十王篇環境 [編集]
オリジナル環境は→十王篇環境 (オリジナル)
新戦力カード [編集]
概要 [編集]
初の新最高レアリティカードを収録したDMSD-14とDMSD-15によって華々しく幕を開けた十王篇環境だが、新型コロナウイルスの蔓延に伴い大会を中止する店舗が相次いだため、詳しいデータを取る事ができなくなっている。
しかし、キリフダッシュが強力で特に《熊四駆 ベアシガラ》が大いに活躍していることは確かな情報であり、鬼タイムの評価はマチマチ。
【4色ドッカンデイヤー】や【バーンメアジョーカーズ】は、超天篇環境から引き続き環境の中心となっている。
DMRP-13期(発売日 2020年3月28日) [編集]
新戦力カード [編集]
概要 [編集]
GRによるソリティアをメタる《U・S・A・BRELLA》と《リツイーギョ #桜 #満開》などは発売当初から注目され、超天篇で荒んでしまった環境の是正の期待はこの2体に寄せられていた。
【赤緑キリフダッシュ】、【白青ギャラクシールド】、【黒緑フシギバース】、【アンダケインランデス】など、新たなデッキタイプが数多く形成された。
平年通りであればこれらのデッキも大会で活躍し始めている頃だが、引き続き新型コ口ナウイルスの影響で大会はほとんど中止になっており、多くのデッキタイプが活躍の場を持て余していた。
これらの登場以降も【4色ドッカンデイヤー】や【バーンメアジョーカーズ】の優勝、上位入賞の報告もネット上で数多く、《U・S・A・BRELLA》と《リツイーギョ #桜 #満開》が登場してもなおGRによるソリティアは収束の兆しを見せなかった。
一方でGRに対する新たなメタデッキとして、ギャラクシールドによって大幅に強化された【ダッカルパラノーマル】が注目を集めた。《凄惨なる牙 パラノーマル》が1体でもシールドに表向きに置かれれば、cip能力のトリガー自体は防げないが《ヨミジ 丁-二式》のような自壊式のcip能力や、《せんすいカンちゃん》や《無限合体 ダンダルダBB》のようなアタックトリガー持ちも能力が機能する前に除去できるので、これだけでGRを主軸としたデッキをほぼ詰ませることができるようになった。
これら2枚のメタクリーチャーや新規ギミックを活用したデッキが【4色ドッカンデイヤー】や【バーンメアジョーカーズ】が席巻する環境にどこまで食い込めたのかは謎のままとなっている。
なお、この時期のDMvaultのオンライン大会では【ドッカンデイヤー】がぶっちぎりのシェアを獲得しており、少なくともそちらにおいてのメタゲームは揺らがなかったようだ。
新戦力カード [編集]
概要 [編集]
DMEX-09とDMEX-10はそれぞれ再録カードが中心で、【赤緑キリフダッシュ】や【黒緑フシギバース】などといった、DMRP-13で新たに形成されたデッキタイプを強化するカードが全体的に多いのが特徴。
中でも《ロールモデルタイガー》は強力なコスト踏み倒し能力を持っており、【ビッグマナ】の希望の星とも呼べる存在となっている。
《【神回】バズレンダでマナが大変なことに?!【驚愕】》は最初は甘く見るプレイヤーも一定数いたが、バズレンダの打ち分け可能な性質から新たな初動呪文として定着した。
《鬼寄せの術》は効果が判明した当初から多くの注目を集めていたが、GR召喚系統のデッキとアンチシナジーであることからさほど活躍しなかった。
新型コロナウィルスの感染拡大を受け、4月7日に緊急事態宣言が発令され、多くの大会が延期または中止に追い込まれた。
これにより、5月1日以降の公認CSサポートおよび公認店舗大会サポート(デュエマパラダイスは6月1日以降、デュエマフェス、デュエバトルは6月15日以降)が休止となり、GP-10thも開催が中止された。
新たな対戦方法として、公式よりオンライン大会の開始が告知された。(参照:クリエイターズ・レターvol.35)
DMEX-11期(発売日 2020年5月23日) [編集]
新戦力カード [編集]
概要 [編集]
この工キスパンションもDMEX-09やDMEX-10と同様再録カードが中心で、今回は【白青ギャラクシールド】などに関連した内容となっている。
《DORRRIN・ヴォルケノン》や《U・S・A・DANGER》は【“B-我”ライザ】を更に強化した。
《QQQKYOKU・マウンテス》はマジボンバーの踏み倒し先が非常に広いことから注目を集めていたが、9コストという重さから環境で活躍するには至らなかった。
発売から2日が経った5月25日に緊急事態宣言が全面解除となり、6月5日には公認大会サポートが再開されることになった。
これにより、感染症対策を実施したうえで再び各種大会が開催できるようになった。
さらに、新たな公認大会の形として「リモートデュエマカップ」がスタートした。
リモートデュエマでは、メインデッキ以外のカードが使えないことから、【ロマノフシャコガイル】や【チェンジザ覇道】が活躍するなど独自の環境を形成した。
DMRP-14期(発売日 2020年6月27日) [編集]
新戦力カード [編集]
概要 [編集]
2020年7月に対面方式の通常のチャンピオンシップが再開されたが、再開直後の殿堂レギュレーション環境で結果を残した新規カードは【“B-我”ライザ】や【バーンメアジョーカーズ】に採用されるようになった《U・S・A・CAPTEEEN》程度。
《爆龍皇 ダイナボルト》は殿堂レギュレーション環境では7コストでも重いため登場当初はそれほど採用率が伸びなかった。
この頃になると【バーンメアジョーカーズ】が環境トップ争いから脱落し、【4色ドッカンデイヤー】がトップを独占していた。
その後、《GOOOSOKU・ザボンバ》によりメタカードの展開と侵略を同時に出来るようになったことや《超次元キル・ホール》からの《STARSCREAM -ALT MODE-》で安定して3ターン目に侵略できるようになったことから、【赤白レッドゾーン】が【4色ドッカンデイヤー】の対抗馬として環境トップ争いに加わった。
対象 [編集]
概要 [編集]
《BAKUOOON・ミッツァイル》規制後もGRクリーチャーによるソリティアが横行していた事を重く受け止めてか、【ミッツァイル】の後継として暴れ回った《MEGATOON・ドッカンデイヤー》を殿堂入りにするだけでなく、GRクリーチャーの中でも特に強力とされていた《ヨミジ 丁-二式》、《マリゴルドIII》が一発でプレミアム殿堂となった。特に《ヨミジ 丁-二式》の登場からプレミアム殿堂までに所要した194日は、ジョークカードやゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカードを除けば、これまでに殿堂入り・プレミアム殿堂入りしたすべてのカードの中で最速での規制であった《暴龍警報》の268日を74日も上回る速さ。対する《マリゴルドIII》の284日も、それまでプレミアム殿堂入りしたカードのうち、最速でプレミアム殿堂に入った《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》の338日を54日も上回っておりかなり早い部類。
その他に【零龍ギャスカ】、【アンダケインランデス】、【レッドゾーン】が主力パーツを失った事で弱体化する事となった。
この改訂は新型コロナウイルス感染拡大の影響で直近3ヶ月の大会データがほとんど集められなかったことを考慮して行われている。つまりサンプルを集めるまでもなく規制が必要なカード以外は規制の手が回らなかったということである。
大会結果などのサンプルを収集した上での規制は、同年9月に再び殿堂発表を行うことで実施予定となった。[1]
DMEX-12期(発売日 2020年7月18日) [編集]
新戦力カード [編集]
概要 [編集]
種族デッキを強化する高レアリティのドラゴン達ももちろんだが、全カードを無色化する《希望のジョー星》や、超次元送りという最上位の除去能力を持った《怒流牙忍法 次元隠しの術》にも大きな注目が集まった。
コモンのカードも大きな躍進を遂げており、中でも《特攻の忠剣ハチ公》は下手すれば1枚からワンショットキルにも持ち込めるポテンシャルを秘めていることから注目を集めた。
《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》は【ジョット・ガン・ジョラゴン】をメタ格に押し戻し、【バーンメアジョーカーズ】の強化パーツにもなっている。
また【青黒緑デッドダムド】は《禁断機関 VV-8》が殿堂入りしたことで不足しがちになっていたフィニッシュ力を《轟く革命 レッドギラゾーン》で補うことで環境に1年越しの復権を果たした。
《熱き侵略 レッドゾーンZ》の殿堂入りで弱体化したと思われていた【レッドゾーン】も、その強力さから依然として環境から姿を消す事はなかった。
また、GRに大幅な規制が入ったことで、【ビッグマナ】も息を吹き返し始め、優勝報告もチラホラと上がっている。
新戦力カード [編集]
概要 [編集]
2種のクロニクル最終決戦デッキはいずれも超次元にフォーカスした内容で、DMBD-13はサイキックを、DMBD-14はドラグハートをそれぞれテーマとして組み上げられている。
中でもDMBD-14で新登場したドラグナー達は【連ドラグナー】を形成し、前評判に反し早速各地の大会で成果を上げた。【青黒緑デッドダムド】も引き続き、環境で活躍している。また、DMBD-13に防御寄りのカードが多かったためか、【ビッグマナ】の優勝報告がさらに増え、環境落ちしていた【カイザー「刃鬼」】もそこそこの戦果を収めていた。
GR召喚系統ではDMEX-12期に確立された【4色万軍投モモキング】の上位入賞が目立つようになった。
《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》の登場によって成立した【ライベルモットループ】は《全員集合!アクア・三兄弟/超次元ジェイシーエイ・ホール》の登場によって大幅強化され、チャンピオンシップで連日見かける程の使用率を誇った。
DMSD-16期(発売日 2020年9月12日) [編集]
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概要 [編集]
【青黒ゲンムエンペラー】が成立した。
DMRP-15期(発売日 2020年9月19日) [編集]
新戦力カード [編集]
概要 [編集]
《∞龍 ゲンムエンペラー》はこの頃になると【連ドラグナー】におけるコスト踏み倒し候補として悪用されるに至った。
環境首位の【連ドラグナー】のすぐ後ろを【ギャラクシールド】、【カリヤドネループ】、【バーンメアジョーカーズ】が追う状況。
一方、【連ドラグナー】は上ブレられるとどうしようもなくなる一方でバトルゾーンに出ることをそのものを規制するコスト踏み倒しメタや《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》などの山札利用メタ及び下ブレに弱いため、メジャーどころのデッキ以外にも勝ち目があり、そうしたことからテンプレさえ確立していない地雷デッキの入賞が相次いだ。また、メタビート構築の【BUNBUN・ヴァイカー】や【旅路バーンメアジョーカーズ】の入賞も目立った。
DMEX-13期(発売日 2020年10月24日) [編集]
新戦力カード [編集]
概要 [編集]
【白赤緑ヴァイカー】、【バーンメアジョーカーズ】の入賞が目立った。
また、【青黒緑デッドダムド】も《ヘブンズ・フォース》の下ブレを突いて【連ドラグナー】に高い勝率を出せることが判明し、再び上位入賞が見られるようになった。
新カードでは自分のシールドを0にする《鬼ヶ大王 ジャオウガ》が【赤黒邪王門】で活躍。
他にも《暴筋の父豹》が【ドラグライブラリアウト】、《月から来た科学のウラガワ》が【ドロマーGRハンデス】に組み込まれた。
DMBD-15期(発売日 2020年11月21日) [編集]
新戦力カード [編集]
概要 [編集]
DMBD-15は過去最高レベルの構築済みデッキとあってパーツのスペック、デッキの完成度には目を見張るものがあった。デュエマフェス程度なら無改造で優勝できることからその凄さが分かるだろう。
《蒼き団長 ドギラゴン剣》本体殿堂入り後も研究されていた【ドギラゴン剣】をベースにした【ドギラゴン閃】が環境に進出し、特に【白青赤ドギラゴン閃】の入賞報告が続々と為された。【赤黒ドギラゴン閃】も活躍を見せた。【ドギラゴン閃】は全体的にコスト踏み倒しメタに強く、対策札によって【連ドラグナー】の巻き添えにはされにくかった。
【BUNBUN・ヴァイカー】はというと【赤白ヴァイカー】が環境に進出。【連ドラグナー】は《ブレイン・ストーム》型が実績を残すようになった。
間に合いさえすれば《極幻空 ザハ・エルハ》と《スローリー・チェーン》で無限に耐久できて【連ドラグナー】の猛攻をしのげるため、【白青黒オレガ・オーラ】の入賞も一時期目立った。ただし、【カリヤドネループ】の《龍脈術 落城の計》、【ドギラゴン閃】の《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》などのカード指定除去も環境によく見かけられたため、そこまで悪質なロックではなかった。
対象 [編集]
概要 [編集]
前回に引き続き、多くのカードが変動する事となった。
DMRP-16期(発売日 2020年12月18日) [編集]
新戦力カード [編集]
概要 [編集]
当初は物足りなかったビビッドローやアバレチェーンのサポートも充実し、各大会で入賞する様になってきた。
他にも【青赤ビビッドガチダイオー】や【青黒赤トゥリナーツァッチ】、【オラトリオループ】といったデッキが次々誕生し、プレイヤー達を驚かせた。
DMEX-14期(発売日 2021年2月20日) [編集]
新戦力カード [編集]
概要 [編集]
このエキスパンションの新規カードには、《ソーシャル・マニフェストII世》をはじめ、後の王来篇環境で本格的に結果を残すようになったカードも多い。
伝説呪文サイクルは手打ちこそされにくいものの、序盤のマナ基盤として採用されていった。
主流デッキ(通常環境) [編集]
参考 [編集]
後に環境を鑑みて12月まで延期された。