ドラゴン [編集]
- DM-06(2003年発売)の《コッコ・ルピア》から登場する種族カテゴリ。
- DM22-BD1にて登場した種族。
ドラゴン(種族) [編集]
種族としての登場は、TCG版では2022年11月の《爆流奥義 紅蓮NEXTREME》が初。その時点では、呪文のみが持つ種族である。
単一の種族として存在することにより、《光器ペトローバ》や《魂の呼び声》で「ドラゴン」を指定することができる。種族カテゴリのルールにより、このように指定することであらゆるドラゴンを対象にとる事ができる。
これにはメリットも多いが、《凶刻の刃狼ガル・ヴォルフ》が「ドラゴン」指定であらゆるドラゴンを撃ち抜けるようになってしまうというデメリットも存在する。
ドラゴン(種族カテゴリ) [編集]
テキストに登場する「ドラゴン」という語は、「ドラゴン」とつく種族に属するクリーチャー全体を指す。
DM-06で種族カテゴリ「ドラゴン」が登場してから、19年間もの間、「ドラゴン」は種族カテゴリでありつづけた。
この期間は、種族としてのドラゴンは存在しなかったので、種族を選ぶ必要のある《光器ペトローバ》などでドラゴンを指定する事は出来なかった。
ドラゴン全体のサポート種族としてファイアー・バードを擁する。
DM-01ではアーマード・ドラゴンが唯一のドラゴンであり、ドラゴンといえば火の主力種族であった。
DM-08でのボルケーノ・ドラゴン、アース・ドラゴン、ドラゴン・ゾンビ、DM-22におけるアポロニア・ドラゴンおよびポセイディア・ドラゴンの登場を経て、5文明すべてがドラゴンを擁することになった。DM-27で5色レインボーのワールド・ドラゴンが登場。
エピソード1からは新たに多数のコマンド・ドラゴンが登場しており、更にその数を増やしている。
ドラゴン・サーガにおいては更に新たなコマンド・ドラゴンが各文明に登場した上、収録されたクリーチャーもドラゴンおよびそのサポート種族が9割以上を占めており、これまで以上にドラゴンのプッシュが押し進められた。
DMRP-01にて5大文明すべてに存在する種族ドラゴンギルドが登場。
長らくドラゴンはクリーチャーのみが持つ種族カテゴリだったが、以下のまとめの通りクリーチャーではないカードでドラゴン種族を持つものも徐々に増えていっている。
- 正確には、サイバー進化のように「『サイバー』と種族にあるクリーチャーの上に置く。」と表記すべきところなのだろうが、ドラゴンという種族カテゴリを進化元にする進化クリーチャーには「ドラゴン1体の上に置く。」と単に書かれるだけである。今や慣習となっているが、この点が「ドラゴンとは、単一種族である」という誤解を生み出す原因になった。ただし、転生編〜不死鳥編の頃は「(前略)その中から種族にドラゴンとあるクリーチャーを1体…」(《幻想妖精カチュア》より)と書かれていた時期もある。近年は、他でも種族カテゴリ単独表記に移行しつつある。(コマンドやサイバーなど)
- 単一種族としての「ドラゴン」の登場により、この「ドラゴン」を種族「ドラゴン」と扱うようになる可能性がある。ただしその場合でも、種族カテゴリのルールによりこれまでと挙動が変化することはない。
- 新章デュエル・マスターズでは、背景ストーリーにおいて全てのドラゴンが絶滅してしまったため、既存のドラゴン種族は一切収録されていない。代わりに前述のドラゴンギルドが登場しており、ドラゴン自体は収録され続けている。
「ドラゴン」とある種族 [編集]
分類別「ドラゴン」 [編集]
ドラゴンを合わせ持つ種族 [編集]
並びは登場順で、下部は未登場のリスト
ドラゴンに関連する能力を持つカード [編集]
ドラゴン指定の進化 [編集]
参考 [編集]
公式Q&A
Q.《紅に染まりし者「王牙」/クリムゾン・ビクトリー》の「攻撃する時」の能力で、《龍世界 〜龍の降臨する地〜》のようなクリーチャーでないドラゴンをバトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、出せません。「~体」とは、クリーチャーの数え方です。この能力ではドラゴン・クリーチャーのみを出すことができます。
引用元(2020.7.17)
Q.《魂の呼び声》や《凶刻の刃狼ガル・ヴォルフ》など、種族を選ぶ能力でドラゴンを選べますか?
A.はい、選べます。例として、《凶刻の刃狼ガル・ヴォルフ》の「出た時」の能力でドラゴンを選んだ場合、相手の手札を見て、その中からドラゴンを種族に含むカード1枚を選ぶことができます。
引用元(2022.11.11)
【ドラゴン】(デッキ) [編集]
種族にドラゴンとあるクリーチャーを主力に組まれたデッキ全般を指す。特に《メンデルスゾーン》や《ボルシャック・栄光・ルピア》などのドラゴン参照系マナブーストとの兼ね合いでデッキ内のドラゴン比率を極力高めたデッキを「ドラゴン基盤」と表現する。
様々なバリエーションがあるが、
なお《無双竜機ボルバルザーク》や《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》、《ボルバルザーク・エクス》、《勝利宣言 鬼丸「覇」》もドラゴンだが、これらを使用したデッキは「ドラゴン基盤」を組み込んだデッキでもない限り、普通ドラゴンデッキとは呼ばれない。ドラゴンであるメリットを利用する事が少ないためである。
- デュエル・マスターズ黎明期においては、ドラゴンデッキは多くがファンデッキに過ぎず、大会で好成績を収める事は難しかった。かつて「ドラゴンデッキ」は「弱いデッキ」と同義語だったのである。
- ドラゴンの多くは高レアリティに集中しているためシングルカードの相場も高止まりしやすく、1からデッキを組もうとするとどうしても費用がかさみやすい。
参考 [編集]
IMEで「・」を変換すると「/」になる。それが誤植の原因だろう。
ただし、実物と違ってスーパーレアのマークが入っていた。
DM22-BD1現在。開発者の解説によると、《メンデルスゾーン》などで参照できる「呪文」として運用させるために登場した種族とのこと。