新テキスト
その他 [編集]
- 初心者にありがちだが、共有のゾーンなので「自分(相手)のバトルゾーン」という言い方・表記は不適切。
バトルゾーンの和訳が「戦場」[1] であることを考えると、むしろ2つ以上存在していたら不自然だろう。デュエル・マスターズではコントローラーが変更されないので単に「自分(相手)のクリーチャー」と言えば十分で、実際に多くのテキストでそのように表記されている。
非クリーチャーにまとめて言及したい場合もエレメントという用語が登場しているので困ることはない。
- カードの中には、単一のエリアであることを理解していないとわかりづらい表現もある。
一例として、《アポカリプス・デイ》の旧テキストは「バトルゾーンにクリーチャーが6体以上あれば、それをすべて破壊する。」となっている。これはもちろん、自分と相手のクリーチャーを合わせて数え、自分も相手もクリーチャーを破壊しなければならない。
参考 [編集]