山札圧縮 [編集]
山札から一部のカードを手札やマナゾーンなどに送ることで山札の枚数を減らすこと。
多くの場合、山札圧縮ができるカードはドローソースやサーチ、リクルートカードでもある。
一般的にあらかじめ必要なカード(殿堂入りカードやコンボパーツ等)が決まっている場合は、同型再販や相互互換を利用して投入数を水増ししたり、《クリスタル・メモリー》などで直接サーチした方が手っ取り早い。
これに対し、山札圧縮は山札から不要なカードを抜き取る戦略であり、毎ターンのドローの質を上げたり、山札を利用した能力の確実性を向上させるなどの効果が得られる。
例えば《ガード・グリップ》は使用する事で山札のカード1枚と交換できるので、投入した枚数だけデッキ枚数が減っているのとほぼ同義になる。その分キーカードを引き込む確率も上昇する。
また、《ダンディ・ナスオ》や《伊達人形ナスロスチャ》、《神秘の宝箱》などで山札から腐りそうなカード(ゲーム終盤での《フェアリー・ライフ》など)をピンポイントで墓地やマナゾーンに送ることで、手札事故や山札の上を参照する能力の失敗(いわゆる濁る)が起きる確率を減らすことができる。
《相撲 Dr.ウンリュウ》や革命0トリガーなど、山札の上を参照するカードは当たれば強力なものが多いため、山札圧縮を利用してそのヒット率を上げておきたい。
- 山札を直接利用するわけではないが、コンボパーツの多くなりがちなコンボである場合は、サーチより山札圧縮を利用した方がコストが少なく済み揃えやすいという場合もある。
- 逆に山札の枚数を増やすことは「山札回復」または「山札圧迫」などと呼ばれる。一般的に前者は良い意味で、後者は悪い意味で使われることが多い。
参考 [編集]