再現性 [編集]再現性とは、特定の成果を挙げる頻度の度合いのこと。 カードゲームで「再現性が高い」と表現されたら、試合の過程で想定した動きが成功する確率が担保されていることを意味している。 即死コンボを決めたいデッキだと、再現性の良し悪しはデッキの勝率とほぼ同義になるため、可能な限り再現性を高くしておきたい。
よくある再現性を高めるテクニック [編集]《フェアリー・ライフ》枠9枚 [編集]「ほとんどの試合で、2ターン目にコスト2ブースト札を唱える」ために入れておきたい枚数のこと。 この枚数には数学的根拠があり、先攻の2ターン目まで[1]に欲しいカードが少なくとも1枚手札にある確率は、9枚入れた場合約80.8%となる。 注意点として、これは入れたカードを引く確率の計算であり、自然マナを引ける確率や単色マナを引ける確率までは考慮していない。 ループデッキの2枚積み [編集]墓地肥やしを積極的に行うデッキなど、「山札は掘り進められるが盾落ちへのケアはない」というデッキタイプにおいて、デッキ内にキーカードを入れる枚数について。 1枚積みだと、12.5%の確率でゲーム開始時に置かれる5枚のシールドに埋まってしまうため、残りの35枚をどれだけ掘っても回収することができなくなってしまう。 超天篇の反省 [編集]
これは、GR召喚の方法がインフレしすぎて、GRクリーチャーの再現性が高くなりすぎたことによる弊害といえる。 読み物 [編集]開発者視点 [編集]Wizards of the CoastのMagic:The Gatheringに向けた記事になるが、要約すると「競技プレイヤーは再現性を高めた構築を求めるが、再現性に依らない事象による逆転もプレイヤー達に興奮を与える。しかし、再現性を完全に排除したカードを作ってしまうとゲームをつまらなくさせる」とある。 ※以下の記事では「分散性」という言葉で表されている。
デッキビルダー視点 [編集]コロコロオンラインには、まつがん氏による再現性の考え方が記されている。 先に述べた《フェアリー・ライフ》枠9枚というのも、類似カードを採用することで再現性を高める手法といえる。
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