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星空に浮かぶニンギョ UC 闇文明 (2) |
クリーチャー:マフィ・ギャング/レクスターズ 1000 |
G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない) |
スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する。) |
相手のターン中、相手が自身の手札以外から自身のマナゾーンにカードを置く時、かわりに墓地に置く。 |
DMRP-22で登場した闇のマフィ・ギャング/レクスターズ。
G・ストライク、スレイヤーと、相手の手札以外からのマナブーストを置換効果で墓地送りにする能力を持つ。
《グングン☆マグネットマン》と違って効果発動機会が限定されたものの、コストが1軽く、自分に対するデメリットが全く無くなったのが強み。
一方でランデスではないので、《ニンギョ》を何体並べても相手のマナの枚数に変化はない。
先攻で出すことが出来なければ序盤から相手の《フェアリー・Re:ライフ》などの初動マナブーストに間に合わないのはネック。登場からしばらくは5枚目以降が存在していなかったため、先攻を取ってもこのカードが捲れる確率はだいたい半分もいかない。これはDM23-EX3で同じ方向性でメタを発揮できる《禁術のカルマ カレイル/フォビッド・水晶チャージャー》が登場したので解消された。
マナブーストメタが機能しなくてもG・ストライク、スレイヤーを持っているだけでも、攻撃面防御面共に2コストとして最低限の役割は期待できる。
マナブーストを行わない速攻デッキにも役割が持てる。
ただし、パワーは1000しかないので低コストの火力除去で焼かれやすいという点には気を付けたい。
【ピラッキランデス】に入れれば《リアリティ・ヴォイド》と合わせて抜け道の無いマナロックを仕掛けることも夢ではない。
再録前のテキストの裁定 |
登場早々【青黒緑ゲンムエンペラー】におけるメタカード兼ムゲンクライム元として活躍。また、【青黒緑デッドダムド】での実績もある。
『超CSIV 宮城』で(オリジナル)ベスト8入賞した【赤黒バクロ法師】に《影速 ザ・トリッパー》と共に4枚積みされていた。
【神羅ケンジ・キングダム】におけるメタカードとしても需要がある。
【青黒赤緑邪王門】にも《百鬼の邪王門》で呼び出せば確定除去として使えることから採用される場合がある。ただし、G・ストライクと自ターンシールド回収の戦略が全く噛み合わず、G・ストライクによる防御札としての役割は期待できないので注意。
DM22-RP2発売1週間前には【赤黒ドルマゲドン】での入賞実績が報告された。自軍の《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》による攻撃制限をモロに受けるにも拘らず採用される辺り、メタカードとしての強力さが窺い知れよう。
2023年2月頃になると、【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】、【青黒緑ゲンムエンペラー】、【神羅ケンジ・キングダム】など、闇のメタクリーチャーと相性の良いデッキ全般で見掛けられるようになった。マナブーストが必要なデッキにおいて敢えてマナブーストをしないというプランがそもそもほぼ成り立たず、場に残った時の刺さりが大きいのが高い需要を誇る要因であろう。マナブーストが生命線となるドラゴン基盤デッキに大きく刺さるのもある。より大きいのは【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】ミラーマッチ対策としての側面だろう。ミラーマッチでは目ぼしいメタクリーチャーの中でこのクリーチャーのようなマナブーストメタが一番刺さるためである。
《異端流し オニカマス》と同時採用すると《ボルシャック・ドギラゴン》型の【モルトNEXT】には非常に有利に立ち回れる。
アビス・レボリューション環境でも【絶望神サガループ】対策のコスト踏み倒しメタが激増し、ある程度コスト踏み倒し戦術に依存しないリソース基盤が環境のデッキの多くに求められたことから、それらに刺さるということで需要が増した。
DM23-EX2期時点ではアドバンスの【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】におけるドラゴン基盤対策が主な仕事。
ただDM23-EX3期になると、アドバンス・オリジナルを問わず【青赤マジック】対策の軽量級除去を搭載するデッキがそれなりに存在しており、マナブーストを必要としないデッキも一定数見かけられるため、往時ほどの採用率ではなくなった。
DM24-BD1・DM24-BD2期時点ではアドバンス・オリジナルを問わず採用率はほぼ皆無。マナブーストに依存するデッキが環境にあまりない上に、殆どのデッキが【青赤マジック】や【白黒赤ファイアー・バード】、【白赤緑ドリームメイト】/【白緑ドリームメイト】などの起点となるウィニーが肝要なデッキへの対策となる軽量級除去を完備しており、その巻き添えを受けてしまうため。着地置換効果方式のコスト踏み倒しメタが環境に少なく、コスト踏み倒しメタに依存しないように何が何でもマナブーストしなければならない状況ではないのもある。
DMRP-22のコスト2メタクリーチャーサイクル。G・ストライクと各文明固有の能力を併せ持つ。
公式アカウントのツイートにて一斉に紹介された。
Q.自分のターン中、相手の《星空に浮かぶニンギョ》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《ナチュラル・トラップ》を唱え、相手の《星空に浮かぶニンギョ》をマナゾーンに置こうとしました。この時、《星空に浮かぶニンギョ》の置換効果は適用されますか?
A.はい、適用されます。この時、《星空に浮かぶニンギョ》はバトルゾーンから墓地に移動するので、破壊されたことになります。
引用元(2022.6.24)
Q.自分のターン中、相手の《星空に浮かぶニンギョ》がバトルゾーンにいる状況で、相手が《ザ・ストロング・モモパワー》を「S・トリガー」で唱えて、自分のクリーチャーをマナゾーンに置く際、置換効果は適用されますか?
A.はい、適用されます。《ザ・ストロング・モモパワー》のように、「自身のクリーチャー(カード)をマナゾーンに置く」とある相手の効果によってカードをマナゾーンに置く場合、カードをマナゾーンに移動させるのは自分です。
この時、そのクリーチャーはバトルゾーンから墓地に置かれるので、破壊されたことになります。
引用元(2022.6.24)
Q.自分のターン中、相手の《星空に浮かぶニンギョ》がバトルゾーンにいる状況で、自分が《リーフストーム・トラップ》を唱えて、自分と相手のクリーチャーをマナゾーンに置く際、置換効果は適用されますか?
A.はい、適用されます。《リーフストーム・トラップ》のように、「自分のクリーチャー(カード)をマナゾーンに置く」「相手のクリーチャー(カード)をマナゾーンに置く」とある効果によってカードをマナゾーンに置く場合、カードをマナゾーンに移動させるのは自分です。
この時、それらのクリーチャーはバトルゾーンから墓地に置かれるので、破壊されたことになります。
引用元(2022.6.24)
Q.相手の《星空に浮かぶニンギョ》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《ボルシャック・栄光・ルピア》を出しました。「出た時」の能力で山札の上からマナゾーンに置こうとしたカードは《星空に浮かぶニンギョ》の置換効果で墓地に置かれますが、それがドラゴンだった場合、さらにもう1枚山札の上からマナゾーンに置こうとする必要がありますか?
類似例:《カレイコの黒像》《爆龍覇 グレンリベット/「爆流秘術、暴龍の大地!」》
A.はい、マナゾーンに置こうとしたカードがかわりに墓地に置かれた場合でも、それがドラゴンであれば追加でもう1枚置く効果を処理します。
《星空に浮かぶニンギョ》の置換効果により、追加でマナゾーンに置こうとしたカードもかわりに墓地に置かれます。
引用元(2022.11.11)
類似裁定(2023.4.21)
Q.自分のターン中、相手の《星空に浮かぶニンギョ》がバトルゾーンにいる状況で、自分は「チャージャー」を持つ呪文を唱えました。唱えた後マナゾーンに置きますか?
参照:《ボーンおどり・チャージャー》
A.はい、マナゾーンに置きます。チャージャーは唱えた後、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く置換効果です。置換効果は連鎖しないので、相手の《星空に浮かぶニンギョ》の「相手のターン中、相手が自身の手札以外からマナゾーンにカードを置く時、かわりに墓地に置く」の置換効果は適用できません。
(総合ルール 101.5) 引用元(2023.4.10)
類似裁定(2023.10.11)
Q.相手の《星空に浮かぶニンギョ》がバトルゾーンにいる状況です。
自分が《ドンドン火噴くナウ》を唱えて、見ている3枚のうち1枚をマナゾーンにカードを置く際、かわりに墓地に置きました。
その後、1枚を手札に加え、残りの1枚を墓地に置きました。
見ている3枚のうち2枚を墓地に置いたのですが、自分は相手のクリーチャーを2体破壊しますか?
A.いいえ、その場合でも、破壊できるのは最後に墓地に置いたカード以下のコストを持つクリーチャー1体だけです。
引用元(2023.10.20)