山札破壊 [編集]
相手の山札のカードを墓地などに送り、ライブラリアウトを狙うこと。「デッキ破壊」「デッキデス(デストラクション)」はほぼ同義。
他TCGでは「ミル」と呼ばれることもある(由来は後述)。
デュエル・マスターズでは山札が0枚になるとライブラリアウトとなって敗北する。よって、相手の山札のカードを削ることでもゲームに勝利することができる。
ライブラリアウトによる勝利は相手のシールドをブレイクするリスクがないため、コントロールのフィニッシュの手段としてしばしば使用される。例えば【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】では《復活の祈祷師ザビ・ミラ》の能力で《ヴォルグ・サンダー》を並べる戦術がよくとられる。
よしんば山札を削り切れなくとも相手がリカバリー札を持っていなければ、あるいは持っていない状況に追い込めば、薄い山札に必要パーツが残っているかどうか怪しい場合もあるためそのまま流れで十分勝てることも。
ただし、場合によっては相手の墓地肥やしを助けてしまうので要注意。【墓地ソース】が相手だと、《百万超邪 クロスファイア》や《暴走龍 5000GT》などを使われる可能性がある。できる限り即死性の強いデッキを心がけたい。前述の【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】はその代表例といえる。
天敵は、山札から手札以外へのカードの移動を無効化する《デュエマの鬼!キクチ師範代》や《禁術のカルマ カレイコ》など。他には、墓地のカードを山札に戻す《サイバー・N・ワールド》や《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》などがある。
システムクリーチャーならばあらかじめ除去し、cip持ちならばハンデスで妨害したりすることで対策できる。しかし、《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》の場合は山札に入っているだけで機能するため、山札切れでの勝利は絶望的となる。
参考 [編集]