超竜(ちょうりゅう)バジュラズテラ》 [編集]

超竜バジュラズテラ P(SR) 火文明 (9)
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン 12000
進化:ドラゴン1体の上に置く。
このクリーチャーが出た時、各プレイヤーはドラゴンではないカードをすべて、自身のマナゾーンから墓地に置く。
T・ブレイカー

DMC-33で登場した進化アーマード・ドラゴン

お互いのマナゾーンドラゴン以外のカードをすべて墓地に置く強烈なcipを持つ。

《超竜バジュラ》の派生カードで、その能力《悪魔神ドルバロム》《聖霊王アルファディオス》などの転生クリーチャーと同じく、同型以外をほぼ行動不能とする豪快なもの。【連ドラ】などのドラゴンデッキにはあまり効果がないが、それ以外のデッキドラゴンを大量に積んでいることは少なく、大抵《悪魔神ドルバロム》以上のランデスができる。
コスト9とかなり重いが、ドラゴンなのでコスト軽減コスト踏み倒しの恩恵を受けられる。

欠点はバトルゾーンに一切干渉しないこと。パワー12000でT・ブレイカーと十分な打点を持っているが、除去への耐性は全くないので、何も考えずに召喚するとS・トリガー除去された時などに自分の首を絞める事もある。

豪快な能力を持つ分、運用には細心の注意を払いたいところである。可能な限りバトルゾーン制圧した後で出したい。

環境において [編集]

登場早々【連ドラ】で使われた。

神化編環境では【星域キリコドラゴン】ニンジャ・ストライクを防ぐ最後の詰めに使われることがあった。

エピソード1環境からエピソード2環境にかけては【Nエクス】フィニッシャーとして広く使われていた。

【Nエクス】が環境落ちして以降は長らく音沙汰がなかったが、DMSD-10期にて【ウォズレックバジュラズテラ】で使われるようになった。

【ブランド <NEXT.Star>】成立後は、《ブランド <NEXT.Star>》での呼び出し先として環境における出番を貰った。DM22-RP1期はドラゴン比率の低くなりがちな墓地利用デッキが比較的環境に多い状況で、そうしたデッキ全般に刺さった。

アニメ・漫画において [編集]

  • また、番外編では勝舞の夢の中で登場。軍との戦いで、敗北を覚悟した勝舞の前で《紅神龍バルガゲイザー》が推薦した。勝舞は味方である《青銅の鎧》自然文明が滅んでしまうため申しつけを断ったが、れく太の叱責と自然軍の思いに感激し、バジュラズテラを起用して戦に勝利した。
    その後目を覚ました勝舞は、「フォース・オブ・テラーデッキ」を作り上げた。

流通・再録について [編集]

  • 初の構築済みデッキオリジナルカードであり、デッキに1枚収録されたのみで集めづらかった。その後2009年4月発売のエントリーデッキゼロBOOK付録、全制覇挑戦パック Vol.2と二度のプロモ配布を経て、2013年1月発売のDMX-12で初めて市販パックで再録されるも、BBP特有の種類の多さにより狙って当てるのは難しかった。
    これ以降長期に渡って絶版状態が続き、かなり入手の難しい1枚となっていたが、DMART-11でおよそ10年ぶりに再登場した。
  • DMX-12版はヒーローズ・カードとなっており、火山 羅厳が描かれている。初登場した時と同じく枠からはみ出したイラストかつ、テキストが読みやすいように足元の薄くなっていた部分がなくなり、迫力のあるカードになった。
  • DMART-11では「ジュラ()・リューバー」という部活動に取り組むキャラクターに擬人化され、イラストでは《バジュラズテラ》と同じ腕輪をした美少女がテニスをしている。背景にはチアリーディングする宿禰マロンも描かれている。

その他 [編集]

  • カード名の由来はラテン語で大地を表す「terra」と、基礎となる数字の1兆倍を表す「tera」だと思われる。元となった《超竜バジュラ》を遥かに凌ぐランデスを表現した名前である。
    • また、前述した漫画版では英語で「恐怖」を意味する「terror(テラー)」の意味で使われているようである。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMC-33
    伝説の超竜現るとき、大地と空は崩れ去り竜の時代が訪れる。
  • 全制覇挑戦パック Vol.2(P34/Y9)
    この世はの力によって成り立っているのだ!逆らうものは失せよ! ――超竜バジュラズテラ
  • DMART-11
    Yes!Nice shot、ジュラ子完璧ですわ!!  — ジュラ子・リューバー
    コートを壊しちゃダメでし! — 宿禰マロン

収録セット [編集]

参考 [編集]