《マリゴルドIII(サード) [編集]

マリゴルドIII R 自然文明 (4)
GRクリーチャー:グランセクト/デリートロン 3000
マナドライブ6(自然):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが6枚以上で自然文明があれば、コスト5以下の進化ではないクリーチャー1体またはコスト5以下のオーラ1枚を、自分のマナゾーンから出してもよい。
(ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
※プレミアム殿堂

DMRP-11で登場した自然グランセクト/デリートロンGRクリーチャー

マナドライブ6(自然)で、コスト5以下の非進化クリーチャーオーラ1枚をマナゾーンからバトルゾーンに出す。

マナドライブの重さ故に能力が使えない場面も多いが、能力そのものは強力。
自然以外のカードも出せるため、《無修羅デジルムカデ》などと組み合わせるのもよいだろう。

オーラコスト踏み倒しに反応するコスト踏み倒しメタはこのカードの登場時点では存在せず、オーラの装着先もGR召喚によってバトルゾーンに出るため、そういう意味ではコスト踏み倒しメタに強い。

コスト5以下の軸の【ガチャンコ ガチロボ】にも使える。

環境において [編集]

登場当初から【青黒緑デッドダムド】【青赤緑ミッツァイル】で活躍している。特に前者の場合はオーラを重用するためデッキ的にシナジーがあり、主な呼び出し先は《無修羅デジルムカデ》など。【青赤緑ミッツァイル】では序盤にマナに置いた《ハリケーン・クロウラー》のようなソリティアパーツや《単騎連射 マグナム》、また防御用に《スゴ腕プロジューサー》などを呼び出すのに使われる。

その後もその能力の汎用性の高さから多くのデッキで使われており、デリートロンでありながらワンダフォースと共存することも多い。特に【ミッツァイル】における《マリゴルドIII》から始まるソリティアは、ミッツァイル・マスターズと揶揄されるほどのGR環境を生み出した元凶と言えよう。踏み倒しに文明指定がないことこそがロックやループに悪用された原因という指摘も多々ある。

《ミッツァイル》の殿堂入り後は【ドッカンデイヤーミッツァイル】のほか、【ヨミジループ】やその派生【4色ドッカンデイヤー】【バーンメアジョーカーズ】等で使用される。主な呼び出し先は【ヨミジループ】では《ラルド・ワースピーダ/H.D.2.》《γγ モンキュウタ》などのループパーツ、【4色ドッカンデイヤー】ではそれらに加え《MEGATOON・ドッカンデイヤー》もその呼び出し範囲内に収まっており2体目のそちらを出すことも。【バーンメアジョーカーズ】では更なる後続を呼べる《グレープ・ダール》ロック札の《奇天烈 シャッフ》、受け札の《スゴ腕プロジューサー》など。

その汎用性の高さとコスト踏み倒しの手軽さから、将来の殿堂入りプレミアム殿堂を危惧する声も少なくなかった。その見立て通り、2020年6月24日のコロコロチャンネルの生放送で同年7月1日付で一発プレミアム殿堂に指定されることが決定した。登場からプレミアム殿堂までに所要した284日は、ジョークカードを除けば、それまで最速でのプレミアム殿堂であった《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》の338日を54日も上回る速さ。その記録すらも同時にプレミアム殿堂に指定された《ヨミジ 丁-二式》194日を記録して破った。殿堂レギュレーション上でのグランセクトの規制は殿堂入り・プレミアム殿堂を含めて史上初。デリートロンとしても《ヨミジ 丁-二式》と並んで史上初。

  • 直近3ヶ月程度、新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会が殆ど開催できず使用率のサンプル集めすらままならなかったにもかかわらず両者がこんなにも早く規制されたあたり、プレミアム殿堂される未来が丸分かりであったスペックであることが窺える。
  • 大量GR召喚により目当てのカードだけが残るように超GRを調整すれば1枚でも十分狙って出し入れできるため、殿堂入りでは効果が薄かったのだと見られる。この辺は《ヴォルグ・サンダー》と同様の理由である。
  • この殿堂改訂の後にDeadmanは「いくら強力なカードでも十分に使われる機会を得ていないカードは制限しない」という意向を発表していたが、にもかかわらずこの判断が下された辺り、GRがどれ程重く見られていたかが窺える。

サイクル [編集]

DMRP-11マナドライブ6サイクル

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]