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DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜 R 無色 (2) |
DGフィールド |
このDGフィールドが出た時、カードを1枚引く。 |
すべてのプレイヤーは、各ターン、クリーチャーを3体までしか出せない。 |
すべてのプレイヤーは、各ターン、呪文を3枚までしか唱えられない。 |
キャントリップを持ち、2ターン目に手札消費無しでメタを立てることができる。
メタ能力は、各プレイヤーはクリーチャーを1ターンに3体までしか出せず、呪文を3枚までしか唱えられないというもの。
D2フィールドではないので、何枚でも場に出すことができる。能力上は除去耐性こそないが、D2フィールドの張り替えによる除去は許さない。
ただ、ドラグハートを龍解してクリーチャー面に裏返すなど、クリーチャーをバトルゾーンに出している訳ではないケースに関してはノータッチ。
複数枚展開するだけで大量展開やループを主軸としたデッキは苦戦を強いられるだろう。カード指定除去を持たない限りループ系統はまずコンボ成立には至れない。
無色なのでデッキを選ばないが、《閃閃-ダセンゼ》などと違い自分にも効果がかかるので、コントロール系統のデッキの様なこのカードのロックがかかりづらいデッキに採用したい。
DMEX-12期にはこれを入れた【青黒緑シャコガイル】のチャンピオンシップ優勝が報告された。ただ、そちらのデッキにおいては終盤に軽量呪文を連打することも多いので、ロックとの共存は若干シビア。
登場時の環境では【カリヤドネループ】や【“B-我”ライザ】にある程度刺さるが、前者は《龍脈術 落城の計》のような対策札を持っており、後者も3体出した次のターンにフィニッシュする程度のことはできるため、絶対的なメタカードとは言えなかった。
コンボデッキを苦手とする低速系統の場合、2マナ域でやることが他にないデッキなら何にでも入れられる汎用性を持つ。本来なら無色カードは邪魔になるはずの【5色蒼龍】にすら検討されることも。【赤黒バクロ法師】や【赤青覇道】にタッチする場合もある。
DMBD-15期では、【ドギラゴン閃】や【白赤緑ヴァイカー】に刺さることから、使用率が上がった。
そして、2021年3月に成立した【ゾンビパルテノンループ】にループパーツとして使用された。ループを止めるために作られたはずのカードが、逆にループに使われるとは、誰も想像だにしなかっただろう。
流石にこれは公式もまずいと判断したのか、1ヶ月後の2021年4月には召喚と出せないの裁定が変更されたことにより【ゾンビパルテノンループ】におけるループパーツとしての役割はできなくなった。
2021年7月1日殿堂レギュレーション改訂を機に息を吹き返した【ライベルモットループ】や【ゼロ・ルピアループ】へのメタとして【5色グレンモルト】に投入される場合もある。【ライベルモットループ】では一見《完璧問題 オーパーツ》に無力だが、進化クリーチャーと革命チェンジをフル活用する型なので、クリーチャー3体という条件に達することなどすぐであり、《完璧問題 オーパーツ》によるハンデスの対象になる手札さえあればこのカードで1ターン程度凌ぐことは比較的簡単。【ゼロ・ルピアループ】もカード指定除去を入れる枠が少ないため、案外刺さることが多い。
革命チェンジとファイナル革命による展開、進化クリーチャーをフル活用する【青赤緑ドギラゴン閃】にも刺さる。革命チェンジ元、革命チェンジ先、ファイナル革命先で3体の枠を使ってしまうため、仮に3体目のファイナル革命先が《王来英雄 モモキングRX》であっても相手は進化先を出すことまではできない。
【5色グレンモルト】においてはDMSD-19期開始直前になるとこれを2枚入れた型が主流となった。
DMRP-21期には、激増した【青タッチ黒魔導具スコーラー】への対策として多くのデッキがこれを搭載するようになった。
DMBD-19・DMBD-20期時点では、【青黒赤緑邪王門】にも採用される。オリジナルの【青黒赤緑邪王門】の場合、《ジャスミンの地版》と共に自軍の《インフェル星樹》でマナ送りにするという使い方をする。《インフェル星樹》のドローで2枚目以降のこちらを供給できればマナ送りしても問題ない。
ゴッド・オブ・アビス期には【ライオネル.Star】などのバトルゾーンに出る非クリーチャーを大量搭載したデッキを中心に使われる。例えば【ライオネル.Star】の場合、このカードをデコイにすれば勝負を分ける重要なタマシードを守れるためである。クリーチャーがそれほどならばないタマシードデッキの場合、殴り返しなどでの盤面の取り合いが苦手な点をこのカードが補強してくれる。
そして【絶望神サガループ】が環境に進出すると、そちらに対する強力なメタカードとして耐久系デッキを中心に活躍。2月下旬の祝日のチャンピオンシップ(オリジナル)では、これを4枚入れた《電磁魔天イエス・ザナドゥ》軸の【白青天門】が準優勝からベスト4にまで3人残った【絶望神サガループ】を抑えて優勝。
【サガループ】メタとして優れるカードには《とこしえの超人》や《空間型無限収納ストラトバッグ》などがよく挙げられるが、それらは天門と色が合わない。デッキカラーに関係なく採用できるという無色の特長が光った例と言える。
フィールドなので《フォーチュン・ドンキッキー》基盤でも回収しやすく、よく使われる。
稀に【青黒COMPLEXコントロール】に本来苦手なループへの対策として投入される場合がある。
《アクア・ギャクテンポインター》が登場すると、そちらをループさせるデッキへの対策として注目が集まった。
Q.クリーチャーを3体バトルゾーンに出して、そのターンに《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》をバトルゾーンに出しました。そのターンにまたもう1体のクリーチャーをバトルゾーンに出すことはできますか?
A.いいえ、できません。
ターン中、《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》をバトルゾーンに出す前に、バトルゾーンに出したクリーチャーも数えます。
引用元(2020.7.17)
Q.クリーチャーを4体バトルゾーンに出した後、そのターンに《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》をバトルゾーンに出しました。どうなりますか?
A.何も起こりません。各ターンにクリーチャーをバトルゾーンに出すことを制限しますが、既にバトルゾーンに出したあとのクリーチャーには何もしないためです。
引用元(2020.7.17)
Q.バトルゾーンに自分の《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》が出ていて、既にこのターンにクリーチャーを2体召喚してバトルゾーンに出しています。続けて自分が《ヘブンズ・ゲート》を使用した場合はどうなりますか?
A.その場合、手札から1体だけバトルゾーンに出すことができます。
引用元(2020.7.17)
Q.《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》がバトルゾーンにあり、このターン中、自分はすでにクリーチャーを3体出している状況です。このターン中に、自分はさらに《ドラン・ゴルギーニ》を召喚したり、効果で出したりできますか?
A.いいえ、召喚できませんし、効果で出すこともできません。バトルゾーン以外では《ドラン・ゴルギーニ》は常にクリーチャーとしても扱います。
引用元(2022.9.28)
Q.前のターンに相手が《キャンベロ <レッゾ.Star>》を出し、このターン自分はクリーチャーを1体しか出せない状況です。
この状況で自分が《ドラン・ゴルギーニ》を出した場合、自分はこのターン中、さらにクリーチャーを出せますか?
類似例:《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》
A.《ドラン・ゴルギーニ》が出た時の状況によります。
自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードが他に2つ以下しかなく、《ドラン・ゴルギーニ》がタマシードとして出た場合、クリーチャーを出した扱いにはなりません。そのため、この状況ではさらに1体追加でクリーチャーを出せます。
自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードが他に3つ以上あり、《ドラン・ゴルギーニ》がクリーチャーとして出た場合、《キャンベロ <レッゾ.Star>》の効果により、その後、クリーチャーは出せなくなります。
引用元(2022.9.28)
Q.自分は呪文を既に2枚唱えています。バトルゾーンに《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》がある状況で自分の《混沌紳士 トリックスタァ》の「出た時または攻撃する時」の能力で3枚の呪文を墓地に置き、1枚目で《龍脈術 落城の計》を唱えて《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》を手札に戻しました。この場合、選んだ2枚目、3枚目の呪文は唱えられますか?
A.はい、唱えられます。
引用元(2020.9.18)
Q.《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》がバトルゾーンにあり、自分は呪文を3回唱えた後で攻撃しました。その攻撃でブレイクされたシールドの《デーモン・ハンド》を相手は唱えられますか?
A.はい、唱えられます。そのターン中に「呪文を3枚まで唱えられない」のはそれぞれのプレイヤーで、両プレイヤーが合計で3枚までしか唱えられないわけではありません。
引用元(2021.10.22)
Q.自分の《卍 新世壊 卍》と、《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》がバトルゾーンにある状況です。自分は1ターン中に魔導具呪文やドルスザク呪文を4枚以上唱えられますか?
類似例:《音響の精霊ルルフーラ》
A.はい、唱えられます。《卍 新世壊 卍》がバトルゾーンにあれば、《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》の「呪文を3枚までしか唱えられない」という能力を無視して唱えることが可能です。
引用元(2021.10.22)