《ボルシャック・ドリーム・ドラゴン》 [編集]
DM24-EX2で登場した光/火/自然のアーマード・ドラゴン。 ターン1でドラゴンの登場時に相手のクリーチャーを1体タップでき、アタックトリガーでバルガのようなドラゴンガチャができる。 1体タップする能力は地味ながら強力。このクリーチャー自身もドラゴンのため、スピードアタッカーと併せてタップキルができることはもちろん、相手のターン中にS・トリガーや《革命の絆》などの革命0トリガーで、このクリーチャーを出す、もしくは既にこのクリーチャーがいる状態でドラゴンを出せれば1体は足止めができる。 スピードアタッカーであるがゆえに、アタックトリガーのガチャもすぐに行えるのが強力。 さらに、マナゾーンにドラゴンが4枚あれば3コスト軽減される。【赤緑ボルシャック】などの【連ドラ】なら緩い達成条件のため、事実上コスト4も同然。《メンデルスゾーン》を最速2ターン目に成功させると3ターン目のマナチャージがタップインとなっても色さえ揃っていればそのまま召喚可能。3ターン目に4枚目のドラゴンマナをアンタップ状態でチャージ可能であれば《ボルシャックゾーン》のような1マナブーストでも十分。 それでも光入りの3色であるがゆえに3ターン目の召喚は再現性が低めであり、色配分も考えるべきなので、安定をとって4ターン目の召喚を想定したデッキ構築も視野に入れておくべきだろう。 光/火の組み合わせが共通するドラゴンには《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》が存在し、あちらは光と火のマナが合計5枚以上で同じくコスト4に下がる特性を持つ。このクリーチャーの持つ自然文明で《メンデルスゾーン》の使用補助が出来るので、両方とも採用した白赤緑の【連ドラ】で早期から安定した動きをして行ける。 そしてこの3色の組み合わせを持つコスト5以上のSA持ちドラゴンであるため当然ながら革命チェンジとの相性も最高クラス。毎度お馴染みの《蒼き団長 ドギラゴン剣》・《百族の長 プチョヘンザ》・《時の法皇 ミラダンテXII》は勿論の事、比較的緩い条件でありながら「名前に《ボルシャック》を含む」「名目コスト7以上の」「多色ドラゴン」を全て満たしてしまっているため、実質コスト4で《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》にまで革命チェンジ出来てしまう。このクリーチャーのタップ効果で的を作りつつ《バクテラス》にチェンジする事でシールドを攻撃する事無く《バクテラス》のアーマード展開効果と併せて最大5体ものアーマード・ドラゴン一斉展開が狙えるため、そこから《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》や同弾ドリームレアの《ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》等のシールド焼却代表でも射出されれば相手は最早一堪りも無いであろう。 強いて欠点を挙げるならばコマンド種族を持たないため、ファイナル革命持ちの《轟く革命 レッドギラゾーン》や、苦手な《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》及び《「鎮魂」の頂 ベートーベン・ソレムニス》への対策となる《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》とは相性が悪い点である。 ダメ押しにデュエパーティーでのパートナー適性までも非常に高い。デュエパーティーにおける【連ドラ】は序盤の動きの弱さが難点であったが、マナゾーンにドラゴンを4枚用意するだけでパートナーゾーンから4コストで飛来し連ドラを開始するこのクリーチャーのおかげで、動き出すまでの所要時間が高速デッキ並みへと大幅に短縮される事となった。公式に明かされた開発秘話でも明確にパートナーとしてデザインした旨が聞かれる(参考)。 いっそのことカウンター封じをこのクリーチャーから革命チェンジできる《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》に一任し、なるべくデッキをスピードアタッカーを兼ね備えた捲り系クリーチャーで固めてワンショットのための打点形成に特化するという手もある。そこまで極端なデッキでなくとも、普通に《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》に革命チェンジして安全にシールドをブレイクしながら溜める動きを取るだけでも強力。 元から白赤緑の範囲内に収まるドラゴンには強力な物が多い上に、今期では特にこの範囲内のドラゴンへ重点的に強化が入りつつあるため、フォーマットの枠を飛び越えて【連ドラ】に革新的な変化をもたらす可能性を秘めている。 環境において [編集]DM24-EX2発売日にはオリジナルCSでこのカードを4枚採用された【白赤緑t青ボルシャック】と【白赤緑モモキングRX】が優勝している。 発売2日目には【白赤緑モルトNEXT】での上位入賞が報告されている。 次第に【白青赤緑モルトDREAM】でも採用されるようになった。体感メインデッキの7割がアタックトリガーを使うのに見合った枠となっている。 サイクル [編集]DM24-EX2の、ドリーム・クリーチャーの通常クリーチャー版リメイク。
関連カード [編集]収録セット [編集]
参考 [編集]タグ:
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