∞龍(むげんりゅう) ゲンムエンペラー》 [編集]

∞龍 ゲンムエンペラー KGM 水/闇文明 (∞)
クリーチャー:∞マスター・ドラゴン/チーム零 ∞
<ムゲンクライム>4(自分のクリーチャーを4体タップし、[水/闇(4)]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
∞ブレイカー(「∞ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドを好きな数ブレイクできる)
ブロッカー
コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する。

DMRP-15で登場した/∞マスター・ドラゴン/チーム零

ムゲンクライム4で出せる∞ ブレイカーブロッカーであり、コスト5以下のクリーチャー能力呪文効果無視する能力を持つ。

真っ先に目につくのはコストパワーの両方が無限という規格外のサイズだろう。

どう頑張っても普通にコストを支払って召喚は不可能なので、自身のムゲンクライムか、他のカードによるコスト踏み倒し効果を使って出すしかない。

ムゲンクライムの条件は厳しいものではなく、軽量クリーチャーを多く採用すれば、4ターン目に出すことも容易。

コスト踏み倒しに関しても、特に制限やペナルティはないため、コストを問わない踏み倒し効果で簡単に出せる。
特に、ドラゴン種族及びブロッカー能力を持ち、ドラゴンを踏み倒す手段が豊富な【連ドラ】【連ドラグナー】はもちろんのこと、《闘門の精霊ウェルキウス》《天門ノ裁キ》で出すこともできるため、色の合わない【ヘブンズ・ゲート】【絶十】でも1枚か2枚程度入れるのもいいだろう。
能力出た時能力は持たず、常在型能力なので退化して出してもそのスペックを遺憾なく発揮できる。【青黒退化】なら多色ではあるが色が完全に合っているため、事故要因になりにくい。

コスト無限という癖が強そうなステータスに反して、汎用性は高く、一見コンセプトが全く合わなそうなデッキに使われることもザラ。

高パワーに加えて、広い範囲の能力・効果無視を持つため、早期に出されるとこのクリーチャーを除去するのはなかなか大変。仮に除去されてもこれを出すようなデッキはそもそも横展開に長けている傾向があるためムゲンクライムを(再)試行しやすく、出し直しも容易。

ビートダウンGRクリーチャー主体のデッキなど、相手次第ではこのカード1枚で詰ませることもあるだろう。
コスト6以上のカードには干渉しないが、いくらヘヴィ級のカードを多数採用した【ゲイル・ヴェスパー】DMBD-06でも、デッキの潤滑油としてコスト5以下の呪文を使うことは多々ある。
早期召喚出来ればあらゆるデッキを鈍化させられるだろう。

しかも、高パワーのブロッカーでもあるため、ムゲンクライムを使ってタップした自分のクリーチャーを殴り返しから守ることができるのはもちろんのこと、自分への攻撃も牽制できる。

パワーは定義上これより高いものが存在しない、最高の値である。《大樹王 ギガンディダノス》《龍の極限 ドギラゴールデン》極限ファイナル革命の影響も受けない。

単純に、攻撃制限デメリットがある味方の低コストムゲンクライム元のサポートとしても優秀。

アタッカーとしても優秀で、無限のパワーを持つがゆえにあらゆるクリーチャーを悠々と殴り返しでき、シールドをブレイクする時も∞ブレイカーによって状況に応じてブレイク数を選べるため、スーパー・S・トリガーケアもしやすい。

コストに対する除去耐性は持っていないが、パワーの高さと低コストカードの能力・効果を封じられるため場持ちがよく、ムゲンクライムによって手札と墓地から再召喚が狙えるため、バウンス破壊にも強い。ムゲンクライムが届かないマナ送りシールド送りには弱いが、今はのカードはマナ回収シールド回収をする手段が増えていっているため、それでリカバリーできる。にも、自分のシールドを焼却する能力を持つカードがある。
《∞龍 ゲンムエンペラー》を除去すると能力無視が解除されてしまうことを利用して、心理的に除去されにくくもできる。相手も同じことが言えるので、自分が有利な状況で詰めの一手として出すのも一つの方法である。
ブロッカー除去も5コスト以下のクリーチャー呪文によるものなら自身の能力で無効化できる。卑近な例では《ガイアール・カイザー GS》《叡智の聖騎士 スクアーロ》が効かない。《トゲ玉・キャノンボール》《メガ・ブレード・ドラゴン》などの抜け道が存在するため、それらは使用率は低めだが警戒はするに越したことはない。また、自分が《イッツ・ショータイム》を唱えたときにこのクリーチャーを相手に出されると、コストが∞より高いクリーチャーは存在しないために自分は何も出せなくなってしまう。

しかし、自分も無視能力の対象となるのは気を付けなければならないところ。ムゲンクライムでこのカードを出すために低コストクリーチャーを多く採用した場合、それらがすべてバニラ同然になってしまう。低コスト呪文に至ってはほぼ使い物にならないので、スピードアタッカー付与等のパワーアップも同一ターン中に行うのは困難となる。
また、無視されるのは能力だけであり封印のように存在自体が無視される訳ではない。さらに《幻龍 ゲンムエンペラー》と違いバトルゾーンからクリーチャーを離す能力を持ってはいない。この様に数で押されているようなときに出しても効果は薄いため、出すタイミングには注意したい。

/らしいクセのあるカードではあるが、能力自体は強力であり、前述の通り汎用性も高めなので、このクリーチャーを核とした専用デッキをわざわざ作らずとも、このクリーチャーを「フィニッシャーの1つ」としたグッドスタッフが多めのデッキに入れても十分活躍を期待できる。

ルール [編集]

ルールが非常にややこしいため、しっかりと確認したいところ。リリースされて3年近く経つが裁定が定まっていない部分もあり、そこは大会によってジャッジの判断も異なることもあるため、大会に出場する場合は予めジャッジに確認を取るなどしたい。

クリーチャーの能力を無視する能力に関するルール [編集]

基本的には《あたりポンの助》と同じルールであるため、そちらのページを参照すること。ここでは、《∞龍 ゲンムエンペラー》固有の事柄について述べる。

呪文の効果を無視する能力に関するルール [編集]

  • 呪文の効果を無視するので、呪文を唱えている時だけでなく、唱え終わった後にその呪文の解決によって発生した継続的効果も無視される。ここが、クリーチャーの能力が無視されるのとは違うポイント。
    • 例えば、相手が《ジャミング・チャフ》を唱え、次のターンに自分が《∞龍 ゲンムエンペラー》を召喚した場合、《ジャミング・チャフ》の「相手に呪文を唱えられなくする」効果は無視され、自分は呪文を唱えられるようになる。
  • 呪文が持つG・ストライクの効果は、それがコスト5以下なら使うことはできない
    • 宣言をする段階では無視されていないため、手札に加わる時点でG・ストライクである証明のために相手に見せ、宣言を済ませることはできる。ただし、「相手に見せてからクリーチャーを選んでそれを攻撃できなくさせる」という処理は効果であるため、それ全体が無視されることになる。つまり、宣言のため見せていたとしてもG・ストライクを使ったことにはならない。
      クリーチャー呪文では違うところに注意したい。
  • 上記の裁定から、《完全防御革命》などが持つ、効果により自身をディスカードすることも無視の対象に含まれる。適正なタイミングで使用宣言を済ましても、「捨てる」という効果が実行されるタイミングには無視されているため、結果として何も起こらない。
  • コスト5以下の呪文の呪文能力解決中に、このクリーチャーがバトルゾーンに出たとしても、解決中の呪文能力は無視されない。

補足 [編集]

このクリーチャーの登場によって、能力効果の違いを、より強く認識する必要が生まれた。過去にもダイヤモンド状態に関して、能力効果の違いをはっきり認識していなかったがために、大会でトラブルになることもあったため、このカードもそれの二の舞にならないようにしたい。

コスト5以下無視で起こる現象 [編集]

  • 《零龍》零龍卍誕時の全体除去ができなくなるばかりか、耐性を失い零龍卍誕した瞬間に破壊される。当然、《零龍》を使用しているプレイヤーも即座に敗北する。またこの能力はバトルゾーンに出た時から発動する常在型能力である為、あまりないことではあろうが《零龍》が既に零龍卍誕している状態であってもこのクリーチャーを出した瞬間に《零龍》の能力が無視されバトルゾーンを離れる。その為やはり《零龍》側のプレイヤーは即座に敗北する。
    • つまりこのクリーチャーはどのタイミングで出しても《零龍》へのメタカードとなるのである。
  • 互いのコスト5以下のクリーチャーはブロッカーを失いブロック出来なくなる。
  • コストが低いかわりにデメリットを持つクリーチャーをバニラのように使うことができる。
    • 《はずれポンの助》など相手プレイヤーを攻撃できないコスト1クリーチャーはそのデメリットを失ったクリーチャーになり、《界王類七動目 ジュランネル》ワールド・ブレイカーも失うがパワー24000のバトルに非常に強いクリーチャーとなる。
    • 軽量ブロッカーは攻撃できない能力を持つことが多いが、その能力も無視される。これは状況によって自分のメリットにも相手に使われるデメリットにもなるので注意。特にこのクリーチャーを出した時に相手にコスト5以下の攻撃できないクリーチャーが複数体いた場合、相手にターンを明け渡したそのターンにこちらが敗北する可能性がある。

環境において [編集]

DMSD-16の発売直後からDMSD-16のカードを用いた【青黒ムゲンクライム】の優勝報告が多数挙がり、ムゲンクライムの強さが周知された事で、DMRP-15発売前からこのカードもムゲンクライム能力を用いた【青黒ゲンムエンペラー】での活躍が期待された。
そして、DMRP-15が発売後、その期待通りこのカードを投入した【青黒ゲンムエンペラー】も早速優勝報告が上がることになる。

このカードの獲得により、DMRP-15発売前から環境トップの強さを誇っていた【連ドラグナー】がさらに手を付けられなくなった。
この時期の【連ドラグナー】では《勇者の1号 ハムカツマン蒼》を採用し、早期に強力多色ドラゴンを踏み倒すのが主流であり、このカードもその踏み倒し先として使われた。

さらには発売前に有力視されていた《天門ノ裁キ》ではなく、《闘門の精霊ウェルキウス》を利用してこのクリーチャーを踏み倒す戦法を取る【ヘブンズ・ゲート】の入賞も報告されている。

また、それまでに環境で暴れていた【カリヤドネループ】《零龍》は、このクリーチャーの着地が事実上の詰みとなる上に着地ターンが予想外に早い事も相まり、一転してかなり厳しい立場に置かれる事となる。特に《零龍》零龍卍誕後に即敗北する危険性が増す上、卍誕を避けるべく実質的に零龍の儀を3つまでしか使えないことの影響が非常に大きい。
【青魔導具】《卍 新世壊 卍》ドルスザク達は効果対象外で完封とまでは行かないものの、やはり大半のパーツが効果を失う点は無視できないダメージとなった。
2ターン目等早い内に《卍 新世壊 卍》を展開できていた場合ならばまだしも、《卍 新世壊 卍》展開に手間取っている間にこのクリーチャーの降臨を許してしまうと、防御札が完封された状態で全シールドを割られる事となりほぼ負け確定である。

総じて登場と同時に環境へ与えた影響は凄まじく、それまで厳しい立場にあったコスト6以上のカードの重要性を再認識させるに至った事が大きい。
特にこのクリーチャーへの有力な対策札として《ZERO ハンド》の需要が急増し、多くのデッキが枠を割く事となった。

2020年12月18日殿堂レギュレーション改訂を経て採用先の1つであった【連ドラグナー】は環境から姿を消した。

2021年2月26日に再構築のルール変更が発表されたことによって《竜魔神王バルカディア・NEX》退化による早出し手段が確立すると、退化先及び《バルカディア》の踏み倒し先として活躍。

王来篇環境が始まると、一旦は環境から退いた【連ドラグナー】のうち、《ブレイン・ストーム》軸の【白青赤ドラグナー】がこのカードごと環境に戻った。

それから程無くして【連ドラグナー】は環境から姿を消したが、DMRP-19期に【ゼロ・ルピアループ】がアドバンス環境に進出すると、ミラーマッチ対策としてよく見かけるようになった。

【絶望神サガループ】が環境に進出すると白青黒系の【ヘブンズ・ゲート】においてその対策たるロック獣としても見かけるようになった。《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》の呪文面でメタを貼りつつ《サイバー・ブレイン》などでリソースを稼げば、5ターン目に比較的安定して《スターゲイズ・ゲート》からの《闘門の精霊ウェルキウス》呼び出しでこのクリーチャーを着地させることができる。後はロックを活かして一気にワンショットすれば問題ない。

【絶望神サガループ】対策としてはスペックが非常に高く、相手がコンボの早期達成のためコスト5以下の軽量カードを主体としていることから、先に着地できれば大半のカードを無効にできる。
ただ《∞龍 ゲンムエンペラー》を規定のターン数に間に合わせるには《闇王ゼーロ》や、めくりの強い《キユリのASMラジオ》など、要求値はそれなりに高い。
また、《ゲンムエンペラー》をすり抜ける墓地肥やしから《疾封怒闘 キューブリック》バウンスを発動させるなど抜け道もわずかに存在している。

2023年4月頃には、こちらを早期に着地させることができる墓地退化系統もポツポツと上位入賞するように。やはり【絶望神サガループ】への対策となることが大きい。着地を封じてくる《キャディ・ビートル》をすり抜けて場に用意できる点も優秀。

DM23-EX2期に【ムザルミ天門】が確立すると、各地のチャンピオンシップで上位入賞結果を残した。従来通り《ウェルキウス》で出すほか、《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》《我臥牙 ヴェロキボアロス》を用意できればそちらでマナゾーンから呼び出せる。もっとも、出せば勝ち確定の対面では殆どの場合で《ムザルミ=ブーゴ1st》を使って制圧できるため依存度は低く、2枚程度に減量したレシピも多い。

「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を持たないため、このクリーチャーは相手の《地封龍 ギャイア》があっても着地を置き換えられないが、「ブロッカー」利用で踏み倒す【4色ウェルキウス天門】などでは「《∞龍 ゲンムエンペラー》を出すためのクリーチャーがcipを持っているため出せず、結果として《∞龍 ゲンムエンペラー》も着地できない」欠陥を抱えている。そのようなデッキではムゲンクライムで青黒マナと4体の頭数による代替コストも支払えない。
ただし《禁呪と聖句の決断》を採用している場合はこの限りではない。とはいっても、《地封龍 ギャイア》の前では《水雲の聖沌 5u170n》《裏斬隠 カクシ・レシピ》といったクリーチャーが出たことにならず「このターン中に自分のクリーチャーが出ていれば」の達成が非常に厳しい。同ターンに《ヘブンズ・ゲート》cipを持たない《星門の精霊アケルナル》《閃光の神官 ヴェルベット》を出すことに成功してから、残りのシールドで《禁呪と聖句の決断》を踏むという細い勝ち筋を狙うぐらいしかできない。

オリジナルでは [編集]

2021年2月頃のオリジナル環境【ゼロ・ルピアループ】フィニッシャーとして使われるケースが見られるようになった。《無量大龍 トゥリナーツァッチ》と比べると安全性は劣るが、これを活かして雑殴りするプランはソリティアの時間が短く時間切れになりにくいという利点がある。

2021年7月1日殿堂レギュレーション改訂により【オカルトアンダケイン】が事実上消滅すると【ゼロ・ルピアループ】が環境のトップに立ち、ロック能力がミラーマッチで刺さる点が目立つようになった。ソリティアを支える枝葉となるカードが5コスト以下に集中しているためである。メインフィニッシャーである《水上第九院 シャコガイル》と並べてそのロック能力でそちらを守るために使う場合も多い。

【白青黒ギャラクシールド】においてフィニッシャーとして採用される場合もある。

その後も青黒緑ウィニー基盤、青黒墓地肥やし基盤、《超神星DOOM・ドラゲリオン》採用型などの中で、フィニッシュをブレイクに頼る型では必ずと言って良いほどコスト踏み倒し先候補に挙がる。特に青黒緑ウィニー基盤の場合はそのリソース力や山札掘削能力のおかげで、1枚積みから2枚積みであってもそのハンデを感じづらい確率でサブフィニッシャーとして着地してくれる。

一方で、ロックの範囲外である上に確定除去を放つ《「無月」の頂 $スザーク$》は天敵の1体。

DM23-EX2期に【白緑巨大天門】が大幅強化されると、各地のチャンピオンシップで上位入賞結果を残した。先攻を取れば【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】対面でも4ターン目に《スターゲイズ・ゲート》から《闘門の精霊ウェルキウス》を呼び出して、そちら経由で着地させることでゲームエンド級のロックをかけることができる。

超CSⅥ in福岡』ではこれを2枚入れた【オボロティガウォック】がベスト8に1人残っていた。《頂上縫合 ドギラディス勝3rd》+《禁呪と聖句の決断》での呼び出し、基盤系ウィニーを使った地道なムゲンクライムでの着地、自己コスト軽減・自己コスト踏み倒し系をムゲンクライム元に利用するルートなど、様々な角度から着地を狙うことができ、出るだけで実質的な即死に陥る対面も多いことから、メインフィニッシャーと見做されるほどの活躍をした。

背景ストーリーでは [編集]

チーム零キングマスターにして宇宙より先に存在していた無限の闇を統べる幻の零番目の王。
饒舌な「戯具」たちと違い一言も話さず、強者以外に興味がない。
異空間《夢幻の無》を用いた攻撃や、翼を用いた肉弾戦を得意とする。

アニメ・漫画での活躍 [編集]

アニメ『キング』ではゼーロJr.が使うキングマスターカードとして登場。
作中のデュエリスト達の間で噂になっていた「謎のデュエリストが使う黒いカード」の正体で、ゼーロJr.はこのカードを使ってキング・オブ・デュエマッチの予選を勝ち上がっていた。

デュエマシーンでの初登場は第19話のスマイル王子戦で、自身のムゲンクライム召喚され、コスト4以下のカードを主体としたスマイル王子のデッキを完封した。
他にも第23話から第24話の切札 ジョー戦、第36話のキャップ戦、第43話のサイキ戦でも使用している。
第41話での鬼化したキラ戦では墓地肥やしと同名カードの展開で相性の良い《暗黒鎧 ダースシスK》を使用する事でムゲンクライムを発動させた。

  • 能力を無視する際には「コスト5以下のカードのテキストがこのクリーチャーの体に吸い込まれる」という演出がされていた。

その他 [編集]

  • 名前に含まれる『0(零)』と『』という点から、《零龍》との対比がうかがえる。余談ではあるが、これは《暗黒凰ゼロ・フェニックス》《龍炎凰インフィニティ・フェニックス》の構図と似ている。
    • また、前述の通り、《∞龍 ゲンムエンペラー》は《零龍》のメタカードになっている。息子の切り札が父親の切り札に強いのは、狙ってやったことだろうか。
    • 更に、『4体のクリーチャーをコストに手札または墓地から召喚』というのは無月の門に通じる物がある。
    • シークレットカードでは正面を向いており《零龍》と似たポーズをしている。
  • ムゲンクライム4は4体のクリーチャーと4枚のマナ(合計8枚のカード)をタップするため、「8を横向きにして∞」という意味があるのかもしれない。
  • カード上に∞の文字が6箇所も記載されている。∞と対極にある右上のがよりいっそう目立って見えることだろう。
  • 一見すると眼や口が確認できない顔とエイリアンの様な特徴を持つ風貌だが、アニメでのCGを見ると口が存在している事が分かる。
    もっとも、従来のドラゴンエイリアンの様に左右へ大きく裂けたものではなく、人間の様な小さく丸い口である。また、牙も存在しない。
    カードイラストでは一切描写されていなかったため、CGを見て驚いた人も多いだろう。
    また漫画版では普通のドラゴンらしい牙を持った口がある。
  • DMEX-19版は最後の能力のテキストが「~呪文の能力を無視する。」となっているが、これは誤植。
    従来通り呪文は効果を無視する。
  • DMART-11では「帝王坂(ていおうざか)(むむ)」という部活動に取り組むキャラクターに擬人化されており、《∞龍ゲンム》風の不可思議な髪型をした美少女が携帯ゲーム機をプレイしている。隣には帝王坂∞のプレイを見ている蒼斬しのぶ

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • カード特性について

Q.自分は《イッツ・ショータイム》を唱えました。相手が手札から《∞龍 ゲンムエンペラー》を1体バトルゾーンに出した場合、自分は「その中でコストが一番大きいクリーチャー以上のコストを持つクリーチャー」であるとして、《∞龍 ゲンムエンペラー》を手札からコストを支払わずに召喚できますか?
A.はい、《∞龍 ゲンムエンペラー》を召喚することができます。
引用元(2020.10.23)

Q.自分の《流星のガイアッシュ・カイザー》がバトルゾーンにいる状況で《∞龍 ゲンムエンペラー》を「ムゲンクライム」によって召喚する際、支払うマナコストを少なくできますか?
A.はい、∞は10より大きい数字として扱うため、コストを少なくできます。ただし、文明の支払いとクリーチャーのタップは必要ですので、マナゾーンの水と闇のカード1枚ずつと、クリーチャー4体をタップする必要があります。
引用元(2022.7.22)

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》で攻撃し、「∞ブレイカー」により相手のシールドを全てブレイクしました。相手が「S・トリガー」で《DNA・スパーク》を唱え「自分のシールドが2枚以下であれば」の能力でシールドを1枚追加した場合、そのシールドもブレイクできますか?
A.いいえ、全てのシールドのブレイクが行われた後に「S・トリガー」を使用します。後から追加したシールドはブレイクされません。
引用元(2020.9.18)

Q.相手の《∞龍 ゲンムエンペラー》の「∞ ブレイカー」で自分のシールドを5つブレイクする際、《「雷光の聖騎士」》の置換効果を適用してシールドをすべて残す場合、自分の手札を何枚捨てたらいいですか?
類似例:「ワールド・ブレイカー」「パワード・ブレイカー」「クルー・ブレイカー」
A.ブレイクされるシールド1つにつき手札を1枚捨てますので、シールドを5つを残したい場合は手札を5枚捨てます。ブレイクはすべて同時に行われ、そのブレイクで同じシールドを何度も選ぶことはできないので、シールドの枚数より多く手札を捨てる必要はありません。
引用元(2022.4.22)

  • 4つ目の能力について

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》の「コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する。」はどんな能力ですか?
A.バトルゾーンにいるコスト5以下のクリーチャーの能力と、コスト5以下の呪文に書かれているルールテキストは、結果的に何もしないということです。「得る」や「与える」などで追加された効果も無視されます。
引用元(2020.9.18)

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる時、「ニンジャ・ストライク」能力で召喚した《斬隠テンサイ・ジャニット》は、そのターンの終わりにバトルゾーンから持ち主の山札の一番下に置かれますか?
A.はい、山札の一番下に置かれます。
《∞龍 ゲンムエンペラー》の能力により、バトルゾーンの《斬隠テンサイ・ジャニット》は能力が無視されますが、使用した「ニンジャ・ストライク」の効果は無視されません。
引用元(2020.9.18)

Q.バトルゾーンに《∞龍 ゲンムエンペラー》が1体います。《カビパン男》をバトルゾーンに出しました。この場合、他のクリーチャーのパワーは全て-1000されますか?
A.常在型能力に適用順番はなく、基本的に同時に解決されます。
この場合は「無視する」効果が優先され、クリーチャーのパワーはマイナスされません。
引用元(2020.9.18)

Q.バトルゾーンに相手の《∞龍 ゲンムエンペラー》が1体います。この状況で、自分の水のクリーチャーを2体タップし、《シンクロ・スパイラル》を唱えることはできますか?
A.はい、タップして唱えることができます。ただし効果は無視されていますので何も起こりません。
A.いいえ、唱えられません。《シンクロ・スパイラル》の代替コストは置換効果ですので、その効果を適用することはできません。
引用元(2021.12.17)

+  類似裁定(2022.02.18)

Q.相手が《ジャミング・チャフ》を唱えました。次のターンに自分が《∞龍 ゲンムエンペラー》を召喚した場合、「コスト5以下の呪文の効果を無視する。」の能力で、自分は呪文を唱えられるようになりますか?
A.はい、《∞龍 ゲンムエンペラー》の能力は呪文が生成した継続的効果も無視するため、呪文を唱えることができるようになります。
引用元(2020.9.18)

Q.バトルゾーンに相手の《∞龍 ゲンムエンペラー》が1体いる状況で自分の《スゴ腕プロジューサー》が破壊された場合、《スゴ腕プロジューサー》の「離れた時」の能力は使えますか?
A.いいえ、使えません。カードがバトルゾーンを離れたことでトリガーする能力は、そのカード自身について移動する直前のバトルゾーンにあった状況を参照します。
バトルゾーンで《スゴ腕プロジューサー》の能力は無視されていたので、「離れた時」の能力も無視され、使えなくなります。
引用元(2020.9.18)

Q.バトルゾーンに《∞龍 ゲンムエンペラー》がいます。相手のターンのはじめに、相手は自身のシールドを1枚墓地に置き、墓地から《暗黒鎧 ザロスト》をバトルゾーンに出せますか?
A.はい、バトルゾーンに出せます。《∞龍 ゲンムエンペラー》の能力は、バトルゾーンにいるコスト5以下のクリーチャーの能力を無視します。
引用元(2020.9.18)

+  類似裁定(2022.7.22)
+  類似裁定(2023.6.9)

Q.バトルゾーンに相手の《ツネキン☆ゲームス》が1体います。自分は《∞龍 ゲンムエンペラー》を召喚しましたが、この《∞龍 ゲンムエンペラー》はバトルゾーンに出すかわりにマナゾーンに置かれてしまいますか?
A.はい、《∞龍 ゲンムエンペラー》はバトルゾーンに出ずに、そのかわりにマナゾーンに置かれます。
引用元(2020.9.18)

Q.バトルゾーンに相手の《奇石 ミクセル》が1体います。自分は《∞龍 ゲンムエンペラー》を召喚しました。この場合、《∞龍 ゲンムエンペラー》《奇石 ミクセル》の効果で山札の一番下に置かれてしまいますか?
A.いいえ、《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンに出た時点で能力が無視されますので、能力は誘発せず山札の一番下に置かれません。
引用元(2020.9.18)

Q.バトルゾーンに自分は《∞龍 ゲンムエンペラー》がいる状況で、相手は《卍 新世壊 卍》があります。相手は《堕呪 ウキドゥ》を唱えました。《堕呪 ウキドゥ》の効果は解決されませんでしたが、《卍 新世壊 卍》の効果で《卍 新世壊 卍》下に置き、カードを1枚引けますか?
A.はい、効果を解決できませんが、唱えてはいますので《卍 新世壊 卍》の下に置き、カードを1枚引きます。
引用元(2020.9.18)

Q.自分の《聖武の鎖 レスラコーン》が攻撃して「アバレチェーン」が発動し、効果により自身が破壊されなくなりました。次のターンに相手が《∞龍 ゲンムエンペラー》をバトルゾーンに出した場合、《聖武の鎖 レスラコーン》の「破壊されない」効果はどうなりますか?
A.その場合でも、次の自分のターンのはじめまで《聖武の鎖 レスラコーン》は破壊されません。《∞龍 ゲンムエンペラー》はクリーチャーの能力を無視しますが、既に発動したクリーチャーの効果を無効にすることはできません。
引用元(2020.9.18)

Q.バトルゾーンに《武鍵の鎖 スピンパンダ》の能力で「ブロッカー」を得た相手のクリーチャーが1体います。自分は《∞龍 ゲンムエンペラー》を召喚しました。相手のそのクリーチャーは「ブロッカー」を得ているままですか?
A.そのクリーチャーは「ブロッカー」を得ているままです。ただしそのクリーチャーのコストが5以下の場合、《∞龍 ゲンムエンペラー》の効果によって得ている能力が無視されるので、ブロックすることはできません。逆にコストが5より大きい場合、そのクリーチャーはブロックすることができます。
引用元(2020.10.23)

Q.バトルゾーンに《∞龍 ゲンムエンペラー》が1体います。自分のマナゾーンに水と火の文明がある状況で《夜露死苦 キャロル》《デーモン・ハンド》で破壊されました。この《夜露死苦 キャロル》の「墓地に置かれる時」の置換効果は解決しますか?
A.いいえ、《夜露死苦 キャロル》の置換効果は解決できず、墓地に置かれます。バトルゾーンの《夜露死苦 キャロル》は能力が無視されており、移動する直前に能力が無視されている場合はその移動に対する置換効果を適用できません。

+  (総合ルール 200.3 609.2)

引用元(2020.10.23)

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいて、コスト5以下の呪文の効果が無視されている状況です。自分のブレイクされたシールドが《フェアリー・Re:ライフ》だった時、その「G・ストライク」は使えますか?
A.いいえ、使えません。呪文の能力は無視されていないので「G・ストライク」はトリガーし、その宣言をすることもできますが、効果は無視されているので、結果的に何も起こりません。
引用元(2021.4.2)

Q.リンクしている《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》がバトルゾーンにいる状況で、《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンに出ました。リンクは解除されますか?
A.いいえ、解除されません。リンクしている《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》のコストは12です。

+  (総合ルール 803.1b)

引用元(2021.7.16)

Q.バトルゾーンに相手の《∞龍 ゲンムエンペラー》《腐聖 ベガ-2》がいる状況で、自分は《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》をバトルゾーンに出しました。コスト5以下のクリーチャーは《∞龍 ゲンムエンペラー》によって能力が無視されていますが、《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》の「出た時」の能力で《腐聖 ベガ-2》は破壊されますか?
A.はい、破壊されます。《∞龍 ゲンムエンペラー》の効果でコスト5以下のクリーチャーの能力は無視されていますが、能力そのものは失われていません。
結果的に、《∞龍 ゲンムエンペラー》《腐聖 ベガ-2》の両方が、《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》の「出た時」の能力で破壊されます。
引用元(2021.7.16)

+  類似裁定(2022.7.22)

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況で、バトルゾーンにいる《一なる部隊 イワシン》が破壊された場合、「どこからでも墓地に置かれた時」の能力はトリガーしますか?
Aはい、トリガーします。「どこからでも墓地に置かれた時」の能力は「破壊された時」とは異なり、元あったゾーンの状態に関わらず、墓地に置かれたタイミングでトリガーします。
引用元(2021.8.6)

Q.《キャンベロ <レッゾ.Star>》を出した次のターンに、相手は《∞龍 ゲンムエンペラー》をバトルゾーンに出しました。《キャンベロ <レッゾ.Star>》の能力は無視されますが、相手はそのターン中、2体目のクリーチャーをバトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、出せません。《キャンベロ <レッゾ.Star>》の「出た時」の能力はすでに効果として解決されています。能力を無視したとしても、解決されてゲームに影響を及ぼしている効果を無視することはできないので、2体目のクリーチャーは出せません。
引用元(2021.9.24)

+  類似裁定(2022.9.9)

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況です。自分の《無龍》《テラ・スザーク <ナーガ.Star>》にスター進化した時、「シンカパワー」で自分の山札の上から5枚を墓地に置けますか?
A.はい、墓地に置けます。「シンカパワー」は、進化する直前にトリガーする能力です。《テラ・スザーク <ナーガ.Star>》の能力は《∞龍 ゲンムエンペラー》によって無視されていますが、《無龍》はコスト6のクリーチャーですので、その「シンカパワー」を使うことができます。
引用元(2021.9.24)

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》と自分の《虹速 ザ・ヴェルデ》《サイバー・GG・ハルク》がバトルゾーンにいる状況で、自分の《虹速 ザ・ヴェルデ》が破壊されました。《サイバー・GG・ハルク》の「自分の他の水のクリーチャーが破壊された時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、トリガーしません。バトルゾーンで能力を無視されていた《虹速 ザ・ヴェルデ》は自然のクリーチャーですので、水のクリーチャーが破壊されたことによる能力はトリガーしません。
引用元(2021.12.17)

Q.相手の《∞龍 ゲンムエンペラー》がいる状況で、自分は《とこしえの超人》の「G・ストライク」を使えますか?
A.はい、使えます。《∞龍 ゲンムエンペラー》の能力はバトルゾーンにいるクリーチャーの能力のみを無視します。「G・ストライク」は無視されないので、相手のクリーチャーを1体選び、そのクリーチャーを攻撃させなくすることができます。
引用元(2021.12.17)

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《夢罪放免》を「ムゲンクライム」で唱え、クリーチャーとマナゾーンのカードをタップできますか?
A.はい、「ムゲンクライム」のコストを支払えます。効果は無視されるので、唱えた後、《夢罪放免》は墓地に置かれます。
引用元(2021.12.17)

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況です。自分は墓地から《絶望と反魂と滅殺の決断》を唱えられますか?
類似例:《生命と大地と轟破の決断》
A.はい、唱えられます。ただし、結果として効果は解決できませんので、何も起きません。山札の一番下にも置けません。
引用元(2021.12.17)

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況です。相手が、クリーチャーによる攻撃以外の方法でゲームに勝つ時、かわりに自分は《完全防御革命》を捨てられますか?
A.いいえ、捨てられません。コスト5以下の呪文の効果が無視されている状況なので、《完全防御革命》の置換効果は使えません。
引用元(2021.12.17)

Q.《ドラゴンズ・サイン》を唱えて《龍風混成 ザーディクリカ》を出しました。次の自分のターンのはじめまでに《∞龍 ゲンムエンペラー》が出た場合、《龍風混成 ザーディクリカ》の「ブロッカー」は無視されますか?
A.はい、無視されます。その「ブロッカー」は《龍風混成 ザーディクリカ》の能力ではなく、《ドラゴンズ・サイン》の効果によって得ています。《∞龍 ゲンムエンペラー》の効果によって《ドラゴンズ・サイン》の効果は無視されますので、得ていた「ブロッカー」も無視されます。
引用元(2022.4.22)

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況で《“必駆”蛮触礼亞》を唱える際、「B・A・D・S 2」を適用して手札を1枚捨てられますか?
A.いいえ、コストを2少なくして唱えることはできますが、カードを捨てることはできません。この状況で「B・A・D・S 2」を適用して唱えた場合、3コスト支払い、手札は捨てず、効果が無視されているので手札からビートジョッキーを出せずに処理が終了することになります。
引用元(2022.5.20)

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況で、自分のシールドゾーンからカードを手札に加える時、手札にあるコスト5以下の呪文の「S・バック」を使えますか?
類似能力:「サバキZ」
A.手札に加わるカードを捨てて、「S・バック」を宣言することはできます。ただし、効果は無視されているので、解決した結果、何も起きずに墓地に置くことになります。
なお、同時に宣言していた「S・トリガー」呪文の効果などで、解決時に《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンを離れていた場合には、問題なく効果を解決できます。
引用元(2022.6.3)

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況で、自分の《ジョバートの心絵》の上にコスト5の進化クリーチャーを重ねました。このコスト5の進化クリーチャーが「シンカパワー」で得た「ブロッカー」と「このターンの終わりにアンタップする」は、それぞれ無視されますか?
A.「ブロッカー」は無視されますが、「このターンの終わりにアンタップする」は無視されません。
「~を得る(与える)」とテキストにある場合、その効果によってクリーチャーに能力が与えられることになります。「ブロッカー」は「シンカパワー」によって進化クリーチャーに与えられている能力ですので、進化クリーチャーの能力が無視された場合、無視されます。
「このターンの終わりにアンタップする」は《ジョバートの心絵》が発生源である効果が発揮しているだけで、与えられた能力ではありませんので、無視されません。

+  (総合ルール 110.1)

引用元(2022.6.24)

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況で、自分の《ブランド-MAX》の「S-MAX進化」は、どこまでが無視されますか?
A.「自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを破壊するか、自分の手札から《ブランド-MAX》を1枚捨てる」が無視されます。注釈として書かれている「このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す」は無視されません。
引用元(2022.7.22)

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況で、自分は自分の闇のクリーチャーを1体破壊して《魔流毒》を唱えられますか?
A.はい、効果は無視されていますが、自分の闇のクリーチャーを破壊して唱えられます。
引用元(2022.7.22)

Q.バトルゾーンに《∞龍 ゲンムエンペラー》がいる状況で、自分はバトルゾーンにいる《極限龍神ヘヴィ》に、《極限龍神メタル》をリンクした状態で出せますか?
A.はい、リンクした状態でバトルゾーンに出せます。《∞龍 ゲンムエンペラー》によってバトルゾーンの《極限龍神ヘヴィ》が持つ「G・リンク」能力は無視されていますが、手札から出す《極限龍神メタル》の能力は無視されていません。
なお、《極限龍神メタル》は能力が無視された状態の《極限龍神ヘヴィ》とリンクした状態で出ますが、コストが7ですので、その能力は無視されません。「出た時」の能力もトリガーしますし、リンクした後はコストが12になるので、それ以降も能力は無視されません。

+  (総合ルール 803.1c)

引用元(2022.7.22)

Q.バトルゾーンに《∞龍 ゲンムエンペラー》がいる状況で、自分はバトルゾーンにいる《極限龍神メタル》に、《極限龍神ヘヴィ》をリンクした状態で出せますか?
A.はい、リンクした状態でバトルゾーンに出せます。《∞龍 ゲンムエンペラー》が無視するのはバトルゾーンにいるコスト5以下のクリーチャーの能力だけですので、手札から出そうとしている《極限龍神ヘヴィ》の「G・リンク」能力は無視されません。
なお、ゴッドがリンクした状態で出た場合でも、それによりトリガーする能力がある場合、実際に出たカードの特性のみが参照されます。《極限龍神ヘヴィ》のコストは4で、《∞龍 ゲンムエンペラー》によって能力が無視されるので、その「出た時」の能力はトリガーしません。

+  (総合ルール 803.1c)

引用元(2022.7.22)

Q.自分のターンのはじめに《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》の「Dスイッチ」を使って、自分は墓地からコスト5のクリーチャー、相手は墓地から《∞龍 ゲンムエンペラー》をバトルゾーンに出しました。このコスト5のクリーチャーの「出た時」の能力は使えますか?
A.はい、使えます。《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》の効果でクリーチャーを出す際、自分のクリーチャーをすべて出した後、相手のクリーチャーをすべて出します。コスト5のクリーチャーが出てから《∞龍 ゲンムエンペラー》が出るため、能力はすでにトリガーしており、無視されても使えます。
引用元(2022.7.22)

Q.自分の《禁断英雄 モモキングダムX》と相手の《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況です。自分は《ヴィオラの黒像》をバトルゾーンに出し、「出た時」の能力で相手の《∞龍 ゲンムエンペラー》を破壊して、墓地からレクスターズを1体出しました。この際、《禁断英雄 モモキングダムX》の「自分の他のレクスターズが出た時」の能力を何回使えますか?
A.1回だけ使えます。《ヴィオラの黒像》が出た時点では《∞龍 ゲンムエンペラー》がまだバトルゾーンにいたため《禁断英雄 モモキングダムX》の能力は無視されており、トリガーしていません。
引用元(2022.7.22)

Q.相手の《∞龍 ゲンムエンペラー》と、自分のリンク状態の《神人類 イズモ》《極限超絶神ゼン》がいます。この状況で自分が《極限究極神アク》を出す際、《神人類 イズモ》の「中央G・リンク」で、いったん《神人類 イズモ》《極限超絶神ゼン》のリンクを外してから、《神人類 イズモ》《極限究極神アク》のみをリンクさせることはできますか?
A.はい、できます。リンクしている《神人類 イズモ》はコストが合算され7になっているので、能力は無視されていません。ですので、《極限究極神アク》が出る時に「中央G・リンク」の能力を使えます。今回の場合、「中央G・リンク」の解決中にリンクが外れることで、一時的にコストが3になりますが、解決中の効果は無視されないため、《神人類 イズモ》《極限究極神アク》をリンクさせられます。
引用元(2022.7.28)

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《MAX-Gジョラゴン》の「このクリーチャーが召喚によって出た時、または自分のターンのはじめに」の能力で《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》を手札からマナゾーンに置きました。この《MAX-Gジョラゴン》が得た《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》の能力は無視されますか?
A.いいえ、無視されません。《∞龍 ゲンムエンペラー》はマナゾーンにあるクリーチャーの能力を無視できませんし、コスト6である《MAX-Gジョラゴン》の能力も無視できません。
引用元(2022.7.28)

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況です。自分の《深淵の支配者 ジャシン》をバトルゾーンに出しました。その《深淵の支配者 ジャシン》はどうなりますか?
A.自分の闇のクリーチャーまたはタマシードの数に関わらず、能力が無視されたタマシード/クリーチャーになります。
《∞龍 ゲンムエンペラー》が出ている状況で、後から《深淵の支配者 ジャシン》を出した場合、「クリーチャーとして扱わない」能力が適用される前に、《∞龍 ゲンムエンペラー》によって能力が全て無視されます。これにより「クリーチャーとして扱わない」能力自体が無視されるため、それ以降、《∞龍 ゲンムエンペラー》の能力が存在する限り、能力が無視されたタマシード/クリーチャーになります。
引用元(2022.9.9)

Q.自分の《深淵の支配者 ジャシン》のみがバトルゾーンにいる状況です。《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンに出た場合、その《深淵の支配者 ジャシン》はどうなりますか?
A.《深淵の支配者 ジャシン》は自身の能力でクリーチャーではないタマシードになっているので、能力は無視されません。
ただし、その後に自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードがバトルゾーンに合計4つ以上ある状況になった場合、《深淵の支配者 ジャシン》はクリーチャーとしても扱われ、これにより《∞龍 ゲンムエンペラー》の能力の対象となり、能力がすべて無視されたタマシード/クリーチャーとなります。また、無視されている状況で自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードがバトルゾーンに合計3つ以下になったとしても、「クリーチャーとして扱わない」能力自体が無視されているため、能力がすべて無視されたタマシード/クリーチャーのままです。
引用元(2022.9.9)

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《ドラン・ゴルギーニ》を出しました。この時、「このタマシードが出た時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、トリガーしません。《∞龍 ゲンムエンペラー》がいる状況で《ドラン・ゴルギーニ》を出した場合、自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードの数に関わらず、能力が無視されたタマシード/クリーチャーになります。能力が無視されるので、その「出た時」の能力はトリガーしません。
引用元(2022.9.16)

+  類似裁定(2022.9.28)

Q.バトルゾーンに《∞龍 ゲンムエンペラー》がいる状況で、自分は追加コストを2支払って《ウマキン☆プロジェクト》を合計6コストで召喚しました。自分はそれに続くアイコン能力にある「バズレンダ」を、追加で1回使えますか?
A.いいえ、使えません。《ウマキン☆プロジェクト》の「出た時」の能力は何もせず、能力が無視されてパワーが0のままなので、そのまま墓地に置かれます。
追加でコストを支払ったとしても、《ウマキン☆プロジェクト》のカードのコストが6になるわけではありません。出た時点でコスト5以下である《ウマキン☆プロジェクト》の「バズレンダ」は無視されます。
引用元(2022.9.28)

Q.自分は《バンキシーの魔盤》を唱えて、山札から《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンに出ました。
この《∞龍 ゲンムエンペラー》は「スピードアタッカー」ですぐ攻撃できますか?
また、次の相手のターンのはじめに手札に戻りますか?
A.《∞龍 ゲンムエンペラー》自身の能力により《バンキシーの魔盤》の効果で付与された「スピードアタッカー」が無視されるため、召喚酔いで攻撃できません。
また、「次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーを手札に戻す」も効果が無視されていますので、次の相手のターンのはじめに手札に戻らず、バトルゾーンに残ります。
コスト5以下の呪文の解決中に《∞龍 ゲンムエンペラー》が出た場合でも、解決中の効果は無視されません。ただし、それにより生成された継続的効果や、遅延誘発型能力は無視されます。
引用元(2023.12.15)

Q.自分の《DARK MATERIAL COMPLEX》《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況です。自分のターン中に《∞龍 ゲンムエンペラー》が破壊された時、《DARK MATERIAL COMPLEX》の「他のクリーチャーが離れた時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、トリガーします。《∞龍 ゲンムエンペラー》の能力は常在型能力ですので、バトルゾーンを離れた時点で効果が消滅します。
引用元(2024.2.16)