パワー低下(ていか) [編集]

バトルゾーンにいるクリーチャーパワーを減少させる能力または効果の俗称。

(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)

パワーが0以下になったクリーチャーはルールによって破壊される。

威牙忍ヤミノザンジ UC 闇文明 (5)
クリーチャー:ダーク・モンスター/シノビ 2000
ニンジャ・ストライク4
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーは-2000される。
希望の親衛隊ファンク UC 闇文明 (5)
クリーチャー:ダークロード/ハンター/エイリアン 5000
バトルゾーンにある相手のサイキック・クリーチャーすべてのパワーは-5000される。
バトルゾーンにある相手のサイキック以外のクリーチャーすべてのパワーは-1000される。
凶槍(スピアー)乱舞(ダンス) デスメタル・パンク SR 闇文明 (8)
エグザイル・クリーチャー:アウトレイジMAX 8000
このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーは無限にパワーを失う。
W・ブレイカー
ウルトラ・ドロン・ゴー:このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、名前に《乱舞》とあるエグザイル・クリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
自分の他の、名前に《乱舞》とあるエグザイル・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。

文明カードが持つ能力で、DM-14から登場した。

パワーを0にして破壊するほか、パワーが低下したクリーチャー攻撃してバトルによって破壊するために用いられる。
確定除去に比べると回りくどい分、コストは低めに設定される事が多い。

文明火力のような存在で、手軽な除去として知られている。あちらに比べるとバトルのサポートに使える点で勝っている。

の主要な除去の手段として利便性は高いので、デッキを組む際は考慮に入れたいところである。

パワー低下のルール [編集]

  • パワー低下が0を超過した分は無効とならず、効果が続く限り保存される。パワー0のクリーチャー同士がバトルする場合には、0を超過した部分も計算して勝敗を決めることになる。
    例えばパワーが-1000まで下がる効果を与えられたクリーチャーは、パワーが-2000まで下がる効果を与えられたクリーチャーにバトルで勝つことができる。この時、「バトルに勝った時」の能力は問題なくトリガーする。

ゲームにおいて [編集]

  • 除去として見ると火力よりも有用といえる。1回のパワー低下で破壊できなかったとしても複数回の合算によって除去の範囲を広げられ、パワー差を埋めての殴り返しが狙える。パワー低下よりも火力の方が役に立つ場面は《超神龍イエス・ヤザリス》の効果適用時など非常に稀なのであまり考慮する必要はない。
  • G・リンクしたゴッドがパワー0になった場合、片割れになってもマイナスの補正は引き継がれるので、両方とも破壊される。
    2体のG・リンクで完成するゴッドならば、リンク時のパワーは殆どがパワー低下のボーダーラインである9000を上回るので、このような事は滅多にない。だが組み上げる途中の神帝神王起源神などは各パーツのパワーが低く、1体や2体リンクしてもパワー低下の射程内に収まってしまう事がある。
    《神帝スヴァ》を含んだ神帝のパワーを0にすればもちろんそこで勝敗が決まる。

その他 [編集]

  • カードによっては「パワー0以下のクリーチャーは破壊される」の一文が省略されているものも存在するが、それらでパワーを0にした際も勿論ルールによって破壊される。初心者は勘違いのないよう注意。
  • パワー低下による除去を通称で「溶かす」という。

参考 [編集]


公式Q&A

Q.《レイノ・ウッシ/「また引きずり込まれる〜」》を呪文として唱え、パワーを-2000した相手のクリーチャーが「革命チェンジ」によって入れ替わった場合、「革命チェンジ」した後の相手クリーチャーも、パワーは-2000されていますか?
A.いいえ、されていません。
引用元