G(グラビティ)・ゼロ(能力) [編集]

DM-16で登場した能力語
デッキとしてのG・ゼロ→【G・ゼロ】

コスト踏み倒しの一種で、指定された条件を満たせばマナコストなしでそのカードをプレイすることができるようになる。コストを支払わないこと以外は同じ手順である。

漆黒戦鬼デュランザメス VR 闇文明 (12)
クリーチャー:デーモン・コマンド 12000
G・ゼロ−バトルゾーンにデーモン・コマンドが3体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の墓地にあるクリーチャーをすべて自分の手札に戻す。
T・ブレイカー
ルナ・コスモビュー SR 水文明 (9)
クリーチャー:サイバー・ムーン 5000
G・ゼロ−9枚以上手札を持つプレイヤーがいれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
自分のターンに1枚目のカードを引く時、もう1枚余分に引いてもよい。
ゼロの裏技ニヤリー・ゲット C 水文明 (4)
呪文
G・ゼロ−バトルゾーンに自分の無色クリーチャーがあれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から無色カードをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。

コスト踏み倒しの例に漏れず、G・ゼロも強力な能力の1つである。

G・ゼロの条件は各カードによって千差万別であり、例えば上の《漆黒戦鬼デュランザメス》ならばバトルゾーンデーモン・コマンドが3体以上いること、《ルナ・コスモビュー》ならば自分か相手が手札を9枚以上持っている事が条件となる。

バトルゾーンにあるカードの種族を見るG・ゼロは、《漆黒戦鬼デュランザメス》の例のように「(要求)『』以上」となることがほとんどだが、厳密な法則ではない。「(要求)以上」と数えるものは《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》《勝熱と弾丸と自由の決断》《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》が確認されている。また、単に「(特定の種族)があれば」とだけ書かれている場合も『枚』と数えるタマシードが存在することでも条件を満たせる。

普通のデッキでは達成が難しいものが多く、大抵は専用デッキを組む必要がある。その分大型のクリーチャーコスト踏み倒し召喚できるのは強力であり、プレイヤーデッキビルディングプレイングが問われる。

一方、《無重力 ナイン》《パラダイス・アロマ》のような軽い代わりに条件が緩いものも存在し、それらは速攻ビートダウンで活躍する。手軽に数を並べられるのでこちらも強力であり、特に後者は殿堂入りしていた(後に解除)。

エピソード3では呪文のG・ゼロが登場した。それらは特定の種族クリーチャーバトルゾーンに出している事が条件となるため条件は緩い。《妖精の裏技ラララ・ライフ》《人形の裏技ペット・パペット》など、得られるアドバンテージは並み程度のものが多いが、コスト踏み倒し唱えることができるために大幅にテンポアドバンテージを稼げるようになっている。

強力なものが多いため、デッキを組む際は覚えておきたいカード群である。

ルール [編集]

  • 何らかのカードの効果でマナ召喚または墓地召喚、「マナから呪文を唱える」または「墓地から呪文を唱える」が可能になった場合でも、条件を満たしていれば該当のゾーンから、指定のカードタイプのカードをコスト無しで使うことができる。

その他 [編集]

  • 背景ストーリーでは魔導具による戦いの激化によって星の地軸が歪み、各地で重力崩壊が起こった事で誕生した能力である。
  • 相手のカードでも条件を満たせるタイプと自分のカードでしか条件を満たせないタイプの2通り存在する。DM-16のカードは相手のカードを参照するものが多い。
  • DMR-10にて呪文のG・ゼロが登場した。G・ゼロの条件はそれぞれ自分の特定の種族、もしくは文明のクリーチャーが存在していることが条件である。
    また、いずれもカード名に「~の裏技」が入る。DMR-11でも《アルティメット無法伝説》が登場し、こちらはカード名に「~の裏技」は入っていない。

参考 [編集]


公式Q&A

Q.自分は《フェアリー・ギフト》を唱えてから《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》を「G・ゼロ」で召喚しました。このターン、その次に召喚するクリーチャーのコストを3少なくできますか?
A.いいえ、できません。「G・ゼロ」のように、能力でコストを支払わずにクリーチャーを召喚した場合にも、《フェアリー・ギフト》の効果が適用されてしまいます。
引用元(2022.1.14)

Q.《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》の「攻撃の終わりに」の能力で《百万超邪 クロスファイア》を召喚する場合、その「G・ゼロ」によってコストを支払わずに召喚できますか?
A.はい、コストを支払わずに召喚できます。テキストに書いてある「(コストは支払う)」は注釈であって、効果ではありません。「G・ゼロ」などによってコストを支払わずにカードを使うことは可能です。
引用元(2022.02.18)