真聖教会(しんせいきょうかい) エンドレス・ヘブン》 [編集]

真聖教会 エンドレス・ヘブン VIC 光文明 (5)
ドラグハート・フォートレス
自分のクリーチャーが破壊された時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加えてもよい。
龍解:自分のターンの終わりに自分のシールドの数が相手のより多ければ、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。
龍解後⇒《真・天命王 ネバーエンド》

DMR-16真で登場したビクトリーを持つドラグハート・フォートレス

DMR-16極に先行収録された《真・龍覇 ヘブンズロージア》に対応するドラグハートである。
あちらの能力によってこのカードを呼び出しマナ武装5を満たしていれば、相手がシールドをブレイクしようとしてもシールド・セイバーで防ぎ、逆にシールドが増えるという強固な壁を築くことが可能。

ホーリー・フィールドに似た龍解条件の都合上、ビートダウン向きの赤単もしくは【準赤単】にてアタックトリガーでこのカードを呼び出せる《次元龍覇 グレンモルト「覇」》と非常に相性が良い。裏返すための条件と裏返った後の打点スペックが似ている《時空の雷龍チャクラ》が、即殴れるようになったような状態だといえばその強さが分かるだろう。しかも《チャクラ》は自分のターンのはじめだが、こちらは自分のターンの終わりであるため、S・トリガーカード指定除去を踏まない限り、シールド差を生み出せる状況であれば確実に龍解できる。仮に《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》により龍解できなくても《モルト「覇」》が殴り返されればシールドが増え、《モルト「覇」》がマナ送りにされれば《二刀龍覇 グレンモルト「王」》による《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》に繋げやすくなるため、そこまで劇的に不利になるわけではない。相手のプレイングによって実際にシールドが増えた場合は龍解後の真・エスケープ手札補充として有効であり、全体的に無駄のないデザインといえる。

環境では【白単天門】【ロージアミラダンテ】で活躍している。《異端流し オニカマス》の登場以降は、フォートレスであり《オニカマス》コスト踏み倒しメタ能力の範囲外である性質上手軽な打点補強として重宝されるようになり、踏み倒したドラグナーが《オニカマス》でバウンスされるのを承知でフォートレスを残してそこから打点を作ってフィニッシュを目指すプレイングがよく見られるようになった。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

最新版テキスト [編集]

真聖教会 エンドレス・ヘブン PS 光文明 (5)
ドラグハート・フォートレス
ビクトリーアイコン
自分のクリーチャーが破壊された時、自分のシールドが9つ以下なら、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。(自分の《真聖教会 エンドレス・ヘブン》のこの効果は、各ターン中1回のみ発動する)
龍解:自分のターン終了時、自分のシールドが相手より多ければ、このドラグハートを《真・天命王 ネバーエンド》のほうに裏返す。
龍解後⇒《真・天命王 ネバーエンド》

DMPP-24で実装。《真・龍覇 ヘブンズロージア》を入手することで付いてくる。

シールド追加強制かつ、名称指定のターン1がついた。ただし、ゲームの上限であるシールド10の場合はシールド追加効果は破棄される。

  • 「自分のクリーチャーが破壊された時」より「自分のターン終了時」のほうが優先度が上。
    • 例えば《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》と《真聖教会 エンドレス・ヘブン》を同時に出している際、先に《ウェルカム・ヘル》で味方を破壊したらシールド追加待機するが、それを実施する前に《エンドレス・ヘブン》の「自分のターン終了時」がチェックされる。そのチェック時で相手よりシールド数が上回っていなければ龍解せず、このターンのタイミングはそれで終わり。その後にpig疑似付与でシールド追加するが、これによってシールド数が超過できても、このターンは《エンドレス・ヘブン》のまま。

初登場から【ヘブンズ・ゲート】【サザン・ルネッサンス】【サインシューゲイザー】 【白単ドラグハート】《最強熱血 オウギンガ》[1]《次元龍覇 グレンモルト「覇」》の呼び出し先として【モルト「王」】【モルトNEXT】【トリガーロージア】などと多くのデッキで採用された。特に【トリガーロージア】ではデッキの核として活躍していたが、そちらが一試合の長くなりやすい持久型タイプだったのが問題視されたのか、2024年6月27日より超次元ゾーンのカードでは初のナーフが決定した。

【トリガーロージア】では大量のS・トリガー獣自爆特攻してシールド追加することが重要な戦略のひとつだったが、大幅に効果が弱まった。また、《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》cip《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》起動型能力で巻き込んだ場合も1つしかシールド追加できなくなった。
相手にこのカードを使われる側の視点では、自爆特攻が可能な状態でターンを返すかシールドを1つでも多く減らして《真・天命王 ネバーエンド》龍解を防ぐかという駆け引きがなくなり、リーサルが組めている場合基本「殴り得」となった。

  • 基本的にナーフDP殿堂より使い勝手が悪くなることが当然だが、名称ターン1で弱体化されたこれは盤面に《真聖教会 エンドレス・ヘブン》を2つ以上出していても盤面上限に近づくデメリットが大きく、2枚以上採用するメリットが少ないか限定的という意味でDP殿堂と類似した方向性の弱体化も食らっている。複数枚採用して役に立つのは、除去に備えて予め複数出しておく場合、2体以上《真・天命王 ネバーエンド》をバトルゾーンに残そうとしたり、1枚が《ネバーエンド》に裏返った後に補強として後から《エンドレス・ヘブン》を出すなど、全くメリットはないわけではないが。

2024年6月27日メンテナンス前のテキスト [編集]

「自分の《真聖教会 エンドレス・ヘブン》のこの効果は、各ターン中1回のみ発動する」がなかった。

  • 初めての超次元ゾーンのカードのナーフだからか、今までと違い、生産時と同じDMポイントで分解出来るではなく、期間中にログインで全員に「DMPP-26 SRチケット×1」が配布がされることになった。[2]

サイクル [編集]

DMR-16極サイクル。自然は真。は極の収録となっている。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


[1] この場合はドラグハート・クリーチャーの《真・天命王 ネバーエンド》側が目的
[2] 恐らく《真・龍覇 ヘブンズロージア》の生産分のDMポイントで分解できるようにしてしまうと、「《真聖教会 エンドレス・ヘブン》を分解→そのDMポイントで《真・龍覇 ヘブンズロージア》を生産」のループが出来てしまい、無限にDMポイントを得てしまうからと思われる。