流星(りゅうせい)のガイアッシュ・カイザー》 [編集]

流星のガイアッシュ・カイザー SR 水/自然文明 (6)
クリーチャー:ブルー・コマンド・ドラゴン/グリーン・コマンド・ドラゴン/ハンター 8000
相手のターンの終わりに、相手がそのターン中、マナゾーンのカードをタップせずに、クリーチャーを出すか呪文を唱えていて、自分の《流星のガイアッシュ・カイザー》がなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、カードを2枚引く。
自分のコスト10以上のクリーチャーの召喚コストを4少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
相手のクリーチャーは出たターン、自分を攻撃できない。

DMEX-17で登場した/自然ブルー・コマンド・ドラゴン/グリーン・コマンド・ドラゴン/ハンター

優秀な複数の能力を持つ。

1つ目の能力は、コスト踏み倒しによる召喚を行うというもの。侵略ZEROに近い能力だが、この能力の場合《ベイB ジャック》《蛙跳び フロッグ》《極楽鳥》の能力での『バトルゾーンにあるクリーチャーのみでコストを支払った召喚』、コストを支払ったものにするGR召喚ギャラクシーGO、コストを支払わずに唱える呪文[1]でも反応する。
さらに、この能力では「相手のターン中に」「召喚する」ので、コスト踏み倒し能力でありながらコスト踏み倒しメタに引っかかることが少ない。
コマンドドラゴンを持っており、返しの自分のターンには召喚酔いが解けているため、すぐに侵略革命チェンジも狙える。
《ジョリー・ザ・ジョルネード》《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》と同様、同名カードをズラッと並べることはできないが、後述する能力が強力なため十分である。

2つ目はcipで2ドロー。踏み倒し時に発動してくれる点ももちろん便利だが、後述の能力との噛み合いも良い。
手打ちで出したとしても、2ドローで目当てのカードを手札に加えつつ、攻撃制限により時間を稼ぎながら、4マナ軽減できるので、コスト10以上のサポートとしては充分な性能。

3つ目はコスト10以上のファッティ召喚コストを4軽減するコスト軽減《剛撃古龍テラネスク》等ではできなかった2→4→6→11というマナカーブも可能であり、《勝利宣言 鬼丸「覇」》のような1体でゲームエンドとなるクリーチャーを素出ししやすくになる。

4つ目は相手のクリーチャーが出たターン、プレイヤーを攻撃できない状態になる、《こたつむり》が持っているものと同じ能力。
あちらと同じくクリーチャーへの攻撃は規制しないのでマッハファイターなどには影響がない。
1つ目の踏み倒し効果が相手ターンの終わりなので、アドバンスで相手が《GIRIGIRI・チクタック》などのGR召喚をしない限り、速攻メタとしては安定性は低い。《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》など、マナを支払わずに出るターン中に複数打点を生み出すカードにも一手遅れてしまう。
上述の通り、素出しした時の次のターンまでの時間稼ぎの為の効果だろう。

素のスペックもパワー8000のW・ブレイカーと能力とコストを考えれば高い部類で、カウンターで出てくるクリーチャーとしては十分すぎる打点である。
《百鬼の邪王門》《鬼ヶ大王 ジャオウガ》を出されても効果バトルで沈まず、【5色コントロール】系統で考えると《龍風混成 ザーディクリカ》《インフェル星樹》などにバトルで勝てるライン。革命チェンジで出てきた《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》でも落ちない。機会があれば《轟く革命 レッドギラゾーン》マッハファイター付与してバトルで処理するのも1つの手。

総じて、目立った弱点がなく纏まった性能を持つクリーチャー。強いて欠点をあげるとするなら、踏み倒しは相手のターンの終わりに発動する能力という都合上、ビートジョッキーや火タッチ光軸レクスターズなどが得意とする早期の大量展開からのワンショットには対応できないことくらいだろう。

ルール [編集]

  • 名前に《りゅうせい》を持つが、ひらがなであるためリュウセイには含まれずサポートを受けられない。
  • 複数枚《流星のガイアッシュ・カイザー》を使用宣言することができ、解決時点でバトルゾーンに自分の《流星のガイアッシュ・カイザー》があるなら不発になる。
    • 《流星のガイアッシュ・カイザー》が出るターンは相手のターン中である。宣言を済ませたカードは総合ルール101.4cに従って解決していく。
      • 非ターン・プレイヤーの手番では《流星のガイアッシュ・カイザー》を1枚ずつ出せる。1枚出るごとに、相手の《制御の翼 オリオティス》《ハッター・ルピア》といった誘発型能力持ちがいた場合、先にそのターン・プレイヤー側が持つ効果(例に挙げたカードでは出てから不正メタで除去)を行ってから非ターン・プレイヤーの残りの効果を行える。複数枚《ガイアッシュ・カイザー》を宣言している場合においては、同名1体目が出る→先にバトルゾーンから離される→バトルゾーンに同名がなくなっているので、2枚目以降もバトルゾーンに着地できるという順番となるため、4ドローや6ドローなども行える。
      • 相手が《ベイB セガーレ》を1体出していて、自分が《流星のガイアッシュ・カイザー》を2枚宣言しておけば、1枚目は着地置換効果でバトルゾーンに出ず、2枚目はバトルゾーンに自分の《流星のガイアッシュ・カイザー》がなく、相手のコスト踏み倒しメタもいなくなっているので着地に成功する。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

  • コスト10の《龍月 ドラグ・スザーク》ムゲンクライム4と《流星のガイアッシュ・カイザー》のコスト軽減を合わせれば4-4=0で簡単にコスト踏み倒しで召喚出来そうな雰囲気があるが
    実際には[闇(1)]支払わないといけない上に自分のクリーチャーを4体タップしなければいけない事に変わらない点は注意。

環境において [編集]

登場早々のDMEX-17期に【ドギラゴン閃】におけるカウンター札として利用されることとなった。通常のビートダウンデッキより重視されがちな手札を稼ぐことができ、【ドギラゴン閃】ミラーマッチで役立つ速攻メタが付いている点が重宝された。登場時の環境における【ドギラゴン閃】の場合、《王来英雄 モモキングRX》から《アルカディアス・モモキング》を踏み倒してターンを返したり、《“龍装”チュリス》から《蒼き守護神 ドギラゴン閃》革命チェンジしてもそれだけでは打点が足りなかったりと、コスト踏み倒しをしたターンにワンショットが決まることはざらとは言い難いため、このカードを踏み倒す機会は非常に多い。

DMEX-17発売から1週間もしないうちにこのクリーチャーのコスト軽減《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》が自身のB・A・Dと合わせて4コストまで軽減できることが注目され、そのギミックを搭載した【青赤緑ドギラゴン閃】が結果を残した。《超神龍バイラス・カースド》《勝利宣言 鬼丸「覇」》を詰め札として組み合わせた型も見られた。そこから派生・発展した【白青赤緑ドギラゴン閃】【白ガイアッシュ覇道】でもアドバンスオリジナルを問わず活躍。そちらでは先述の《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》や、ミラーマッチ他多くの相手に刺さる《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》などの大型フィニッシャーコスト軽減を活かして運用されている。

これらのデッキでは、自身のドロー能力や《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》のサーチなどのリソース系のカードの相乗効果によって、殿堂入りではあるが自身で革命チェンジできる《蒼き団長 ドギラゴン剣》《時の法皇 ミラダンテXII》を引っ張り込む機会は案外多いため、それらのカードが積極的にゲームに絡み、デッキパワーの向上に一役買う形となっている。

【4色ロマノグリラ天門】【5色ディスペクター】では、《霊宝 ヒャクメ-4》と合わせて《零獄接続王 ロマノグリラ0世》《黒智縫合 レディオブ・ローゼルド》を出すためのカウンター札として採用されている。

【青黒緑デッドダムド】とは、シールドが無くなってしまうと脆いところを補いつつ自身が自然コマンドなので相性が良い。

DMBD-18期のアドバンス環境では、全く色の合わない【赤白ドギラゴン閃】での準優勝まで報告された。たとえ《蒼き守護神 ドギラゴン閃》革命チェンジできないとしてもそのファイナル革命では出せる上、相手の行動によってはタダ出しできる2ドロー2打点というだけで十分採用できると言うことだろう。

登場して早々にアドバンスオリジナル環境を問わず活躍することになったが、GR召喚が使用できるアドバンスの方が自己コスト踏み倒しの発動を狙いやすく採用されやすい。自身のみでゲームを決めることはほぼできないが、最速で3ターン目に襲ってくる《蒼き守護神 ドギラゴン閃》に対して可能な限り手札に持てる確率を増やしたい、《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》をはじめとするマッハファイターからの革命チェンジで処理された場合に2枚目をすぐにカウンターで展開したいなどの理由で採用枚数が多くなりやすい。自身の持つ能力すべての無駄の無さと相まって、シングル価格はDMEX-17のカードの中でも群を抜いて高騰し、《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》と合わせて王来篇環境のドラゴンデッキの構築費用を大幅に上げる要因となった。

偶数コストの自然のクリーチャーであり《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》コスト軽減でき、しかも無限マナブーストの後に《水上第九院 シャコガイル》を呼び出した際に流れでこれを出せばドローで《水上第九院 シャコガイル》エクストラウィンを補助できるため、【チェイングラスパーループ】にも適性があり、2022年1月1日殿堂レギュレーション改訂によって構築可能になった【キリコチェイングラスパー】オリジナルチャンピオンシップ優勝を記録した。このクリーチャーと《蒼狼の王妃 イザナミテラス》《地龍神の魔陣》【チェイングラスパーループ】緑単から青緑に発展させた主因と言える。後にはコスト軽減対象が1枚採用の《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》しか投入されていないにもかかわらず殆どドローと足止めのみを目当てに採用されるレシピも見られた。

極端な例では《樹食の超人》【墓地ソース】【グルメ墓地ソース】)にもフシギバースコストなどを下げる目的で2枚程度挿される。《超七極 Gio/巨大設計図》濁りになるにもかかわらず採用される辺り、このカードのカードパワーの程が分かるだろう。

ゴッド・オブ・アビス環境でも色の合うドラゴン基盤デッキや青黒緑基盤を中心に使われる。【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】ミラーマッチでは《CRYMAX ジャオウガ》による即死を防ぐための素出し前提の速攻メタとして使われるが、cipの使い残りやメタクリーチャーが貯まっているとシールド焼却も相俟って殴り切られるので油断は禁物。

【絶望神サガループ】が登場するとその価値を上げた。一見すると即死コンボであるそちらに腐るようでいて、《蒼狼の大王 イザナギテラス》のような繋ぎ役を踏み倒しの誘発地点に利用できる、一度出て場に残れば《超神星DOOM・ドラゲリオン》の攻撃を遅らせるなど、中々の活躍を果たす。但し除去耐性は無いので《疾封怒闘 キューブリック》による除去が有効であり、他のメタカードと並べて除去が追い付かないようにするのが賢明。速攻メタとしての役割に加えて《「無月」の頂 $スザーク$》とのシナジーから【青黒魔導具】のカウンター札としてタッチされるケースまで見られた。

DM23-EX1発売に伴い、【メクレイド刃鬼】を新たな採用先とした。

【絶望神サガループ】消滅後は【5色ザーディクリカ】【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】【白赤アーマード・サムライ】などの繋ぎの動きにコスト踏み倒しを取り入れたデッキが環境上位でせめぎ合う状況のため、【絶望神サガループ】の現役時代同様に高い需要を誇る。これを採用した【青黒魔導具】も元々型として存在していたが、【絶望神サガループ】消滅を機にかなり増えた。

DM23-EX3期では主に【青黒緑DOOM・ドラゲリオン】で活躍。これが立てば墓地シンパシー系のカードを阻害されても余った墓地で墓地シンパシー元が足りる場合が多い。2024年3月11日殿堂レギュレーションの施行直前には、同じような発想で【カリヤドネループ】に2枚挿した型が結果を残した。

2024年3月11日殿堂レギュレーション改訂当日には、これを4枚積みして《水上第九院 シャコガイル》用のマナを確保した型の【ゲイル・ヴェスパー】オリジナルチャンピオンシップで優勝。同レシピには《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》も4枚積みされており、アビス・レボリューション期仕様に調整されていると言える。

7月上旬には【青赤緑モルト「王」】なる型のデッキが確認された(アドバンス、32人参加、準優勝)。《二刀龍覇 グレンモルト「王」》《龍世界 ドラゴ大王》をこれでコスト軽減する趣旨のデッキであった。

【青黒緑マルル】が環境に進出すると、そちらのテンプレパーツとしても知られるようになった。もっとも、《CRYMAX ジャオウガ》軸の型が主流になるにつれて、あまり積極的にコスト10の早期着地は狙わないケースが目立つようになった。

DMGP2024-2nd』後にはこちらの疑似侵略ZEROから《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》《時の法皇 ミラダンテXII》《蒼き夢双 ドギラゴン天》などへの革命チェンジに繋げる【白青赤バクオンソー】の入賞が報告された。また《夢双龍覇 モルトDREAM》との相性の良さに着目した【白青赤緑モルトDREAM】が成立した。

その他 [編集]

  • 漫画『デュエル・マスターズ WIN』では第12話でリッパー教授がウィン戦(初戦)で使用したが、《邪闘 シス》cipによる無限パワー低下を受けて破壊された。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 1つ目の能力について

Q.相手の《獣軍隊 ヤドック》がバトルゾーンにいて、自分のマナゾーンにカードが5枚あり、自分の《流星のガイアッシュ・カイザー》が手札に2枚ある状況です。相手のターンの終わりに両方の「相手のターンの終わりに」の能力を使えますか?
A.はい、相手のターンの終わりに、2枚の《流星のガイアッシュ・カイザー》の誘発型能力の使用宣言をすることはできます。最初にバトルゾーンに出る《流星のガイアッシュ・カイザー》《獣軍隊 ヤドック》の置換効果によってマナゾーンに置かれますが、2体目の《流星のガイアッシュ・カイザー》は自分のマナゾーンのカードが6枚になったので、そのままバトルゾーンに出せます。
引用元(2021.10.22)

Q.《流星のガイアッシュ・カイザー》が手札に2枚ある場合、相手のターンの終わりに両方の「相手のターンの終わりに」の能力を使えますか?
A.はい、相手のターンの終わりに、2枚の《流星のガイアッシュ・カイザー》の誘発型能力の使用宣言をすることはできます。ただし、バトルゾーンに出るのは1体のみです。1体目がバトルゾーンに出た後、2体目は召喚できないので、手札に残ります。
引用元(2021.10.22)

Q.《流星のガイアッシュ・カイザー》の「相手のターンの終わりに」の能力にはどこから召喚するか書かれていませんが、《流星のガイアッシュ・カイザー》自身が墓地やマナゾーンにある状況でも使えますか?
A.いいえ、通常は手札からのみ使えます。この能力は、自分がクリーチャーを召喚できるゾーンに《流星のガイアッシュ・カイザー》がある場合にのみ使えます。
ただし、《砕慄接続 グレイトフル・ベン》がいればマナゾーンからも使えるようになるなど、特定のゾーンから召喚できる能力を持つクリーチャーがいる場合、そのゾーンからも能力を使えるようになります。
引用元(2021.10.22)

Q.相手が《極楽鳥》3体をタップして《天災 デドダム》を召喚しました。そのターンの終わりに、自分は《流星のガイアッシュ・カイザー》をコストを支払わずに召喚できますか?
A.はい、召喚できます。《極楽鳥》の能力にある「このクリーチャーを、自分のマナゾーンにあり、すべての文明を持つかのようにタップしてもよい」は、実際にマナゾーンのカードをタップしているわけではありませんので、《流星のガイアッシュ・カイザー》の条件を満たします。
引用元(2022.9.28)

Q.相手のターン中、バトルゾーンに《∞龍 ゲンムエンペラー》のみがいる状況で、相手は《灰燼と天門の儀式》を唱えて《ドラン・ゴルギーニ》をバトルゾーンに出しました。そのターンの終わりに、自分は《流星のガイアッシュ・カイザー》をコストを支払わずに召喚できますか?
A.はい、召喚できます。バトルゾーンに出た《ドラン・ゴルギーニ》はクリーチャーになる条件を満たしておりませんが、「クリーチャーとして扱わない」という継続的効果よりも、《∞龍 ゲンムエンペラー》の「無視する」という継続的効果が優先されますので、クリーチャーが出た扱いになるためです。
引用元(2022.9.28)

Q.相手のターン中、バトルゾーンにクリーチャーが1体もいない状況で、相手は《灰燼と天門の儀式》を唱えて墓地から《ドラン・ゴルギーニ》をバトルゾーンに出しました。そのターンの終わりに、自分は《流星のガイアッシュ・カイザー》をコストを支払わずに召喚できますか?
A.いいえ、召喚できません。バトルゾーンに出た《ドラン・ゴルギーニ》はクリーチャーになる条件を満たしておりませんので、クリーチャーが出た扱いにならないためです。
引用元(2022.9.28)

Q.相手のターンの終わりに、相手が《手札の儀》でGR召喚しました。この際、自分は《流星のガイアッシュ・カイザー》を「相手のターンの終わりに」の能力で召喚できますか?
参照:《「無月」の頂 $スザーク$》《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》
A.はい、召喚できます。まずターン・プレイヤーの待機状態の効果を解決し終わった後、非ターン・プレイヤーが使用宣言が必要な能力の宣言を行い、その後非ターン・プレイヤーの待機状態の効果を解決します。《流星のガイアッシュ・カイザー》の能力の使用宣言をして、効果を解決するのは《手札の儀》の解決が終わった後です。

+  総合ルール 511

引用元(2023.4.10)

  • 4つ目の能力について

Q.《流星のガイアッシュ・カイザー》の能力で、「バズレンダ」によって追加で3コスト支払う《キング・マニフェスト》の召喚するコストを4少なくできますか?
A.いいえ、できません。そのクリーチャーの元のコストが10以上でなければ、コストを4少なくできません。
引用元(2021.10.22)

Q.《流星のガイアッシュ・カイザー》の能力で、《大樹王 ギガンディダノス》の「フシギバース」のコストや、《∞龍 ゲンムエンペラー》の「ムゲンクライム」のコストを4少なくできますか?
A.はい、できます。そのクリーチャーの元のコストが10以上である場合は、「フシギバース」や「ムゲンクライム」などの召喚コストも4少なくできます。ただし、その結果コストがそのクリーチャーが持つ文明の数より少なくなった場合も、文明の支払いは必要です。
例えば、《∞龍 ゲンムエンペラー》の「ムゲンクライム4」で支払うマナの数は、文明の数である2よりも少なくはなりません。
引用元(2021.10.22)

+  類似裁定(2022.7.22)

Q.バトルゾーンに相手の《流星のガイアッシュ・カイザー》と、下にカードが置かれていない自分の《禁断英雄 モモキングダムX》がいます。
自分は《時空の庭園》を唱え、マナゾーンから《竜魔神王バルカディア・NEX》《禁断英雄 モモキングダムX》の下に置きました。その後、同ターン中に《禁断英雄 モモキングダムX》を破壊し、再構築で《竜魔神王バルカディア・NEX》をバトルゾーンに残した場合、この《竜魔神王バルカディア・NEX》は相手を攻撃できますか?
類似例:《こたつむり》
A.いいえ、攻撃できません。再構築で残った《竜魔神王バルカディア・NEX》はこのターン《禁断英雄 モモキングダムX》の下に置かれたカードですので、このターンに出たクリーチャーとして扱います。そのため、《流星のガイアッシュ・カイザー》の「相手のクリーチャーは出たターン、自分を攻撃できない。」という効果の影響を受けます。
引用元(2021.11.19)

Q.相手の《流星のガイアッシュ・カイザー》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《死神術士デスマーチ》を召喚し、《竜魔神王バルカディア・NEX》を下に重ねてバトルゾーンに出しました。そのターン中に《龍脈術 落城の計》を唱え、再構築により《竜魔神王バルカディア・NEX》をバトルゾーンに残した場合、この《竜魔神王バルカディア・NEX》は相手を攻撃できますか?
類似例:《こたつむり》
A.いいえ、攻撃できません。再構築で残った《竜魔神王バルカディア・NEX》はこのターン《死神術士デスマーチ》の下に置かれたカードですので、このターンに出たクリーチャーとして扱います。そのため、《流星のガイアッシュ・カイザー》の「相手のクリーチャーは出たターン、自分を攻撃できない。」という効果の影響を受けます。
引用元(2021.11.19)

Q.自分の、前のターンからバトルゾーンにいる《未来王龍 モモキングJO》と、相手の《流星のガイアッシュ・カイザー》がバトルゾーンにいる状況です。
その《未来王龍 モモキングJO》の「攻撃する時」の能力で《禁断のモモキングダム》を重ねました。その攻撃の後、一番上のカードを墓地に置き、再構築によって《未来王龍 モモキングJO》がバトルゾーンに残りましたが、この《未来王龍 モモキングJO》は再度相手を攻撃できますか?
類似例:《こたつむり》
A.はい、《未来王龍 モモキングJO》は前のターンからバトルゾーンにいたので攻撃できます。一度進化したとしても、上のカードが墓地に置かれるなどして前のターンからいたクリーチャーが残った場合、そのクリーチャーは《流星のガイアッシュ・カイザー》がいても攻撃できます。
引用元(2022.7.28)

Q.自分の封印が1つ付いた《禁断〜封印されしX〜》と相手の《流星のガイアッシュ・カイザー》がバトルゾーンにいる状況です。
自分は火のコマンドである《絶速 ザ・ヒート》を出し、《禁断〜封印されしX〜》の封印を1つ外し「禁断開放」して、《伝説の禁断 ドキンダムX》の「禁断解放した時」の能力で相手の《流星のガイアッシュ・カイザー》を封印しました。
この出した《絶速 ザ・ヒート》は、このターン相手に攻撃できますか?
A.はい、攻撃できます。
《流星のガイアッシュ・カイザー》の「相手のクリーチャーは出たターン、自分を攻撃できない」は常在型能力です。常在型能力は、その能力を持つクリーチャーが離れたり、無視されたら効果を発揮しなくなります。
引用元(2024.3.13)


[1] 例外的に、《龍覇 ザ=デッドマン》《DS電融 ザ=デッドNEXT》の能力を使ったコスト踏み倒しだと、マナゾーンのカードをタップしているので対象にはできない。