【青黒闇王ゼーロ】 [編集]
《闇王ゼーロ》を早い段階で唱え、闇のファッティを出してフィニッシュするデッキ。大抵は闇の低コストクリーチャーを軸に準黒単で組まれる。発祥は《闇王ゼーロ》の登場したDMEX-15期。 自然のカードを加えた派生型もある。>【青黒緑ゼーロベン】 主要カード [編集]
候補ファッティ [編集]このデッキを組む際は以下のようなファッティを合計8枚以上積むことを推奨する。
その他候補 [編集]候補GR [編集]
基本的に《手札の儀》発動時1回限りの使用だが、闇文明で固めておくと2発目以降の《闇王ゼーロ》発動も視野に入る。 候補超次元 [編集]【ガシャ闇王ループ】 [編集]ループパーツ [編集]
ループの手順 [編集]バトルゾーンに《凶鬼03号 ガシャゴズラ》《鬼人形ブソウ》《悪臭怪人ゴキーン》、手札に《凶鬼37号 グルル》3枚と《闇王ゼーロ》、墓地に《グルル》と《腐敗麗姫ベラ》、《一なる部隊 イワシン》(《イワシン》A)、他クリーチャーが6体必要。
このループで《ベラ》のcipを無限に使い、ライブラリアウトにより勝利する。
このデッキの回し方 [編集]2ターン目に《戦略のD・H アツト》系を出し、《ビックリーノ》や《暗黒鎧 ザロスト》、《罪無 ターボ兆》を墓地に仕込む。次のターンにそれらをリアニメイトすると後は闇のクリーチャーを1体追加すれば《闇王ゼーロ》を撃てるので、大量に増やした墓地から状況に応じたフィニッシャーを呼びゲームエンドまで持っていく。 特に最優先で狙いたいのは《知識の破壊者デストルツィオーネ》もしくは《大樹王 ギガンディダノス》。相手の手札を全て消し飛ばせるためそのターン中での零龍卍誕が確定し、相手の手札とバトルゾーンが同時に壊滅する。特に後者は攻撃制限でデッキトップによる解決も許さず、さらにワールド・ブレイカーであるため耐性持ちの《零龍》をダイレクトアタック要員に回す事ができる。 《∞龍 ゲンムエンペラー》を蘇生する場合は《墓地の儀》を残して他の零龍の儀を達成すると良い。《手札の儀》のGR召喚で《ゼーロ》2発目や更なるムゲンクライムを狙いつつ、《復活の儀》と《破壊の儀》で次ターンに使用するリソースを確保できる。不慮の事故で《ゲンムエンペラー》を除去されてもチャンプブロック等からの《墓地の儀》達成で零龍卍誕によるカウンターが決まる。 《闇王ゼーロ》で《破壊の儀》を達成すると回収効果で自分の手札が1枚残るため、余ったマナですぐに使える《ターボ兆》、《オブザ08号》、《ウラギリダムス》を回収すれば自分の手札を使いきって《手札の儀》を達成する事も可能。(その場合《ゼーロ》で出す対象は《∞龍 ゲンムエンペラー》以外なら何でも良い。零龍卍誕しない場合は《ゲンムエンペラー》でも問題ない。) 《闇王ゼーロ》が引けない、または撃てない場合でも慌てず《∞龍 ゲンムエンペラー》のムゲンクライムを狙おう。 長所 [編集]このデッキでは《ゼーロ》を使う流れで《破壊の儀》《墓地の儀》《復活の儀》を、ハンデス系を踏み倒すか《ターボ兆》、《オブザ08号》、《ウラギリダムス》を回収して出すことで《手札の儀》を達成できるため、容易に零龍卍誕できる。相手も《滅亡の起源 零無》を使っているのであれば、《ゲンムエンペラー》を出して相手の零龍卍誕を封じる事が可能。 《ゼーロ》によって一気に墓地を肥やすため墓地メタに乱されにくいのも利点。 また先述の通り《闇王ゼーロ》が引けない、もしくは撃てない場合でも《∞龍 ゲンムエンペラー》のムゲンクライムが狙えるので制圧力がかなり高い。5コスト以下のカードが重要パーツの大半を占める【ゼロ・ルピアループ】や【鬼羅.Star】、【青黒白ナーガ.Star】等はこれだけで詰みに追い込む事も可能。
また、数多くのプレイヤーがこのデッキの結論構築を模索しているが、いまだテンプレ構築が定まっておらず、構築自由度が高いのも魅力である。 アドバンスではGRのおかげで、変にフィニッシャーに拘らなくとも大量展開しつつハンデスと墓地利用メタを撒けば大体勝てるのが強み。 4ターン目に《戦略のD・H アツト》互換→《罪無 ターボ兆》のムゲンクライム2連打で、ドラゴン基盤のデッキに対して《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》のマッハファイターを受け付けるタイミングを与えずに《闇王ゼーロ》を唱えられる。後手であれば手札が足りるので実現可能。 弱点 [編集]水文明のカードがほぼ多色のみであるため、1ターン目に水文明を含むカードをマナゾーンに置けないと大きくテンポロスする。水単色の候補には《一なる部隊 イワシン》や《終末の時計 ザ・クロック》等があるが、《闇王ゼーロ》は闇を含むカードしか代替コストの対象に指定できないため、いざ撃ちたい時に障害となる危険性もある。
《闇王ゼーロ》をコスト踏み倒しするには最低でも手札が4枚ないといけないのでハンデスは苦手。マッドネスや闇のカードならなんでもサルベージする《堕魔 ヴォガイガ》などを忍ばせておくのも手か。墓地から勝手に戻ってくる《凶鬼37号 グルル》も多めに積みたい所。 S・トリガー等の受け札を積みにくいので【ドギラゴン閃】や【我我我ブランド】等の速攻は非常にキツい。各種ブロッカーや《撃髄医 スパイナー》、上述の《唸る鉄腕 ギリガザミ》等を適宜積んで対策する必要がある。 【速攻】の中でも3ターンキルの再現性が非常に高い【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】は圧倒的不利。 コスト踏み倒しメタにもそこそこ弱い。特に《とこしえの超人》が居ると核である《闇王ゼーロ》が機能停止するため、《罪無 メリゴ垓》等で確実に潰しておこう。 アドバンスの場合《龍月 ドラグ・スザーク/龍・獄・殺》への依存度がそこそこ高く、GR召喚メタが刺さる。 【青黒ゲンムエンペラー】でも語られている通り《∞龍 ゲンムエンペラー》と《零龍》は絶対に共存不可能。どちらを出すかは戦況や相手を見極めてよく考えよう。同時に出せないだけなので、《∞龍 ゲンムエンペラー》をどかせる手段を用意しておくと良い。
《闇王ゼーロ》はこのデッキのコンセプトではあるものの、少しの妨害で簡単に封殺されてしまう。《ゼーロ》を唱えることだけに固執せず、《ゼーロ》以外の零龍卍誕のプランも常に考慮に入れよう。 環境において [編集]DMBD-21・DMBD-22期に大幅強化を受け、【青黒零龍】という名前で通る型が流行。最初は《零龍》をリソース要員として使いつつ《闇参謀グラン・ギニョール》などの良質なムゲンクライムを使って《龍月 ドラグ・スザーク》を《闇王ゼーロ》によって早期着地させる型が主流であったが、研究が進むにつれて《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》で《闇王ゼーロ》を増幅させたり《聖魔連結王 ドルファディロム》で盤面に一気に干渉しつつ呪文ロックで詰めたりする型も見られるようになった。 流行開始当時、【モルトNEXT】が平均4ターンか5ターン程度、【ガイアッシュ覇道】が平均5ターンか6ターン程度をフィニッシュに要するのに対し、このデッキは平均3ターンから4ターンで轢き殺しに掛かれたのが強みであった。一方、このデッキの流行から程無くして環境に進出した【緑単オービーメイカー】に標準搭載される《とこしえの超人》が環境における極めて大きな調整役となっていた。 『DMGP2022』Day1(アドバンス)で《知識の破壊者デストルツィオーネ》呼び出し型がベスト8を記録。 アドバンスの《知識の破壊者デストルツィオーネ》型の場合、《知識の破壊者デストルツィオーネ》で遅延してから《龍月 ドラグ・スザーク》で大量展開してカウンターを封じを使わずただ過剰打点で雑にワンショットするケースも少なくない。 DM22-EX1期のオリジナルのチャンピオンシップでは、《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》で攻めながら展開するプランや、《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》で展開してから《サイバー・J・イレブン》で詰めるプランを取り入れた型が4位入賞した。 その後も公認大会で入賞が続くアーキタイプであったが、0マナで場に出せた《暗黒鎧 ザロスト》が2023年3月に殿堂入り。コンボの速度が大きく損なわれ、環境から姿を消した。 DM23-EX2発売初週のアドバンスでは、《超神星DOOM・ドラゲリオン》を盤面補強要員に投入した型が4位入賞(ただし48人規模のチャンピオンシップ)。 発売2週目のアドバンスでは《超神星DOOM・ドラゲリオン》で《魔光神官ルドルフ・アルカディア》→《白騎士の聖霊王 ℵHEAVEN》とつなげ、安全なフィニッシュに向かう型が準優勝。《超神星DOOM・ドラゲリオン》の下に大量に墓地のカードを置く動きが、《白騎士の聖霊王 ℵHEAVEN》による自軍シールド化と噛み合っている。同週、《闇王ゼーロ》での呼び出し用カードが《龍月 ドラグ・スザーク》と《深淵の襲傘 アンブレラ=イザベラ》ぐらいと明確なフィニッシャーがおらず、基盤の強さを押し付けるだけの型が72人規模のアドバンスで4位入賞。 DM24-RP3でアドバンス用のパーツとして《幽幻人形キヨ&ヨン&シー》を獲得。 参考 [編集]タグ:
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