アドバンテージ [編集]
「優位性」の意。
カードの損得における数的な差など、プレイヤー間の有利不利のこと。
略してアドなどと呼ばれることも多い。
また、「(自分の損):(相手の損、または自分の得)交換」と表記をされることもある。
アドバンテージのわかりやすい例として、《スケルトン・バイス》を挙げてみると、以下のようになる。
- 自分が《スケルトン・バイス》を使用。
- 相手の手札を2枚墓地に置く。
- 自分はカードを1枚使用し、相手の手札を2枚失わせたので、1:2交換。
結果的に自分の得が大きい場合は「アドバンテージが取れる」と言える。(上の例ではアドバンテージが取れている)
対戦を有利に進めるためには、積極的にアドバンテージを取りに行く必要がある。
1:2以上の交換ができるカードや、cip能力などでアドバンテージを取りやすいカードは、比較的高く評価される。
アドバンテージは同じ量でも元のリソースの量が少ないほど、言い換えると元のリソースの量と比べて得たアドバンテージが大きいほど、重要な意味を持つ場合が多い。アドバンテージを得る場合だけではなく失う場合でも同じように、元のリソースが少ない場合ほど重要な意味を持つ場合が多い。
- 状況によっては、カード枚数が多くてもアドバンテージを得られるとは限らない。たとえば、手札が多くてもマナが足りなくて使えない場合などは、アドバンテージとは言えないこともある。
- アドバンテージは以下のように種類分けされることが多い。
いかにしてアドバンテージを「早く」「多く」取って行くかが、勝敗を分けるカギとなる。
- 【速攻】はアドバンテージ計算を無視してダイレクトアタック成立という勝利条件を満たすことのみを目指したデッキタイプである。そんな中でもアドバンテージ理論の観点から見れば、相手のアドバンテージ(手札などの選択肢)が利用される前に勝負を決めることで腐らせることができるという面が認められる。
- カードの持つデメリットは、基本的にはアドバンテージを損ねる行為であるが、別のプラスのアドバンテージに昇華されることもある。
参考 [編集]