頂上混成(ちょうじょうこんせい) ガリュディアス・モモミーズ'22(トゥエンティツー) [編集]

頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22 SR 光/水/火文明[ジョーカーズ] (99)
クリーチャー:ディスペクター/ジョーカーズ・ドラゴン/ドルスザク 99000
自分の墓地にクリーチャーではないカードが4枚以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを90少なくする。
EXライフ
スピードアタッカー
T・ブレイカー
相手は光ではない呪文を唱えられない。
自分のターンの終わりに、クリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。

DM23-EX2で登場した//ディスペクター/ジョーカーズ・ドラゴン/ドルスザク

盛りだくさんな能力を持つ超大型ディスペクター

コスト99だが墓地に非クリーチャーのカードが4枚あればコスト9で召喚できる。以外の呪文をロックする常在型能力と自分のターンの終わりに手札からクリーチャーを踏み倒しできる能力を持つ。
本体スペックもパワー99000でT・ブレイカースピードアタッカーディスペクターゆえにEXライフ持ちと優秀。

コスト軽減能力を持つが、その条件は実はかなりシビア。たった4枚だけとはいえ、非クリーチャー(クリーチャー面のあるツインパクトもNG)をそれだけの数墓地肥やしするのは、実際はデッキの運用にてなかなかハード。
ツインパクトではない軽量級呪文を律義に4枚唱えればコスト軽減の条件自体は簡単に達成できるが、それでも9マナとなかなか重い。それまで溜まる前に墓地リセットを当てられる可能性が高いだろう。そうでなくても、ツインパクトでない呪文を多数入れて、9マナ溜まるまで戦い続けられるデッキを構築するのは骨が折れる。一応、《流星のガイアッシュ・カイザー》コスト軽減を利用できるので、マナコストを払って召喚したいならば検討するといい。
以上をまとめると、他のカードによるコスト踏み倒しで出すのが現実的とされる。

さらに、自身のクリーチャーを踏み倒す能力もコスト軽減条件と相性が悪い。踏み倒し先のクリーチャーと、このクリーチャーをコスト軽減するための非クリーチャーの両方を確保する必要がある。ここまで来ると、豪快過ぎてオーバーキルと言っても過言ではない。

それに比べてコスト踏み倒しで出すのは、種族に恵まれていることもあって比較的容易。
ドラゴンを持つため、【連ドラ】では踏み倒し手段は豊富。《ボルシャック・モモキングNEX》《ブランド <NEXT.Star>》《ボルシャック・ドリーム・ドラゴン》《爆銀王剣 バトガイ刃斗》などよりどりみどり。
ドルスザクも持つため《卍夜の降凰祭》《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》踏み倒しもできる。ジョーカーズでなら、《ドンドド・ドラ息子》で手札のこのカードをJ・O・E持ちにして《ビギニング・ザ・メラビート》《メラビート・ザ・ジョニー》で手札から出すという方法が採れる。運次第だが《キング・ザ・スロットン7》cipでも可能。

EXライフ踏み倒しメタを貫通しやすいのもありがたい点。

無論、クリーチャーであれば何でも良い《ミステリー・キューブ》のようなガチャや、文明さえば合えば下敷きにできる退化ギミックでもこのクリーチャーなら十分リターンとなる。

特に《卍夜の降凰祭》の速度は凶悪。初手に《堕魔 ザンバリー》2枚があれば、適当な魔導具2枚を捨てることで最速先攻2ターン目に唱えられる。ただし、手札枚数の都合上、《卍夜の降凰祭》か2枚目の《堕魔 ザンバリー》、2枚目のディスカードコストのいずれか足りないもの[1]を1枚を2ターン目に素引きしなければならず、あくまで理論上可能であるにとどまる。
山札をすべて見ているのでEXライフは処理されないものの、それを補って余りある成果を期待できる。

ターンの終わりにクリーチャーを踏み倒す能力は、コスト99に相応しくコストも文明非進化も指定がない。召喚扱いにこそならないものの、どんな大型クリーチャーでも踏み倒し放題で、2枚目以降の《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》が手札にあっても腐らせることなく吐き出せる。
ただし、《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》そのものが自分のターン終了ステップに登場していたらタイミングが過ぎて踏み倒せないので注意。《卍 新世壊 卍》からの《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》から出していたり、同名カードを複数並べたい場合に該当する。

オマケのようにEXライフスピードアタッカー呪文ロックまで持っている。ロック《アルカディアス・モモキング》と同様に自分には影響が及ばないのもポイント。クリーチャーコスト踏み倒しに目が向くが、呪文ロックEXライフによる耐性を活かしてT・ブレイカーで殴り込んでもいい。
ちなみにパワー24000以上だがワールド・ブレイカーではない。後述のように《禁時混成王 ドキンダンテXXII》を意識したのだろうか。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

環境において [編集]

DM23-EX2発売日から【青魔導具】に採用された。同日、青赤緑ドラゴン基盤で《MAX-Gジョラゴン》を入れた【Gジョラゴンモモミーズ】なるデッキCS(オリジナル)4位入賞した。

登場2日目にはこのカードを4枚積みした【白青赤退化】がCS優勝を果たした。

同日、通常の型の【青緑Gジョラゴン】【青黒赤テスタ・ロッサ】【ミステリー・キューブ】フィニッシャーとしても結果を残した。
1枚積みした【白単サバキZ】(正確には【白零サッヴァーク】の新型)もCS優勝した。

発売2週目には【緑単Gジョラゴン】【青赤緑モルトNEXT】で結果を出している。【モルトNEXT】においては、《超戦龍覇 モルトNEXT》で《爆銀王剣 バトガイ刃斗》を呼び出し、《爆熱王DX バトガイ銀河》に龍解させたが、このままでは打点が足りずワンショット出来ない、という場面で《爆熱王DX バトガイ銀河》から呼び出せばワンショットに必要な打点が揃うため役立つ。

2023年10月から11月にかけては、ドラゴン基盤で中盤以降の繋ぎと10コスト以上のグッドスタッフに寄せた【青赤緑ドラゴン】なるデッキが活躍しているが、DM23-BD2DM23-BD3発売直後にはこれをフィニッシャーの1体とした【白青赤緑ドラゴン】なる派生形が結果を出している。

全国大会2023』優勝の【青魔導具】にもフィニッシャーとして1枚積みされていた。予選のアドバンスでも【卍夜】で使用するプレイヤーが5人いた。

地雷デッキとしては【ミステリー・キューブ】の当たり枠としても利用される。《幻想と伝承の決断》でこれ+αが捲れれば次のターンにはリーサルを組める。

その他 [編集]

20'22年10月に開催されたDMGP2022Day2の決勝戦にて対戦した【光火ライオネル.Star】【水魔導具】の主要カードである《アルカディアス・モモキング》《月下卍壊 リュミーズ 卍》を合成した『混成』ディスペクター。

+  合成元との関係

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 1つ目の能力について

Q.自分の墓地にツインパクトカードが4枚ある状況です。
《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》の召喚するコストは90少なくなりますか?
A.いいえ、少なくなりません。ツインパクトカードはクリーチャーでもあるため、クリーチャーではないカードとして数えられません。
引用元(2023.10.20)

  • 6つ目の能力について

Q.自分は《卍 新世壊 卍》の「無月の門99」で《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》を唱え、その効果で《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》を召喚して出しました。
続けて、この《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》の「自分のターンの終わりに」の能力で手札からクリーチャーを出せますか?
A.いいえ、出せません。「ターンの終わりに」の能力は、ターン終了ステップの最初に1度だけトリガーします。「無月の門99」のような、ターンの終わりにトリガーした能力の解決中に新たに出たカードの「ターンの終わりに」の能力は、そのターンはトリガーしておらず、解決もできません。
引用元(2023.10.20)


[1] 《堕魔 ザンバリー》2枚、ディスカードコスト2枚、《卍夜の降凰祭》1枚の、合計5枚が仮に初手で揃っていてもどれか1枚は1ターン目のマナチャージで切らなければならないため