《マッド・デーモン閣下(かっか)/デーモン・ハンド》 [編集]

マッド・デーモン閣下 VR 闇文明 (5)
クリーチャー:マフィ・ギャング/デーモン・コマンド 5000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、あるいは自分が名前に《ハンド》とある呪文を唱えた時、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻してもよい。
デーモン・ハンド VR 闇文明 (6)
呪文
S・トリガー
相手のクリーチャーを1体破壊する。

DMRP-06で登場したマフィ・ギャング/デーモン・コマンド呪文ツインパクト

クリーチャー側は出た時または名前にハンドとある呪文を唱えた時クリーチャーを1体墓地回収できる。

出すだけでもcipで一仕事してくれる上に、ハンド呪文とのコンボで相手クリーチャーを破壊しながら序盤に破壊されたクリーチャーやチャンプブロックした《光牙忍ハヤブサマル》を回収できる。コスト5以上のコマンドなので【ドルマゲドンX】侵略元にも適している。

強いて欠点を挙げるなら、ハンドは多くが除去系統の呪文であり、《S級不死 デッドゾーン》S級侵略[不死]と併用すると若干オーバーキルな点か。

呪文側は《デーモン・ハンド》そのもの。相手のクリーチャーを1体破壊するS・トリガー付きハンド呪文

クリーチャー側の存在により、DM-01から16年の時を経て登場した《デーモン・ハンド》上位互換とみなせる。ツインパクトの性質上、S・トリガーで唱えた返しのターンに適当なリアニメイトでクリーチャー側を出すこともできる。

どちらの側も派手さはないが、堅実にアドバンテージを稼げる手堅いカードと言える。汎用性が高く、闇系統のデッキでそこそこの長期間に渡って活躍した。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

相性の良いハンド呪文 [編集]

環境において [編集]

双極篇環境では主に【ドルマゲドンX】に採用され、【5色ドギラゴン剣】【墓地ソース】でも好みに合わせて使われた。

また、双極篇後半では【バラギアラループ】が成立し、《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》を回収するためのループパーツ兼防御札としてブロック構築を中心に結果を残した。

超天篇環境では【黒緑ドルマゲドン】が流行したが、その頃になるとコスト踏み倒しメタの普及によって《S級不死 デッドゾーン》の採用が減り、2枚程度に抑える【黒緑ドルマゲドン】もざらになった。そちらとの役割被りはある意味では解消され、実際のゲーム上6マナ支払って呪文側を手打ちする場面も目立った。

その後、DMBD-09DMBD-10期に成立した【青黒緑デッドダムド】に需要を奪われ、【黒緑ドルマゲドン】は環境から撤退。しばらくの間【青黒緑デッドダムド】に採用されるケースも見られたものの、全体的な傾向としては衰退していった。

DMBD-21DMBD-22期に強化を受けた【赤黒ドルマゲドン】アドバンスのトップメタに立ったが、カウンター札の質の向上、能動的な封印外しの高速化などから、こちらでも採用はまばらになり、採用したとしても膠着状態を打破するための1枚積み運用がメインに。

その後も、複数体に干渉できる除去S・トリガーが当たり前となっていったことから、単体除去S・トリガーであるこのカードは苦境に立たされ続けている。

その他 [編集]

  • カード名の由来はアメリカ人俳優「マット・デイモン」と、ヘヴィメタルバンド「聖飢魔II」の元ボーカリスト「デーモン閣下(デーモン小暮閣下)」。フレーバーテキストはデーモン閣下のセリフ「お前も蝋人形にしてやろうか!」のパロディである。

サイクル [編集]

DMRP-06で登場した既存の呪文を組み込んだツインパクトサイクル。すべて多種族である。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]