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雷龍 ヴァリヴァリウス SR 光/火文明 (8) |
クリーチャー:ニトロ・ドラゴン/チームボンバー 11000 |
自分のクリーチャーがなければ、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。 |
スピードアタッカー |
W・ブレイカー |
<マジボンバー>7(このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を見る。その後、コスト7以下のクリーチャーを1体、自分の手札または山札の上から出してもよい) |
このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。 |
DMRP-14で登場した光/火のニトロ・ドラゴン/チームボンバー。
スピードアタッカーとマジボンバーを持つため、ビートダウンしながら後続を展開していける。
コスト8と重いが自力でコスト軽減でき、自分のクリーチャーがいなければたった5マナで召喚できる。
コスト3のマナブーストと組み合わせれば3→5で4ターン目に出せる。
マジボンバー7と攻撃終了ステップでシールド追加を行う2種の能力は、展開と守りを両立できるだけでなく、互いに噛み合っている。
まず、マジボンバーの効果で山札の上を確認できるため、手札からコスト踏み倒しすれば、その後シールドゾーンに置かれるカードを知ることができる。
また、山札の上がマジボンバーの対象外だった場合、それをシールドに送ることで、次のマジボンバーに望みをつなげることも可能。
結果的にマジボンバー先を手札から選んでも、山札から選んでもアドバンテージを取れる。状況に応じて適切な方を選ぼう。
コスト7以下には《超戦龍覇 モルトNEXT》や《最終龍覇 グレンモルト》などの1体で勝負を決めかねないクリーチャーがいるため、このクリーチャーのマジボンバーの恩恵は大きい。非常に高スペックなグッドスタッフカードなので多くのデッキで活躍できる。
当初主戦場は2ブロック構築環境であったが、後に通常構築でも使われるようになった。
王来篇環境(アドバンス)では【5色グレンモルト】をメインに使われた。極論《メンデルスゾーン》からこちらへ2→5と繋ぎ、こちらで《最終龍覇 グレンモルト》を呼び出して《爆銀王剣 バトガイ刃斗》で展開することで3ターンキルを狙うこともできる。
DMEX-15発売から1週間ほど前のオリジナル環境ではこれを軸にした【5色コントロール】が一定数入賞した。EXライフ持ちの活躍によりこのカードによるシールド追加が再評価され、採用につながった面もある。ミラーマッチでは《ドンドン火噴くナウ》で《天災 デドダム》辺りが除去されて盤面が更地になった場合などの返しに役立つ。DMRP-18発売1週間前の時点では、オリジナル環境のトップに立った。
DMBD-16・DMBD-17期に入る前までのアドバンス環境ではこれを採用した型の【白赤緑ドギラゴン閃】が主流であった。
【白青赤ゾージアミラダンテ】が成立すると、そちらにも入るようになった。最初は確定枠であったが、徐々に《R.S.F.K.》でごり押しするプランや《支配の精霊ペルフェクト》で相手を牽制するプランなどが浸透し、変にこれで早期ワンショットを狙う必要性が薄くなり、次第に選択枠に降格。
他にも、【白赤緑ヴァリヴァリウス】というドラゴン基盤によるマナブーストからこれで打点とロック持ちを並べて勝つ型が何度か上位入賞している。