『超CSIII in 金沢』においては決勝ラウンド進出者128人中49人が使用し、使用率1位を記録。ベスト8に4人このデッキの使用者が残った。最高成績は3位。(ソース)
また、TOP8デッキリストでは《デッドダムド》と《VV-8》の併用率は100%であった。
このデッキに対抗するために多くのプレイヤーがDMBD-09・DMBD-10期になって、天敵である【赤単ブランド】を使うようになり、そちらのチャンピオンシップ4位以内入賞が目立っていった。
DMBD-10発売から1ヶ月程度が経過するとあまりにミラーマッチが増えたため、《VV-8》をピンポイントで落とすための《解体人形ジェニー》も流行した。代わりに、《ドンドン水撒くナウ》、《テック団の波壊Go!》、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》などの能動的な動きに関係しにくい受け札をカットするケースが増えた。《S級宇宙 アダムスキー》型も数を減らしている。
DMSD-13期には《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》搭載型が目立った。
DMRP-11期になると、【青赤緑ミッツァイル】のような展開力に優れたり一度クリーチャーを並べると2度とターンを渡さないデッキが多数成立。比較的低速なこのデッキによる除去が刺さる環境が一変し、大きく立場を落とした。
そんな中行われた『DMGP-9th』でも、ベスト8進出を逃し、時代に取り残されてしまった感は否めない。
『DMGP-9th』開催後には《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》、《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》、《フェアリー・ギフト》を投入した型が流行。《龍装艦 チェンジザ》は主に《超次元リバイヴ・ホール》を捨てて《時空の探検家ジョン》と《時空の英雄アンタッチャブル》を展開するために使われる。
DMEX-07期には【青赤緑ミッツァイル】対策の《マナ・クライシス》を投入した型が普及。だがこの頃になると《オコ・ラッタ》や《DROROOON・バックラスター》などの汎用除去が流行していることもあってそこそこ見かける程度のデッキに落ち着き、チャンピオンシップ4位以内入賞もまばらになった。
DMBD-11・DMBD-12期には《Wave ウェイブ》も入るようになり、すっかりランデス色が強まった。
2020年1月1日に《禁断機関 VV-8》と《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》が殿堂入りし、大幅弱体化。とはいえ、同時に【ミッツァイル】等不利な相手も消滅したのはせめてもの救い・・・と思いきや新たに登場した【ドッカンデイヤー】や【バーンメアジョーカーズ】に速さで勝つことができず、中堅クラスから抜け出せずにいた。
DMRP-13では新戦力となる《リツイーギョ #桜 #満開》と《大樹王 ギガンディダノス》が登場。《リツイーギョ #桜 #満開》はこれまで速度で負かされていたGRに対する強力なメタになり、《大樹王 ギガンディダノス》はオールハンデスとほぼすべてのクリーチャーに対する攻撃制限で、《禁断機関 VV-8》の殿堂入りで追加ターンを得られにくくなった弱体部分を補えるようになった。また、《ギガンディダノス》は、名目コストが高い上にマナ送りにされてもSSS級侵略によってバトルゾーンにすぐに復帰できる《デッドダムド》と相性がいい。
DMEX-12期には打点補強手段として《轟く革命 レッドギラゾーン》を獲得。DMRP-13で既に登場していた《ウマキン☆プロジェクト》が5枚目以降の《天災 デドダム》のように運用できることが明らかになったことも相まって、再び環境レベルで戦えるデッキとなった。この頃になると場持ちにする《無修羅デジルムカデ》の装着先として《白皇世の意志 御嶺》に始まり、《ラフシアIII》、《イイネIV》を採用した型が主流化。
DMBD-13・DMBD-14期にて【連ドラグナー】が成立すると、《爆熱剣 バトライ刃》を装備したクリーチャー攻撃できず侵略の起点にできない、《SSS級天災 デッドダムド》ではドラグハート・フォートレスは除去できない、【連ドラグナー】よりもはるかに低速、などの短所が露呈して環境からまたもや失墜してしまった。
しかし、【連ドラグナー】は《ヘブンズ・フォース》による初動が決して安定しておらず、他のデッキに下ブレを突かれて負けるパターンが散見されるようになる。それにより【連ドラグナー】の使用率は右肩下がりになっていき、DMEX-13期になると、このデッキも《ヘブンズ・フォース》の下ブレを突いて【連ドラグナー】に高い勝率を出せることが判明し、チャンピオンシップでも優勝・上位入賞が再び見られるようになった。この頃の環境には、他の【連ドラグナー】の下ブレをつけるデッキにも、極端な不利がこれといって存在しないのも大きい。
2020年12月18日に《生命と大地と轟破の決断》が殿堂入りに指定されたが、代わりに《超次元ガロウズ・ホール》が殿堂解除された。【連ドラグナー】などの高速デッキが弱体化したため、相対的に強化。12月27日に定員80名で開催された「第74回DM新倉敷CS」などは、ベスト4全てがこのデッキであった。
DMEX-15期の非公認対戦ツール環境では、構築全体を《絶望と反魂と滅殺の決断》に寄せ、《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》を搭載して受けを強くしたり《超次元エクストラ・ホール》を唱えて墓地リセットや《イオの伝道師ガガ・パックン》での牽制をしたりし、《S級宇宙 アダムスキー》で安全にフィニッシュする光抜き4色型が流行。【5色コントロール】対面の場合だと相手の方からマナブーストやドロー、墓地肥やしやEXライフで勝手に山札を削ってくれるので、3、4回も《S級宇宙 アダムスキー》で小突けば十分な場合が少なくない。この型の詳細は【ダークネスコントロール】に詳しい。
王来篇環境前半には時期によって多少の浮き沈みがあれど【青黒緑ハンデスGR】に寄せた型がある程度存在していた。
DMRP-19で《ベイB セガーレ》を獲得。このデッキはその除去力でEXライフや《最終龍覇 グレンモルト》の耐性を乗り越えることがままあるため、依然環境で存在感を示し続けている。
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