13番目の計画(インビンシブル・サーティーン) [編集]

13番目の計画 R 水文明 (マナコストなし)
ルール・プラス
自分は、デッキの枚数を5枚増やしてゲームを開始する。
裏面⇒《サファイア・ミスティ》

DMEX-18で登場したルール・プラス

ゲーム開始時に超次元ゾーンに入れておくことでデッキの枚数が5枚増える。複数枚入れればその分能力が重複し、超次元ゾーンに4枚入れれば20枚デッキの枚数が増える。

単に入れたいカードを詰め込むためだけにこのカードで山札を増やす場合はジャンクデッキの原因になるので避けるべきだろう。4枚積みしたカードを引きにくくなり、デッキの回りが悪くなる。メインデッキの枚数が増える上に超次元ゾーンスペースも圧迫し、基本的には大きなデメリットとなる。

一方、明確な目的を持って山札の上限を増やすことで、デッキ構築の自由度が高まる可能性も秘めている。
アドバンスではこのカードを採用したデッキが度々入賞しており、今後のデッキビルディングでは考慮すべきカードと言える。

ルール [編集]

  • デッキ枚数増加効果は強制で5枚増加固定。0〜4枚増やすことはできない。
  • トラブル防止のため、ゲーム開始時に超次元ゾーンに置いてあるこのカードは相手の見えやすい位置に置いておくべきである。

運用方法について [編集]

  • 墓地肥やしでどんどん山札を削る【墓地ソース】系統のデッキでは、肥やし過ぎによるライブラリアウトの回避のために役立つ。溜めた墓地を無に帰してしまう山札回復はまず採用されないため、山札の総枚数を増やすしかない。
    • それ以外にも山札を大量に削るデッキもあるにはあるが、墓地が空になっても支障がない場合山札回復も選択肢に挙がってくる。山札回復と併用してより確実にライブラリアウトを遠ざけるという使い方はありうる。

環境において [編集]

DMEX-18初期には【JO退化】【白青赤緑ドラグナー】【白青黒超次元】などに採用され、CS優勝などの成績を残した。

【5色コントロール】【5色ディスペクター】でも《フェアリー・ミラクル》などによる山札の削り過ぎを緩和するために度々採用された。《月光電人オボロカゲロウ》《天災 デドダム》など、複数枚のカードを引き集めるようなカードも5色デッキと相性が良かった。

DMGP2022』Day1(アドバンス)ではこれをフル投入した【60枚コントロール】なるデッキがベスト8入賞を果たした。

DM23-EX3期頃から【シールドプリズン】でも結果を出した。

王道篇環境では【青緑ジャイアント】での採用が目立つようになった。

【マーシャルデリート】の現役時代は、多くのアドバンスのデッキに対策として取り敢えずの形で採用されるケースが目立っていた。

他にも《禁断 ~封印されしX~》を採用するあらゆるデッキでライブラリアウトや封印落ちのリスクの軽減のために使われる。

その他 [編集]

  • カードに一切の文明の情報が載っていないため無色と思われていたが、公式サイトによれば文明である。
    • カード番号の前後のカードはどちらもであるため、そこから推測ができなくはないかもしれない。
    • DM23-EX2版はカードタイプが書かれた部分の背景色が水文明のものになったため実カードでも判別可能になった。
  • ゲーム外の弱点としては、「デッキ枚数が増えるのでスリーブの用意が大変」というものがある。(公式スリーブは40枚+予備2枚のセットが多いため足りない)
  • デッキ枚数が増えることから構築費も上がり、デッキ構築のハードルが高くなってしまう。アドバンスオリジナルが分離したことで実現したカードとも言える。

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.超次元ゾーンに《13番目の計画》4枚を入れた場合、自分の山札は60枚で対戦を開始しますか?
A.はい、《13番目の計画》1枚につきデッキの枚数を5枚増やします。
引用元(2022.02.18)

以下のQ&Aはルール・プラスを非エレメントとするルール改定により削除された。
Q.《超次元パンドラ・ホール》を唱えて、《13番目の計画》をバトルゾーンに出せますか?
A.はい、《13番目の計画》はコスト0のカードとして扱いますので、出せます。
ただし、単独でバトルゾーンに存在できないため、墓地に置いてから超次元ゾーンに戻ります。

+  総合ルール 314.4.

引用元(2022.10.28)