離れる [編集]
離れるとは、オブジェクトまたはそれを構成するカードが現在あるゾーンを移動することの総称である。
超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー SR 光文明 (6) |
進化クリーチャー:フェニックス 12500 |
進化GV−自分のガーディアン、グレートメカオー、アーク・セラフィムのいずれか3体を重ねた上に置く。 |
メテオバーン−このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。 |
T・ブレイカー |
主にバトルゾーンから移動を指す言葉である。具体的には、破壊・バウンス・マナ送り・シールド送り・山札送り・超次元送りを総称して指す。
「除去される」とほぼ同義だが、あちらは進化クリーチャーの下だけが除かれる場合にも使う等、あちらのほうがより広義的な使われ方をする。
他にはシールドゾーンからのカードの移動もこのように表記されることがある。
「離れる」「離れた」という扱いについて [編集]
- 「◯◯ゾーンのカードを1枚選ぶ」など「カード」を指定する効果ではカードタイプに関係なくアンタッチャブルでない限り指定ゾーン内のどのカードでも選ぶことができる。
- 2014/01/17の裁定変更に伴い、テキスト中における「カードを○○枚」の扱いが変更された。バトルゾーンやシールドゾーンにおけるオブジェクトを指定し、移動を強要した場合、まるまるそのオブジェクトすべてを移動させるのではなく、そのオブジェクトを構成するカードから直接カードを指定枚数選んで移動させることになった。
- 2015/7/15の裁定変更に伴い、複数枚数で構成されるクリーチャーの扱いが変更された。変更前は、複数枚数で構成されるクリーチャーの一部のカードだけがカード指定除去によって移動した場合、いかなる場合でもクリーチャーとして離れたとは扱われなかった。変更後は以下のとおりである。
- 《ルナ・ミステリーマンション》などコストを参照している効果の場合、オブジェクトのコストではなく構成要素それぞれに記載されているコストを参照して移動させる。
- G・リンクしている《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》はマナコストが合算されて12になっているが、単体のマナコストが5の《ヘヴィ》は《龍脈術 落城の計》のコスト6以下のカードを選ぶ効果で選ぶことができる。《ヘヴィ》か《メタル》のどちらをバウンスさせるかの最終決定は持ち主が行う。
- サイキック・スーパー・クリーチャーの場合でも各サイキック・セルそれぞれの数値を参照し、それらは0コストとして扱う。
- 進化元のカードは能力を失うが、カード指定の場合は記載されている通りのコストを参照していた。しかし2017/10/06付のデュエル・マスターズ総合ゲームルール変更において進化元のカードはカードとして特性が完全に無視されることが定義されたため、2017/10/12現在進化元のコストが定義されない=0コストと扱う事務局暫定回答が出されている。
- その後2019/7/29付の総合ルール変更で「カードを指定する場合、そのカードの特性を参照する」ことが定義され、記載されている通りのコストで判断されることになった。
- 非常にややこしいが、「複数枚で構成された対象はそれぞれのカードを別個に数える」「進化元とサイキック・セルはクリーチャー扱いでない」というのが原則である。この2点を覚えておきたい。
- 封印もコスト制限の有無にかかわらず選べる。バトルゾーンにあるコスト0のカードとして扱われるためである。
- どこに移動するのかを併せて指示しなければ動作を意味する文章として機能しないため、キーワード処理ではない。
参考 [編集]
公式Q&A
Q.追加コストを1回支払い、《コスパンダメソッド》の「バズレンダ」のマーク能力を合計2回使える状況です。1回目で手札に戻したクリーチャーが「バトルゾーンを離れた時」に誘発する能力を持っていた場合、2回目のマーク能力と「バトルゾーンを離れた時」の能力はどちらを先に解決しますか?
A.2回目のマーク能力を先に解決します。「バズレンダ」は、マーク能力を全て解決するところまでが一連の処理になります。
引用元
2022年4月8日のルール変更以前は、この状況はそもそも「破壊された」ですらなく「墓地に置いた」だけの扱いだった。