(くれない)()まりし(もの)王牙(オーガ)」/クリムゾン・ビクトリー》 [編集]

紅に染まりし者「王牙」 SR 火文明 (8)
クリーチャー:ヒューマノイド・ドラゴン/ハンター/エイリアン 8000
スピードアタッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、自分の山札の上から3枚を見る。その中からドラゴン・クリーチャーを1体出してもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。
クリムゾン・ビクトリー SR 火文明 (4)
呪文
S・トリガー
パワー2000以下のクリーチャーをすべて破壊する。

DMEX-12にて登場したヒューマノイド・ドラゴン/ハンター/エイリアンツインパクト

クリーチャー面は《竜星バルガライザー》の亜種といったスペック。
《竜星バルガライザー》と比較すると、少々相手に依存するガチンコ・ジャッジになったものの、山札の上3枚から出すドラゴンを選べるようになった。また、同名クリーチャーが複数体で攻撃する時、1体目の踏み倒し能力が不発に終わっても、2体目の踏み倒し能力も必ず不発になるということもない。

ヒューマノイドドラゴン、両方のサポートを受けられるメリットがあるが、コスト8であるためヒューマノイドを中心としたデッキに入ることは難しい。
しかし、ドラゴンでありながらヒューマノイドを強化する《アグレッシブ・カイザー》との親和性は高く、このクリーチャーで呼び出せ、さらにはガチンコ・ジャッジ使用後のスキをなくすことができる。
また、このクリーチャーを山札から踏み倒すことのできる《爆熱剣 バトライ刃》(《爆熱天守 バトライ閣》《爆熱DX バトライ武神》)とも相性は悪くない。
非コマンドなので、横展開はしたいが禁断解放禁断爆発をなるべく避けたい時に出すのに適している。

呪文面は《バースト・ショット》コストが2下がった上位互換
《スーパーバースト・ショット》《ゼンメツー・スクラッパー》とは違い、味方を巻き込めるように戻っているため、コンボとしても使うことができる。
手打ちも視野に入るコストであるため、【連ドラ】系デッキが苦手とする《異端流し オニカマス》への対策にもなる。
このカードの登場時点のドラゴンデッキではパワー2000以下のクリーチャーはほぼ入らないので、自軍への被害はほとんど出さずに済む。

ハンターなので【カイザー「刃鬼」】にも良い。山札圧縮感覚で使えるだろう。《無双龍幻バルガ・ド・ライバー》と異なり大型クリーチャーへの対処には不自由だが、こちらには2000全体除去というあちらにはない利点がある。

コスト8のドラゴンなので【5色ジャックポット・エントリー】にも適している。そちらのデッキにとって死活問題である《異端流し オニカマス》への対処が呪文面でできるのは大きいし、単色枠としても優秀。

環境において [編集]

十王篇環境では【モルトNEXT】で使われる。山札の上3枚からリクルートするという性質上、至上命題である《龍世界 ドラゴ大王》の早出しを安定させやすい。このカードによる踏み倒し文明は参照されないため、《希望のジョー星》マナ武装が封じられてドラグナーが無効化された時のサブプランとしても優秀。呪文面は主に【4色万軍投】などの重量級マナドライブを重用するデッキに刺さる。

デッキのドラゴン比率が約3分の1であり、このカードの能力でドラゴンを見ることができる期待値がおよそ1枚程度である【連ドラグナー】でも使われる。ただ、そちらは軽量カードも積むためガチンコ・ジャッジの勝敗にムラが出やすい。

2020年12月18日殿堂レギュレーション改訂を機に、【赤白ヴァイカー】が刺さる相手として新たに環境に加わったようにも見えるが、《ジャミング・チャフ》《正義の煌き オーリリア》などの呪文ロックがあちらには豊富に備わっているため、あくまで相手がそうした札を引いていない場合にのみ機能する。

《樹食の超人》【墓地ソース】【グルメ墓地ソース】)が流行すると、【我我我ブランド】対策として採用されるようになった。そちらの型においてクリーチャー面はほぼオマケだが、《巨大設計図》の範囲に入ることが採用理由として大きい。

王来MAX期においては、ガチンコ・ジャッジに比較的強い上に呪文面が《異端流し オニカマス》【我我我ブランド】への対策になるということで、【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】に搭載される場合もある。特に《異端流し オニカマス》を除去できてガチンコ・ジャッジの邪魔にならないカードがほぼこのカードしかなく、《異端流し オニカマス》は死活問題であったと言える。ただ【我我我ブランド】【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】対面ではどうせ動かれた時点で助からないからと惜しげもなくシールド回収するため、1回これで全体除去したぐらいでは後続が途切れない場合もあり、油断ならない。

アビス・レボリューション環境ではドラゴンクリーチャー側のある全体除去として《「必然」の頂 リュウセイ/「オレの勝利だオフコース!」》の後塵を拝すケースが目立ったが、ハンターを活用できる【メクレイド刃鬼】に使われる場面が度々見られる。

ルール [編集]

  • ガチンコ・ジャッジでめくったカードは山札の下に置くため、そのカードがドラゴンでも出す事は出来ない。

その他 [編集]

関連カード [編集]

鬼丸 [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMEX-12
    火文明の力を取り戻した鬼丸が、再び「王牙」となる。
  • DMRP-21
    紅に染まりし希望、その先に王たる器がある。

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • クリーチャー面3つ目の能力について

Q.《紅に染まりし者「王牙」/クリムゾン・ビクトリー》の「攻撃する時」の能力で、《龍世界 〜龍の降臨する地〜》のようなクリーチャーでないドラゴンをバトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、出せません。「~体」とは、クリーチャーの数え方です。この能力ではドラゴン・クリーチャーのみを出すことができます。
引用元(2020.7.17)