ニンジャ・ストライク [編集]
ニンジャ・ストライクN(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードがN枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかった場合、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを自分の山札の一番下に置く) |
DM-29でシノビ種族とともに登場したキーワード能力。
シノビのみが持ち、コスト踏み倒し効果と、この能力によって召喚したターンの終わりに山札の下に戻す効果の二つから成る。
ニンジャカテゴリに属す。
威牙の幻ハンゾウ VR 闇文明 (7) |
クリーチャー:デーモン・コマンド/シノビ 5000 |
ニンジャ・ストライク7(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが7枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかった場合、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを自分の山札の一番下に置く) |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーは-6000される。 |
このクリーチャーが破壊される時、自分のマナゾーンに闇のカードがあれば、このクリーチャーのかわりに自分のシールドを1枚墓地に置いてもよい。 |
光牙忍ハヤブサマル C 光文明 (3) |
クリーチャー:ガーディアン/シノビ 3000 |
ニンジャ・ストライク4(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが4枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかった場合、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを自分の山札の一番下に置く) |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、次の自分のターンのはじめまで、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体は「ブロッカー」を得る。 |
※殿堂入り |
この能力を持つクリーチャーは、相手が攻撃、またはブロックを宣言した時に、決められた枚数のマナが貯まっていれば、マナコストを払わずに召喚できる。
また、このように召喚した場合、デメリットとしてそのターンの終了時に山札の下に送られる。
S・トリガーやS・バックに続く相手ターン中でのプレイを許可する能力であり、相手の攻撃時や、自分が攻撃して相手がブロックした時にコンバット・トリックとして使える。
一瞬の能力だけあって、cip能力を持つものが多い。そのため、クリーチャーながら呪文のような感覚で使用できる。
コスト踏み倒しの例に漏れず、かなり強力な能力である。
マナゾーンの枚数さえ揃っていればマナを支払う必要はなく自由に使用できるため、かなり扱いやすい。
非常に画期的かつ強力な能力であり、特に《光牙忍ハヤブサマル》の採用率が高い。その他には《轟牙忍 ハヤブサリュウ》、《怒流牙 佐助の超人》、《怒流牙 サイゾウミスト》、《威牙の幻ハンゾウ》がよく使われている。
手札から突然現れて、相手を掻き乱して去っていく様は、まさに忍者の動きそのものと言えるだろう。
ルール [編集]
実際のテキストは以下の通り。[N]にはマナゾーンに必要なカードの枚数が記してある。
ニンジャ・ストライク[N](相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが[N]枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかった場合、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを自分の山札の一番下に置く) |
- テキストからはわかりにくいが、『攻撃中に〜使っていなかった場合』という制限はそれぞれのプレイヤーにかかる。つまり、相手がニンジャ・ストライク能力を使ってしまったからといって、自分が使えなくなるということはない。また、同一ターンに何度も攻撃されれば、その度にニンジャ・ストライク能力で召喚できる。
- 1回の攻撃につき1回しか能力は使えないが、使用宣言自体は何枚でも行える。複数ニンジャ・ストライクを宣言した場合、その中から好きな方を解決できる。
- 相手プレイヤーのアタックトリガーなどによって、ランデスでマナゾーンのカードの枚数が既定の枚数より少なくなったり、使用したいシノビがハンデスされた場合は当然だが使用宣言することはできない。また、使用宣言した後、解決前にマナゾーンのカードの枚数が既定の枚数より少なくなったり、そのシノビがハンデスされた場合も、解決時にニンジャ・ストライクは不発に終わる。ニンジャ・ストライクを使うには、使用宣言時と解決時両方条件が揃っている必要がある。
■使用宣言タイミングについて
《ガロウズ・セブ・カイザー》のドローは非ターン・プレイヤーの使用宣言タイミングの後なのでニンジャ・ストライクは使えない。
《R.S.F.K.》のアタックトリガーによるブレイクは非ターン・プレイヤーの宣言前に処理されるのでニンジャ・ストライクを使える。
《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》のDスイッチで呪文を唱えるタイミングは宣言タイミングの後なのでニンジャ・ストライクは使えない。
- 能力は原則としてその能力を持つカードが特定のゾーンにある場合に機能するが、このキーワード能力を成す踏み倒しの方の能力(山札に戻る能力ではない方)は例外的に複数のゾーンで機能するという裁定が出ている。(※手札以外のゾーンからの召喚が許可されている必要がある)
- ニンジャ・ストライクを宣言するタイミングを過ぎてから召喚可能なゾーンに加わったものは使うことができない。
ゲームにおいて [編集]
- シノビ専用のデッキで無くても投入できるため、シノビの影が見えないからといって油断していると思わぬ反撃を食らうといった事も起こりうる。その為、以前よりピーピングの重要性が上昇したと言える。
その他 [編集]
- 注釈文は「このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい」と、召喚するクリーチャーがシノビに限定されている。
ニンジャ・ストライクを持つクリーチャーは全てシノビであるため問題はないが、今後何らかの理由でシノビでないクリーチャーがニンジャ・ストライクを得るか、シノビ種族が失われるかした場合、召喚できなくなる可能性がある。
- 山札の下に送られるテキストも「このシノビを自分の山札の一番下に置く」とあるが、出したターンの終わりまでに進化しシノビではなくなった場合も山札の下に送られる。
- 2021年9月初頭にデュエチューブに公開された開発秘話においては、「僕が会社に入って初めてセット開発に関わった時、アイデアが追加で1つ必要ということで考え出したもの」という射場本正巳のコメントが読み上げられており「コンバット・トリックを導入したら新しい駆け引きを生み出せるかと思ったが、シンプルなゲーム性がそのものが重要であったり不必要に考える時間を増やしてしまうことは望ましくなかったため、バランスを取ることが難しかった」という。参考
ニンジャ・ストライクを持つカード [編集]
[N]はマナゾーン要求値。
多くが戦国編のカードであるが、後にDMBD-02やDMEX-12でもフィーチャーされ数を増やしている。
光文明 [編集]
水文明 [編集]
闇文明 [編集]
火文明 [編集]
自然文明 [編集]
多色 [編集]
無色 [編集]
ニンジャ・ストライクに関連する能力を持つカード [編集]
DCGのインターフェイスにおける情報バレや1試合の時間短縮の兼ね合いを考慮してか、すべてがオミットされている。
しかし、TCGでニンジャ・ストライクとして知られるカードを元ネタにしたカードは登場していて、代用にS・トリガーを与えられている。
出す方法がS・トリガーに弱体化したのは仕方ないにしても、《オロチム》《腐毒の幻ハンゾウ》《ジャニット》の3体は「相手のターン中にバトルゾーンに出た時、そのターンの終了時、このクリーチャーを自分の山札の下に置く。」というデメリットは与えられてしまっている。
TCGではニンジャ・ストライク能力で召喚した場合のみ山札の下に送られるデメリットが発生するが、デュエプレの再現では《母なる大地》や《父なる大地》といった無関係の踏み倒しでも山札に送られてしまう。
参考 [編集]
公式Q&A
Q.「ニンジャ・ストライク」という能力は、どのようにプレイするのですか?
A.「ニンジャ・ストライク」 は、シノビという種族のクリーチャーが持つ能力で、そのシノビが手札にある時使えるものです。相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分の手札にあるシノビの、「ニンジャ・ストライク」 に付いている数字をチェックしてください。自分のマナゾーンに、その数字以上の枚数のカードがあれば、そのシノビをコストを支払わずに召喚することができます。 そして、そのターンの終わりに、そのシノビを自分の山札の一番下に置いてください。
引用元(過去のよくある質問より)
Q.「ニンジャ・ストライク」を使って、一度に何体ものシノビを場に出すことはできますか?
A.いいえ、攻撃一回につき、使える「ニンジャ・ストライク」能力はひとつだけです。
引用元(過去のよくある質問より)
Q.相手による最初の攻撃で、「ニンジャ・ストライク」を使ってシノビを1体場に出しました。次の攻撃時に、「ニンジャ・ストライク」で別のシノビを場に出してもいいですか?
A.はい、 攻撃一回につき、使える「ニンジャ・ストライク」能力はひとつだけですが、1ターン中に使える「ニンジャ・ストライク」の数に制限はありません。
引用元(過去のよくある質問より)
Q.《あたりポンの助》によって手札にある選ばれた名前を持つクリーチャーの革命チェンジやニンジャ・ストライクは使えなくなるのですか?
A.いいえ、使うことができます。ゾーンを指定せずにクリーチャーと言う場合はバトルゾーンに存在するクリーチャーのことを指します。バトルゾーンに出る前に何かさせる能力は使うことが可能です。
引用元(2019.7.2)
Q.''ニンジャ・ストライクで出したシノビが、ターンの終わりより前のタイミングでバトルゾーンを離れた場合、ターンの終わりにその移動先のゾーンから山札の一番下に移動しますか?
A.山札の一番下には行かず、その移動したゾーンに置かれたままです。
引用元(2019.10.2)
Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる時、「ニンジャ・ストライク」能力で召喚した《斬隠テンサイ・ジャニット》は、そのターンの終わりにバトルゾーンから持ち主の山札の一番下に置かれますか?
A.はい、山札の一番下に置かれます。
《∞龍 ゲンムエンペラー》の能力により、バトルゾーンの《斬隠テンサイ・ジャニット》は能力が無視されますが、使用した「ニンジャ・ストライク」の効果は無視されません。
引用元(2020.9.18)
Q.「ニンジャ・ストライク」で出したシノビはターンの終了時、持ち主の山札の一番下に置かれますが、その際《Dの隠家 ザトー・オブ・ウラギリガクレ》の下に置くことはできますか?
A.はい、下に置くことができます。
ターンの終わりに、山札の一番下に置くか、このD2フィールドの下に置くかを持ち主が選ぶことができます。
引用元(2020.7.17)
Q.相手の《ジェイ-SHOCKER》の能力によりコスト6のカードがバトルゾーンに出せない状態です。この状況で相手のクリーチャーが攻撃してきた時、自分は手札から《轟牙忍 ハヤブサリュウ》の「ニンジャ・ストライク」を宣言し、召喚を行えますか?
A.「ニンジャ・ストライク」の使用宣言はできますが、召喚は行えません。結果的に《轟牙忍 ハヤブサリュウ》は手札にとどまり、何も起こりません。
引用元(2021.4.14)
Q.相手のクリーチャーが攻撃した時、自分は《鎧冑 アナリス-2》の「相手のクリーチャーが攻撃する時」の能力で引いたカードの「ニンジャ・ストライク」や「革命0トリガー」を使うことはできますか?
A.いいえ、使えません。《鎧冑 アナリス-2》の能力を解決したタイミングでは、新たに「ニンジャ・ストライク」や「革命0トリガー」など、任意で使用する誘発型能力の宣言をすることはできません。
+
| | (総合ルール 506.3)
| - 506.3.
- 次に、攻撃クリーチャーが指定されたことによって誘発する能力が誘発し、効果が待機状態となります。
- 506.3a
- クリーチャーが攻撃すること、またはクリーチャーに攻撃されることに対して誘発する能力は、クリーチャーが攻撃クリーチャーに指定された時点でのみ誘発します。クリーチャーが攻撃に参加した後で、そのクリーチャーの特性がその能力の誘発条件に合致するように変化しても誘発しません。
- 506.3b
- 誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。使用する場合、まずターン・プレイヤー側が使用するものをすべて宣言します。使用宣言が必要な誘発型能力とは、ニンジャ・ストライクや革命チェンジなど、非公開ゾーンで誘発する能力を指します。(参考603.2e)
(総合ルール 603.2e)
- 603.2e
- 誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。「ニンジャ・ストライク」や「革命チェンジ」、「無月の門」など、非公開ゾーンで誘発する誘発型能力は、すべて使用宣言が必要な誘発型能力です。これらの能力は、墓地やマナゾーンなど、公開ゾーンから使用する場合にも、使用宣言を行う必要があります。
- 506.3c
- その後、ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。
- 506.3d
- 非ターン・プレイヤー側の、使用宣言が必要な誘発型能力の宣言を行います。攻撃クリーチャーを指定した時点では条件を満たしていなかったものであっても、この時点で条件を満たしていれば使用宣言が可能です。
- 506.3e
- その後、非ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。この過程でターン・プレイヤー側の効果が誘発した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理し、その後非ターン・プレイヤー側の処理に戻ります。
|
引用元(2021.4.16)
Q.自分のマナゾーンにカードが4枚以上あり、《砕慄接続 グレイトフル・ベン》がバトルゾーンにいる状況です。相手のクリーチャーが攻撃した時、自分はマナゾーンにある《光牙忍ハヤブサマル》の「ニンジャ・ストライク」を使って召喚できますか?
A.はい、召喚できます。また、この際、手札から「ニンジャ・ストライク」を使う時と同様に、誘発型能力の使用を宣言する必要があります。
引用元(2021.6.25)
Q.《スリヴァーの女王》がバトルゾーンにいる状況で、超次元ゾーンから「ニンジャ・ストライク」や「S・バック」、「ギャラクシールド」のような能力を使えますか?
A,はい、使えます。《スリヴァーの女王》がバトルゾーンにいる間は、超次元ゾーンにあるクリーチャーの「ニンジャ・ストライク」や「S・バック」の誘発型能力の使用宣言を行うことができ、また、超次元ゾーンにあるクリーチャーを「ギャラクシールド」コストを支払ってシールド化できます。
引用元(2022.2.18)
Q.相手の《ウラミ入道》の「攻撃する時」の能力で、相手はその《ウラミ入道》自身を破壊しました。自分は《光牙忍ハヤブサマル》の「ニンジャ・ストライク」を使えますか?
類似例:《ボルシャック・ドギラゴン》の「革命0トリガー」
A.いいえ、使えません。非公開ゾーンにあるカードの「相手のクリーチャーが攻撃する時」の能力や、「クリーチャーが自分を攻撃する時」の能力は、ターンプレイヤー側の攻撃する時にトリガーした待機状態の能力をすべて解決した後で、その使用宣言を行わないと使えません。使用宣言を行う前に攻撃クリーチャーもしくは攻撃先のクリーチャーがバトルゾーンを離れてしまうと、使用宣言が行えず、能力を使うこともできなくなります。
+
| | (総合ルール 505.6a)
| - 505.6a
- 一旦クリーチャーが攻撃クリーチャーかブロッククリーチャーとして指定されたなら、そのクリーチャーが攻撃やブロックに参加することを禁止する能力がその後で発動したとしても、そのクリーチャーを現在行われている攻撃やブロックから取り除くことはありません。ただし、何らかの効果によって攻撃クリーチャーまたは攻撃先のクリーチャーが「その攻撃」から取り除かれた場合、その攻撃は即座に終了し、攻撃終了ステップへ移行します。この時、すでに解決待ちの効果は解決されますが、(506.3d で定義される)非ターン・プレイヤーの任意で使用を宣言できる能力を新たに追加することはできません。
(総合ルール 506.3d)
- 506.3d
- 非ターン・プレイヤー側の、使用宣言が必要な誘発型能力の宣言を行います。攻撃クリーチャーを指定した時点では条件を満たしていなかったものであっても、この時点で条件を満たしていれば使用宣言が可能です。
|
引用元(2022.5.20)
+
| | 類似裁定(2022.8.5)
| Q.相手は《終焉の覚醒者 レッドゾーンBSR》で自分のタップ状態の《ロッキーロック》に攻撃し、その「攻撃する時」の能力で、攻撃していた《ロッキーロック》を封印しました。この時、自分は《終断χ ベガスランチャー》の「ニンジャ・ストライク」を使えますか? 類似例:《ボルシャック・ドギラゴン》の「革命0トリガー」
A.いいえ、使えません。「ニンジャ・ストライク」や「革命0トリガー」など、非公開ゾーンでトリガーする能力を使うには、使用宣言を行う必要があります。今回の場合、ターン・プレイヤーの効果解決中に攻撃先のクリーチャーが封印されたので、その攻撃は中止され、非ターン・プレイヤーは能力の使用宣言を行うことができません。
+
| | (総合ルール 505.6a 506.1)
| - 505.6a
- 一旦クリーチャーが攻撃クリーチャーかブロッククリーチャーとして指定されたなら、そのクリーチャーが攻撃やブロックに参加することを禁止する能力がその後で発動したとしても、そのクリーチャーを現在行われている攻撃やブロックから取り除くことはありません。ただし、何らかの効果によって攻撃クリーチャーまたは攻撃先のクリーチャーが「その攻撃」から取り除かれた場合、その攻撃は即座に終了し、攻撃終了ステップへ移行します。この時、すでに解決待ちの効果は解決されますが、(506.3d で定義される)非ターン・プレイヤーの任意で使用を宣言できる能力を新たに追加することはできません。
- 506.3d
- 非ターン・プレイヤー側の、使用宣言が必要な誘発型能力の宣言を行います。攻撃クリーチャーを指定した時点では条件を満たしていなかったものであっても、この時点で条件を満たしていれば使用宣言が可能です。
- 506.1.
- ターン・プレイヤーは攻撃クリーチャーを指定します。
- 506.1a
- まず、ターン・プレイヤーはどのクリーチャーが攻撃するかを選びます。(この選択は任意です) 選ぶクリーチャーは適正に攻撃できる状態でなければいけません。アンタップ状態でなければならず、また、そのターンの開始時から継続してバトルゾーンにいるか、何らかの効果によって攻撃できないことが無効になっているのでなければなりません。攻撃するために何らかの条件を必要とするクリーチャーは、その条件を満たせない状態で攻撃クリーチャーとして指定することができません。
- 506.1b
- ターン・プレイヤーは、自分のクリーチャーに何らかの強制(そのクリーチャーは攻撃する、あるいは何らかの条件を満たした場合そのクリーチャーで攻撃するという効果)がある場合、そのターン中にそのクリーチャーを攻撃させなくてはいけません。強制の働いているクリーチャーが攻撃に参加する順番は任意です。
- 506.1c
- ターン・プレイヤーは選んだクリーチャーをタップします。
- 506.1d
- 以後、選ばれたクリーチャーは攻撃クリーチャーになります。「その攻撃」から取り除かれるか、または攻撃終了ステップまで、それは攻撃クリーチャーであり続けます。
- 506.1e
- ターン・プレイヤーはクリーチャーがプレイヤーまたはタップ状態のクリーチャーのどちらを攻撃するのかを指定します。
|
引用元
|
Q.自分のマナゾーンにカードが3枚しかない状況です。この状況で相手クリーチャーが攻撃した時、自分は手札から《光牙忍ハヤブサマル》の「ニンジャ・ストライク 4」を宣言できますか?
A.はい、宣言できます。ただし、実際に能力を解決するタイミングでもマナゾーンにカードが3枚しかない場合、《光牙忍ハヤブサマル》は召喚できず、手札にとどまります。
+
| | (総合ルール 112.3c)
| - 112.3c
- ニンジャ・ストライクは、ターン・プレイヤーのクリーチャーが攻撃した後の非ターン・プレイヤーの処理タイミング、または非ターン・プレイヤーのクリーチャーがブロックした後のターン・プレイヤーの処理タイミングにおいて、指定されたマナゾーンの枚数を満たしていた場合にクリーチャーのコストを支払わずに召喚する能力です。能力の使用宣言を行うタイミングで指定されたマナゾーンの枚数を満たしていなかったとしても、解決の際にマナゾーンの枚数を満たしていた場合はコストを支払わずに召喚できます。
|
引用元(2022.8.10)
Q.相手が《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の「メテオバーン」で自分のシールドをすべてブレイクした際に、自分は《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》を「S・トリガー」で召喚し、「出た時」の能力で《百鬼の邪王門》を山札から手札に加えました。
《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の攻撃中なので、これによって手札に加えた《百鬼の邪王門》の「鬼エンド」を使えますか?
類似能力:「革命0トリガー」「ニンジャ・ストライク」
A.いいえ、使えません。ターン・プレイヤーの待機状態の効果を解決した後、まず非ターン・プレイヤーが使用宣言が必要な能力の宣言を行い、その後で非ターン・プレイヤーの待機状態の効果を解決します。
《百鬼の邪王門》の「鬼エンド」は使用宣言が必要な能力ですので、《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》の「出た時」の能力を解決する前に宣言を行わなければ使えません。そのため、「出た時」の能力で手札に加えた《百鬼の邪王門》は使えません。
+
| | (総合ルール 506.3)
| - 506.3.
- 次に、攻撃クリーチャーが指定されたことによって誘発する能力が誘発し、効果が待機状態となります。
- 506.3a
- クリーチャーが攻撃すること、またはクリーチャーに攻撃されることに対して誘発する能力は、クリーチャーが攻撃クリーチャーに指定された時点でのみ誘発します。クリーチャーが攻撃に参加した後で、そのクリーチャーの特性がその能力の誘発条件に合致するように変化しても誘発しません。
- 506.3b
- 誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。使用する場合、まずターン・プレイヤー側が使用するものをすべて宣言します。使用宣言が必要な誘発型能力とは、ニンジャ・ストライクや革命チェンジなど、非公開ゾーンで誘発する能力を指します。(参考603.2e)
- 506.3c
- その後、ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。
- 506.3d
- 非ターン・プレイヤー側の、使用宣言が必要な誘発型能力の宣言を行います。攻撃クリーチャーを指定した時点では条件を満たしていなかったものであっても、この時点で条件を満たしていれば使用宣言が可能です。
- 506.3e
- その後、非ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。この過程でターン・プレイヤー側の効果が誘発した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理し、その後非ターン・プレイヤー側の処理に戻ります。
|
引用元(2023.4.10)
Q.相手が《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の「メテオバーン」で自分のシールドをすべてブレイクした際に、自分は《ドンドン吸い込むナウ》を「S・トリガー」で唱えて、効果で《百鬼の邪王門》を山札から手札に加え、攻撃中の《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》を手札に戻しました。
《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の「相手がこのクリーチャーを選んだ時」の能力でマナゾーンのカードを墓地に置かれた後も自分のマナゾーンに闇と火のカードがあるのですが、この時、手札に加えた《百鬼の邪王門》の「鬼エンド」を使えますか?
類似能力:「革命0トリガー」「ニンジャ・ストライク」
A.いいえ、使えません。攻撃中のクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、その後、非ターン・プレイヤーが能力の使用宣言を行えるタイミングはありません。《百鬼の邪王門》の「鬼エンド」は使用宣言が必要な能力ですので、攻撃クリーチャーを手札に戻した場合は宣言できず、使えません。
なお、《ドンドン吸い込むナウ》で《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》以外のクリーチャーを手札に戻した場合は、その処理が終わった後、攻撃が継続しているので《百鬼の邪王門》の使用宣言ができます。
+
| | (総合ルール 505.6a)
| - 505.6a
- 一旦クリーチャーが攻撃クリーチャーかブロッククリーチャーとして指定されたなら、そのクリーチャーが攻撃やブロックに参加することを禁止する能力がその後で発動したとしても、そのクリーチャーを現在行われている攻撃やブロックから取り除くことはありません。ただし、何らかの効果によって攻撃クリーチャーまたは攻撃先のクリーチャーが「その攻撃」から取り除かれた場合、その攻撃は即座に終了し、攻撃終了ステップへ移行します。この時、すでに解決待ちの効果は解決されますが、(506.3dで定義される)非ターン・プレイヤーの任意で使用を宣言できる能力を新たに追加することはできません。
|
引用元(2023.4.10)