月下卍壊(げっかばんかい) ガ・リュミーズ 卍》 [編集]

月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍 SR 水文明 (99)
呪文:ドルスザク
ドルスザクを4体まで、自分の手札または墓地からコストを支払わずに召喚してもよい。
このターンの後に自分のターンを追加する。

DMRP-08で登場したドルスザク呪文

手札墓地からドルスザクを4体も踏み倒すだけでなく、さらには追加ターンを与える能力を持つ。

コスト99という、《伝説の禁断 ドキンダムX》と同等の高コストを誇る。素直にコストを支払ってプレイするのは、コスト軽減を使ってもまず無理と言っても差し支えない。

オーソドックスなのは専用のコスト踏み倒し能力の持つ《卍 新世壊 卍》を用いる方法。専用デッキ【青魔導具】がある。
うまく運用すれば最速4ターンで唱えることができる。
唱えることさえ出来れば、そのコストに見合った最大4体のドルスザク踏み倒しに加え、追加ターンを得ることが出来る。踏み倒したドルスザクは、追加ターンで召喚酔いが解けているので、一気に畳みかけることができるだろう。

ドルスザクは単体でフィニッシャーとして安定しているものが少なく、無月の門系統の能力を発動させる際、魔導具4つや6つで独占してしまうリスクが常々あったことを踏まえると、このカードの存在は非常にありがたい。

コスト7以上も多い大型種族ドルスザク4体に加え追加ターンと最大値は非常に高いが、この呪文を唱えるための前提カードである《卍 新世壊 卍》との兼ね合いで容易に最大値は出せないようなバランスとなっている。

派生能力は抜きで、「無月の門」そのものはバトルゾーンに魔導具が出たことで誘発するため、魔導具呪文主体のデッキでは種が足りない。
《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》でのアクセスを前提とし、《凶鬼卍号 メラヴォルガル》をコストを支払わずに召喚すれば相手のシールドを割った際に、たとえS・トリガーが複数枚あったとしても追加ターンで押し切るといった戦術が必要となる。自分のブレイクするデメリットも、相手にターンを渡さずにもう一度アクションが取れるため大幅に軽減される。

虚無月の門ドルスザクは、自身の条件が魔導具呪文主体にもってこい。《卍 ギ・ルーギリン 卍》を踏み倒せば自軍全てがブロックをすり抜けることもできる。
そしてなによりもありがたいのが召喚によって出せること。
これによりほとんどのメタカードを受け付けない。特に《異端流し オニカマス》《とこしえの超人》などの強力なメタクリーチャーを気にせず使えるのは、非常に強い。

特殊弾で与えられた強化パッチの《ガル・ラガンザーク》《「無月」の頂 $スザーク$》により、魔導具クリーチャー抜きで運用できるドルスザクで十二分な圧力を与えられるようになった。

  • イラストを担当したFutaro氏によると、最初はガリュミーズが口を閉じていたが「口が開いていた方が良い」というアートディレクターのアドバイスを受け今のイラストになったという。口を閉じたイラストはTwitterアカウントにてあがっている。参考

アニメ・漫画において [編集]

  • アニメ「デュエルマスターズ!」では第32話のラストシーンで誕生し、続く第33話でゼーロミノガミとの真のデュエルで使用する形で初登場。声優は強化前と同じく武田幸史氏と木島隆一氏。

その他 [編集]

  • AnimeJapan2019とDMGP-8thにて展示された資料ではこのカードのCGの姿を見ることができたが、名前が《時の卍獄 ガ・リュミーズ》となっていた。名前の横にある20180822の日付から察するにこの時点での仮名称だったと思われる。
  • 月下卍壊の名前の由来は漫画『BLEACH』の技「卍解(ばんかい)」と、主人公黒崎一護の必殺技「月牙天衝(げつがてんしょう)」の複合からだと思われる。偶然にも、黒崎一護の声優はゼーロと同じ森田成一氏である。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.自分の闇のクリーチャーがバトルゾーンに1体もいない状況です。《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》を唱え、効果で《凶鬼卍号 メラヴォルガル》3体を召喚し、そのうち1体を進化元にして《大影罪 ハデ・スザーク》を召喚できますか?
A.いいえ、《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》を唱えた時点で進化元にできるカードがない場合、《大影罪 ハデ・スザーク》は召喚できません。
1つの効果で複数のクリーチャーを召喚する際、召喚するクリーチャーをすべて選んでから、それらを1体ずつ召喚します。この時、召喚できないクリーチャーや、バトルゾーンに出せないクリーチャーは選べません。適正な進化元がない場合、進化クリーチャーはバトルゾーンに出せないため、召喚するクリーチャーとして選ぶこともできません。
引用元(2023.2.17)