無双と竜機の伝説(エターナル・ボルバルエッジ) [編集]

無双と竜機の伝説 SR 火/自然文明 (7)
呪文
パワー6000のクリーチャーをすべて破壊する。
このターンの後にもう一度自分のターンを行う。
追加ターンにこの呪文を唱えることはできない。

DMEX-01で登場した/自然呪文

《無双竜機ボルバルザーク》調整版と言えるスペックで、同じくパワー6000を破壊追加ターンを得るあちらから、スピードアタッカーW・ブレイカーが抜けた代わりに特殊敗北能力も取り除かれ、能力としては純粋なアドバンテージだけが残っている。

無条件かつデメリットなしで唱えるだけでいいので、追加ターン獲得という面だけみればかなりお手軽。ただし、追加ターン中にはこの呪文を唱えられない制約はある。

活用としてはまず、ただ単に【5色フェアリー・ミラクル】等の多色のコントロールデッキに搭載して、相手のパワー6000を焼きつつ、追加ターンを活かして体勢を整えるという運用方法が考えられる。

また、追加ターン中に唱えることはできないが、追加ターン中でなければその制限はない。《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》等を事前に立てておくと手軽に2度打ちでき強力。
ここからさらに、1度目の追加ターン《ドルツヴァイ・アステリオ》《大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル》などのチャンスを広げるカードを使うことができれば、そのまま2度目の追加ターンでやりたい放題できる。

弱点としては、単体ではフィニッシュに持ち込むことができないため、下準備を行う過程でハンデスやアタッカーの除去を食らうのはキツいことが挙げられる。

ルール [編集]

テクニック [編集]

環境において [編集]

その能力が判明した当初、インフレが進みすぎたカードだと大いに騒がれたが、結局環境に進出することはなかった。単体で4打点を確保できる本家と違って、1枚で盤面をひっくり返せないことが大きな違いと言える。高速化の進んでいた当時の環境ではとりあえず投入するというだけでは腐りがちであり、登場から《龍素知新》の殿堂入りの間【知新ジャスティス】フィニッシャー呪文として使われた程度であった。

【知新ジャスティス】が事実上消滅して以降は、ファンデッキ寄りの【5色コントロール】で確認される程度となった。

DMBD-11DMBD-12期にはこれを入れた【青赤緑ミッツァイル】チャンピオンシップで4位入賞を果たした。

その後、DMRP-17にてこの呪文を踏み倒せる《龍風混成 ザーディクリカ》を獲得。パワー6000でありながらEXライフにより場に残るため非常に相性が良く、このコンボを採用した【5色コントロール】が環境で実績を残した。

王来篇環境 (オリジナル)では【5色天門】系統のような展開力に優れるデッキのフィニッシャーとして使われる場合もあった。

ところが《神の試練》が登場すると一変、たちまち無限ターン獲得適性が遥かに高いあちらの型落ちとなった。以降は追加ターン獲得が無条件であるという差別化点を活かし、極一部の《龍素記号wD サイクルペディア》【4色万軍投】に繋ぎ役として採用されるぐらいなものとなった。

後に《神の試練》は2024年3月11日付でプレミアム殿堂となったが、依然リペアの《der'Zen Mondo/♪必殺で つわものどもが 夢の跡》の存在が重い。コンボデッキに使うにしても、赤緑多色が明らかにコンボデッキ向けでないのが痛い。

他のカードとの相性 [編集]

アニメ・漫画での活躍 [編集]

その他 [編集]

  • 《無双竜機ボルバルザーク》と異なり特殊敗北能力が付いていないのは、開発側があちらの「出せばゲームが終わる」「使われた側が自分の力で勝つ権利を奪われる」というゲーム性破壊に繋がる能力を忌避したからであろう。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 3つ目の能力について

Q.《無双と竜機の伝説》の能力の「追加ターンにこの呪文を唱えることはできない」とはどういうことですか?
A.この呪文やほかの効果などによって自分のターンを続けて行うことになった場合、そのようにして得た新たなターンを追加のターンと呼びます。その間にこの呪文を唱えることはできないということです。
引用元(2019.7.2)

Q.《無双と竜機の伝説》を唱えたターンに、もう一枚この呪文を唱えることはできますか?
A.はい、できます。この呪文を唱えてもすぐに追加のターンになるわけではないので、追加のターンに移る前にこの呪文を再び唱えることは可能です。
引用元(2019.7.2)


[1] 希望と勝利が炎となって吹き荒れる時、伝説の竜が舞い降りる。――いにしえより伝わりし竜族の伝説