2回攻撃 [編集]

同一ターンに、1回目の攻撃中にアンタップすることで、もう一度2回攻撃できる能力、または効果のこと。
この項目では便宜上、条件を満たせば3回以上攻撃出来るものも合わせて解説する。

基本通り1ターン中に2回攻撃する運用の他、1回攻撃に留めてアンタップ状態を維持し、疑似的な自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする能力として扱うことで殴り返しを防ぐこともできる。

異なるテキストが何種類か存在する。大雑把に言えばどれも2回攻撃できるのは同じだが、細かい挙動が異なってくるので注意。

  • いずれも、プリン効果G・ストライクの効果をかけられると、再度攻撃できなくなってしまう。そのため、これらの効果は天敵といえる。

攻撃時に誘発して、その時にアンタップするタイプ [編集]

攻撃クリーチャー指定ステップの段階でアンタップするので、S・トリガーによるタップ系などの効果を受けてしまうと、再度アンタップできなくなる。
一方で、革命チェンジなどの能力と組み合わせて使う場合にアンタップ状態でチェンジ先を踏み倒せるという点は、このタイプとタップ誘発でアンタップするタイプにしかない利点。

このタイプの能力を持つカード [編集]

タップ誘発でアンタップするタイプ [編集]

そのターン中、はじめてタップした時にアンタップする。俗に紫電効果とも呼ばれる。

アタックトリガーでアンタップするタイプと同様に、革命チェンジなどの能力と組み合わせて使う場合にアンタップ状態でチェンジ先を踏み倒せる。
他には、ブロッカーを持っていれば、ブロック宣言後のバトル前にアンタップされるので、バトルに勝てば2回目のブロックができる点が他の2回攻撃効果と違うところ。
また、そのターン中まだタップしていなければ、攻撃する時以外に相手のスパーク呪文などでタップされてしまった時にもアンタップできる点も他の2回攻撃効果と異なる。

このタイプの能力を持つカード [編集]

遅延誘発型能力タイプ [編集]

攻撃時に誘発して、攻撃の後アンタップする遅延誘発型能力

誘発攻撃クリーチャー指定ステップ時だが、アンタップするのは攻撃の終わりのため、タップ系の効果に強い。
また、攻撃時に誘発さえしていれば、攻撃の後侵略などで別のクリーチャーになっていてもアンタップできる。

このタイプの能力を持つカード [編集]

攻撃の終わりに誘発して、アンタップするタイプ [編集]

こちらもタップ系の効果に強い。他にも、攻撃の終わりに誘発するので、攻撃中に侵略したり、入れ替えによって攻撃の引き継ぎをしたクリーチャーがこの能力を持っていた場合、アンタップできる。一方で、この能力を解決しないまま侵略入れ替えを行うと効果が使えないため、侵略元には向かない。
これを付与する効果を攻撃中に発動するとすぐさまアンタップが可能。これを《芸魔王将 カクメイジン》2体で何度も使い続け擬似的な無限攻撃を可能とする【青赤マジック】は環境でも活躍し、《瞬閃と疾駆と双撃の決断》殿堂入りにまで至っている。

このタイプの能力を持つカード [編集]

攻撃の終わりに誘発した別の能力に反応してアンタップするタイプ [編集]

何らかの条件で自身をアンタップさせる能力を有し、その誘発条件が攻撃時に満たされる事で擬似的な2回攻撃を可能としているタイプ。攻撃がアンタップを直接誘発させているわけではないため、上のパターンとは少々毛色が異なる。条件によっては、自身の攻撃以外でもアンタップさせる条件を満たせることがあるのが利点。
自身が離れることを条件に進化元をアンタップさせる能力を持つ火のスター進化クリーチャーに、このタイプが多く存在する。

このタイプの能力を持つカード [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.《紫電の炎霊》の上に《神ナル機カイ「亜堕無」》を進化して、そのターン中に攻撃しました。攻撃の終わりに《神ナル機カイ「亜堕無」》だけを手札に戻し、別のアンタップしているタマシードの上に置いたのですが、その攻撃の後、残った《紫電の炎霊》を「シンカパワー」でアンタップできますか?
A.はい、できます。攻撃の後、効果を解決する時点でタマシードになっていたとしても、「シンカパワー」の効果でアンタップできます。
なお、これによりアンタップした《紫電の炎霊》は、タマシードになったとしても1度攻撃したという情報を持ちますので、同じターン中に再度別のクリーチャーに進化したとしても、攻撃の後にアンタップすることはできません。
引用元(2022.6.24)