次元龍覇(じげんりゅうは) グレンモルト「(ヘッド)」》 [編集]

次元龍覇 グレンモルト「覇」 P(SR) 火文明 (7)
クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー 7000
スピードアタッカー
W・ブレイカー
マナ武装 7:このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンに火のカードが7枚以上あれば、次のうちいずれかひとつを選ぶ。
►コスト6以下のウエポンではないカードを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
►このクリーチャーにウエポンが1枚も装備されていなければ、コスト6以下のウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それをこのクリーチャーに装備して出す)

DMD-20で登場したガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー

スピードアタッカーを持ち、マナ武装7でコスト6以下のカード超次元ゾーンから呼び出すアタックトリガーを得る。
アタックトリガーモードで書かれているが、『ウエポンを出す際はこのクリーチャー装備すること、すでに装備している場合はウエポンを出せない』という注意点があるだけ。

呼び出せるカードには文明どころかカードタイプ特殊タイプの縛りが一切ない。このため自分好みの超次元ゾーン構築ができるが、超次元ゾーンにはカードは8枚しか置けないので、このカードを使う時は超次元ゾーンへ置くカードをうまく選びたい。
またアタックトリガーで呼び出すことになるため、クリーチャーアタックトリガーを与えるカード(特にウエポン)を出した場合は、出すきっかけとなったその攻撃では与えられたアタックトリガーが誘発しないことを念頭に置いて運用する必要がある。

マナ武装がなければ、ただのスピードアタッカーしかない準バニラである。しかも本体のコストと同じだけの値を要求するため、他のマナコスト軽減が絡むとすぐに力を発揮しづらい。
いかにマナ武装を使えるようにするかが、このカードを活躍させるカギである。

相性のいいカード [編集]

カードタイプ特殊タイプを問わないため、やろうと思えば《テレポート・チャージャー》等でメインデッキに入るエレメントを超次元ゾーンに置き、それを呼び出すことすらできる。
とは言ったものの、このカードを使うならサイキックドラグハートを絡めて使うべきだろう。具体的に挙げればDM22-EX1時点でドラグハート・ウエポン(制限付き)、ドラグハート・フォートレスドラグハート・クリーチャーサイキック・クリーチャーサイキック・フィールドサイキック・クロスギアを呼び出すことになる。

ウエポンの呼び出しは、このクリーチャーのみの装備で複数つけることはできないという条件つきだが、出た段階では何も装備されてない状態なので最低1回の発動はできる。

この能力で呼び出せるカードの代表は以下の通り。

ドラグハート・フォートレス

《真聖教会 エンドレス・ヘブン》自分のクリーチャーが破壊されるとシールド追加、相手のシールドより自分のシールドの方が多ければ除去耐性持ちの《真・天命王 ネバーエンド》
《恐龍界樹 ジュダイオウ》パワー4000以下の相手クリーチャーの攻撃をロック
《闘将銀河城 ハートバーン》後続のスピードアタッカー化。次のターンのこのカードのアンタップに反応してT・ブレイカーを持つ《超戦覇龍 ガイNEXT》龍解
《爆熱天守 バトライ閣》ドラゴンの展開ができる。ただし攻撃時にこれを呼び出しても能力は発動しないが、このクリーチャーの攻撃時に《蒼き団長 ドギラゴン剣》ファイナル革命《リュウセイ・ジ・アース》を出し、《リュウセイ・ジ・アース》の攻撃時に山札の一番上がスピードアタッカーを持つドラゴンなら1ショットキルが可能。
《勝舞城 ボルシャック》パンプアップができる大型カード。
《龍波動空母 エビデゴラス》置きドローとして。
《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》ドラゴン破壊されるとかわりにマナ送りになる他、他のカードのマナ武装の補助、サブフィニッシャーにも。

ドラグハート・ウエポン

《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》バトルに2回勝利で龍解ビートダウン対策に。
《無敵王剣 ギガハート》ドラゴン2回攻撃の条件を達成すれば強力な《最強熱血 オウギンガ》へ。
《銀河大剣 ガイハート》2回攻撃の条件を達成すれば強力な《熱血星龍 ガイギンガ》へ。
《爆銀王剣 バトガイ刃斗》出したターンでは使えないが、次の攻撃以降のアタックトリガードラゴンコスト踏み倒しが可能。何らかの手段でドラゴンを2回以上出していれば《爆熱王DX バトガイ銀河》へ即座に龍解もできる。
《将龍剣 ガイアール》《ガイオウバーン》である必要性が薄い時に。次のターンの攻撃で龍解
《不滅槍 パーフェクト》破壊以外への除去の耐性を持たせる。頭数が揃えば《天命王 エバーラスト》に。
《百獣槍 ジャベレオン》破壊の耐性を持たせる。事実上の手札補充要員にもなりえる。シールドが少なければ龍解も可能。
《悪夢卍 ミガワリ》1回のみ破壊の耐性を持たせる。シールドを減らしたくない場合は検討されるか。
《無敵剣 プロト・ギガハート》殴り返しを除くあらゆる相手の除去に1回だけ耐性を持たせる。
《始原塊 ジュダイナ》マナからドラゴン召喚を可能にする。モルト「覇」を含めたドラゴン3体で《古代王 ザウルピオ》に。
《邪帝斧 ボアロアックス》出した時と攻撃時にコスト5以下の自然クリーチャーコスト踏み倒しできる。コストの条件を満たせば龍解も可能。
《爆熱剣 バトライ刃》装備していれば殴り返しを受けなくなる。呼び出したばかりでは使えないが、攻撃時にドラゴンヒューマノイドコスト踏み倒しも期待できる。
《二丁龍銃 マルチプライ》《次元龍覇 グレンモルト「覇」》自体の攻撃ブロックされなくなる
《革命槍 ジャンヌ・ミゼル》アタックトリガーこそ使えないが、《地獄門デス・ゲート》スパーク《パニッシュ・ホールド》等を避けながらアンタップ状態の《ダルク・アン・シエル》を用意可能。

ドラグハート・クリーチャー

サイキック・クリーチャー

サイキック・クロスギア

《龍剣 星王紅鬼勝》展開しながらスピードアタッカーを味方に与えて一気に攻め込む
《次元のロード・オブ・レジェンドソード》ブレイク数増加

ウエポン以外は複数呼び出せるので、何度も攻撃すれば、このクリーチャー1体で覚醒リンクのパーツを揃えることもできる。
出せるカードには特殊タイプの指定は一切ないので、今後サイキックドラグハートではなく超次元ゾーンに置かれるカードが登場しても、このクリーチャーは真っ先に対応する。また新たなカードタイプが登場しても、超次元ゾーンに属する特殊タイプを伴う場合ならばやはり真っ先に対応することになる。


  • アニメでは切札 勝太切札 勝舞切札となるドラグハートを呼び出す為に使用している。また、このクリーチャーがウエポン装備してない状態だと手刀やパンチのラッシュによる攻撃を見せた。
    • 登場シーンではがに股で仁王立ちという雄々しいポーズになった。強化前で散々「内股」と言われた事を本人もしくは番組スタッフが気にしていたのだろうか。
      その際にガイギンガから降りてしまっており、「そこまでして内股じゃないのをアピールしたいのか」と今度は別の意味でモヤモヤしてしまう視聴者もいるとか。
    • 後にDMX-26で収録された際には威風堂々たる仁王立ち姿を強調した構図で描かれている。
  • 名称に「次元」とあるクリーチャーは、その殆どが何かしらの形で超次元ゾーンからクリーチャーを呼び出す能力を持っている。《"次元"龍覇》も同様である。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

DMPS-12で実装。レアリティビクトリーになった。それに伴いビクトリーアイコンを獲得している。
入手することで《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》/《勝利の覇闘 ガイラオウ》が付いてくる。

アタックトリガードラグハートを出す能力は任意になった。

  • テキストではモードだが、ゲーム中では►の選択なく超次元ゾーンが表示され、選択不可能なものが自動的にグレーアウトされる親切な仕様になっている。また、TCGにおいて出したくない場面なら下の►を空撃ちする必要があったがこちらでは2つとも「出してもよい」に変更されているため、その工夫も必要ない。

環境において [編集]

【モルトNEXT】成立直後はそこそこ採用されていたが、7枚条件のマナ武装は取り回しが悪く、特にマナ武装5の《怒英雄 ガイムソウ》が健在だった時期には最終的にはすっかり採用されなくなった。

DMPP-24期終盤に行われた《ガイムソウ》のナーフで《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》の4ターンキルの再現性を下げられて以降は、火マナ7枚以上状態で単体で役立つのはこちらであり選択肢にも加わるようになった。

DMPP-25環境では【ヘブンズ・ゲート】【トリガーロージア】といった安全に序盤をマナ伸ばしに専念できマナ武装の重さがネックになりづらいデッキタイプとの対面で《真聖教会 エンドレス・ヘブン》《真・天命王 ネバーエンド》を着地させて押し込みができるところが評価されて【モルトNEXT】に投入されている。

その他 [編集]

  • バトルゾーンに出すのはカード指定であるため、超次元ゾーンで非エレメントであるゴッド・カードを出す対象として選ぶことができる。この時、超次元ゾーンではゴッド・カードはコスト0扱いのカードであるため、《竜極神》を選んで《竜極神ゲキ》として出す、といったプレイは適正である。
    • もっともゴッド・カードを超次元ゾーンに置くのは、DMPP-28時点のカードプールでは現実的ではない[1]ため、考慮する必要は全くない。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 3つ目の能力について

Q.《次元龍覇 グレンモルト「覇」》の「マナ武装 7」には「コスト6以下のウエポンではないカードを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。」とありますが、この能力で《終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド》のような、もう一方の面がウエポンであるコスト6以下のドラグハート・クリーチャーを出せますか?
Aはい、出せます。

+  (総合ルール 806.3)

引用元(2022.5.20)

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[1] 方法が全くないわけではない。詳細は《テレポート・チャージャー》参照。