手札(てふだ) [編集]


手札
 

ゾーンの一つ。
文字通り「手の中にあるカード」、または「手の中にあるカード」があるゾーンのこと。
デュエルでは手札からカードを使っていくことでゲームを進めていく。

当然ながら多くの手札を持っていたほうがプレイの選択肢が広がるため有利となる。
デュエル・マスターズでは、初期ルールでは各プレイヤーはゲーム開始時に5枚の手札を持ってスタートする。
《滅亡の起源 零無》のカード効果で対戦相手に1枚追加させる。デュエパーティーの6枚のように特殊レギュレーションで変更になる場合もある。

デュエル・マスターズでは、手札補充効果のあるカードを使用しない場合、原則として1ターンに1枚ずつしか手札の補充ができない。一方、手札を使うチャンスは1ターンに最低2回(チャージ1回+メインステップ)訪れるため、序盤で無計画にカードを消費していくと4〜5ターン目で手札がなくなってしまう。

この状況を回避するために、ほとんどのデッキではサーチドローソースなどの手札補充や、強力なカードの使用タイミングを早めるためのマナブーストが組み込まれる。

他のカードゲームにも言えるが、「手札を制した者がゲームを制する」と言っても過言ではない程の重要な領域である。手札の枚数がたった一枚違うだけでも、後のプレイに大きな影響を及ぼしかねない。そのため、手札補充ハンデスを行うカードの調整は、開発側にとって非常に難しいと言え、殿堂入りプレミアム殿堂に指定されたカードの中には、この類の能力を持っているものが多い。

ただ、ドローソースのカテゴリでは後になって殿堂解除したものはかなり多い。最大でプレミアム殿堂まで上がった《サイバー・ブレイン》ですら2022年7月1日より4枚採用可能になった。
逆にハンデスのカテゴリは《超次元バイス・ホール》プレミアム殿堂から殿堂入りに緩和した程度。

  • イカサマ防止の観点から手札はゲーム台の上などプレイヤーやジャッジの見えるところに置く必要がある。
  • ゲーム開始時に引いた5枚の手札は「初手」と呼ばれることが多い。
    • チャンピオンシップなど競技性の高い大会でデッキリストに不備が確認された際には、初手を減らすなどの措置が取られた上でジャッジが大会参加続行を認める場合がある。
  • この手札を狙った妨害行動がハンデス(手札破壊)である。強力なカードでも使われる前に封じるだけでなく、単純にプレイの選択肢を狭めることができるので、序盤から終盤まで一定の成果を上げることができる。

参考 [編集]