王来篇環境 [編集]
オリジナル環境については→王来篇環境 (オリジナル)
はじめに [編集]
王来篇では十王篇以上に優秀なカードが輩出された。特に対抗色である3色カードの躍進は目覚ましい。
DMEX-15やDMEX-17の様な特別拡張パックも充実し、汎用性の高い物から、専用デッキで真価を発揮する物まで様々。
該当するカードが余りにも多い為、下記の新戦力カード枠には狭くて載せきれない。
「何故このカードが載っていない?」と思われた方もご了承願いたい。
DMSP-02期(発売日 2021年3月20日) [編集]
- ■新戦力カード
- ■概要
3月22日より新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が解除され、チャンピオンシップ等の公認大会が再開された。
環境では、【赤青ヴァイカー覇道】、【オカルトアンダケイン】と【白青黒オレガ・オーラ】が三強に君臨。【バーンメアジョーカーズ】系統がその後ろを追う状況。
2021年3月16日ルール改訂により《竜魔神王バルカディア・NEX》を使用可能になった【青黒退化】も多数見られた。
- ■新戦力カード
- ■概要
相変わらず【赤青ヴァイカー覇道】、【オカルトアンダケイン】と【白青黒オレガ・オーラ】の三強状態。その三強に強い《ワナビーワラビー》が環境に台頭した。また、その《ワナビーワラビー》を意識し、《白皇世の意志 御嶺》と《全能ゼンノー》以外全て5コスト以上で超GRゾーンを固めた型の【白青黒オレガ・オーラ】がチャンピオンシップ優勝を果たした。
DMRP-17期(発売日 2021年4月17日) [編集]
- ■新戦力カード
- ■概要
《超竜バジュラ》を筆頭に様々な進化クリーチャーに対応する《王来英雄 モモキングRX》の登場が目玉。
自身も手札交換を持つ5コストドラゴンである事から高い汎用性を誇り、【モモキングRX】や【白赤緑ドギラゴン閃】などで環境に進出した。
【5色コントロール】が《とこしえの超人》と《ドンドン火噴くナウ》、《聖魔連結王 ドルファディロム》を手に入れたことで大幅強化され、上位入賞が目立つようになった。【5色グレンモルト】もDMSP-02期からここまでポツポツと実績を残している。オリジナルで支配的地位を得た【鬼羅.Star】も一定数この環境に存在する。
逆に【バーンメアジョーカーズ】系統や【赤青ヴァイカー覇道】、【白青黒オレガ・オーラ】は《とこしえの超人》の影響で数を減らした。
元々オリジナル環境の主流であった【赤青ドギラゴン閃】は《隠れ潜む者 シードラン》を獲得したことによりアドバンス級の力を得るに至り、メインデッキ以外のカードを使わない構築でのチャンピオンシップ優勝が報告された。【赤黒ドギラゴン閃】もそこそこ見られる。
5月前半頃の環境では、【赤白ドギラゴン閃】が【5色グレンモルト】、【青魔導具】、【オカルトアンダケイン】に《奇石 ミクセル》、《絶対の畏れ 防鎧》などのシステムクリーチャーが刺さり、3ターンキルの再現性が高く、《閃光の守護者ホーリー》などのS・トリガーが強力であることから急増。【青魔導具】はこの頃になると【5色コントロール】系統に《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》が入りにくくなったことから、活き活きとした姿を見せるようになった。【鬼羅.Star】は【4色鬼羅.Star】という新たなデッキタイプを環境に送り出したが、従来の白青赤型の場合は【赤白ドギラゴン閃】に速度負けするという面を見せるようになった。その他、【赤単ブランド】も《滅亡の起源 零無》の《手札の儀》を味方に付けて若干息を吹き返した。
DMEX-15期(発売日 2021年5月22日) [編集]
- ■新戦力カード
- ■概要
【赤白ドギラゴン閃】がこの時期に激増し、トップメタの一角となった。
【ダークネスコントロール】がちょうどこの頃成立し、環境入りを果たした。
《神の試練》は、《お清めシャラップ》と合わせて無限に追加ターンを得るループが考案され、【5色コントロール】を始めとする様々なデッキに搭載された。
《「ちくしょおおおおおおっー!!」》は【赤黒バクロ法師】の様な赤黒系のビートダウンでカウンター札として採用された。
DMRP-18期(発売日 2021年6月26日) [編集]
- ■新戦力カード
- ■概要
【5色コントロール】は《砕慄接続 グレイトフル・ベン》、《Disアイ・チョイス》を獲得し、これにより【5色グレイトフル・ベン】という型が成立、各地のチャンピオンシップで上位入賞が続々報告された。それだけでなく、疑似アンタッチャブルを持った《熱核連結 ガイアトム・シックス》で相手のS・トリガーを牽制する型も結果を残した。それまで評価が高くなかった《断影龍 ユスティーツァ》が新たな【5色コントロール】のパーツとして再評価に至った。《T・T・T》は事実上ドロー専門の呪文なので、事前の期待ほど使われておらず、採用はマチマチ。
【赤単ブランド】は《我我我ガイアール・ブランド》を獲得し、既存の方法論を維持しつつ《我我我ガイアール・ブランド》とのシナジーを優先して1コストクリーチャーに寄せた【我我我ブランド】に発展的解消を遂げた。同時に、《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》、《ブンブン・チュリス》を獲得している。
【オカルトアンダケイン】が消滅した。
尚今回は新型コロナウィルスの影響で多くの大会が中止になったため最低限の改訂しかできなかった事がクリエイターズ・レターで語られている。
DMEX-16期(発売日 2021年7月17日) [編集]
- ■新戦力カード
《天災 デドダム》の再録が大きく、SNSでも話題に。
上記の新戦力カードの他、《灼熱連鎖 テスタ・ロッサ》や《ドラグシュート・チャージャー》などの再録も見逃せない。
- ■新戦力カード
- ■概要
DMBD-16の影響で【赤緑ボルシャック】が環境に躍り出た。また、多量の強化パーツを手に入れた【墓地ソース】も環境復帰を果たした。
2021年7月1日殿堂レギュレーション改訂を機に【ゼロ・ルピアループ】が環境のトップに躍り出ており、【墓地ソース】の躍進も《暴走龍 5000GT》が【ゼロ・ルピアループ】を回転させるためのウィニーに刺さるところが主たる要因となっている。
DMSD-19期(発売日 2021年9月11日) [編集]
- ■新戦力カード
- ■概要
《電磁 アクアン-2》、《賢樹 エルフィ-1》、《妖精 アジサイ-2》は【5色コントロール】系統、ディスペクター軸のデッキの強化となった。
DMRP-19期(発売日 2021年9月25日) [編集]
- ■新戦力カード
- ■概要
【青赤緑ドギラゴン閃】は《キャンベロ <レッゾ.Star>》を獲得。
【我我我ブランド】は《月砂 フロッガ-1》、《斬斬人形コダマンマ GS》を獲得し、防御機能が大幅強化。《とこしえの超人》が減ったことからそれまで下火であったGR召喚利用可型も増えている。
《禁断英雄 モモキングダムX》は禁断スター進化の裁定から【禁断スター退化】というデッキを形成。基本は【ゼロ・ルピアループ】の劣化デッキだが、チャンピオンシップでそこそこ結果を残すデッキとなった。
【5色コントロール】系統は優秀なササゲール持ちや《禁断竜王 Vol-Val-8》、《霊宝 ヒャクメ-4》を獲得して【5色ディスペクター】を形成。《ヘブンズ・ゲート》軸と相性の良い《戦霊混成 ウルボランス》も加入している。【4色ロマノグリラ天門】や【青赤緑Vol-Val-8】もDMRP-19発売早々活躍し、以降の環境に一定数見掛けられるように。
依然として【ゼロ・ルピアループ】が環境トップにあったが、その1つ後ろを【青赤緑ドギラゴン閃】、【我我我ブランド】が追いかけている状況であった。【白赤緑ドギラゴン閃】も勢いを増していた。
一方、【5色グレンモルト】は【5色ディスペクター】などのディスペクター軸のデッキに押されてかつてほどの存在感を示せなくなっている。
ディスペクター軸の【0色コントロール】もちらほら入賞報告されていた。
DMEX-17期 (発売日 2021年10月23日) [編集]
- ■新戦力カード
- ■概要
DMEX-17では「殿堂カードの復活」「アドバンス限定カードのオリジナル適応化」などが試みられた収録内容だった為、強力なカードが山盛り。
あらゆるカードに環境での採用が考えられた為、多くのデッキに変化がもたらされ、【緑単ベアフ・ガンガンオー】、【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】など様々なデッキが考案された。
GR召喚への警戒が薄れたためか、オーラ利用型の【ライベルモットループ】や、【旅路バーンメア】、【青黒赤緑ヴァイカー】の入賞報告も見られた。何よりドラグハートを使用した【白赤緑ドギラゴン閃】が環境トップとなっており、如何に《とこしえの超人》の環境支配力が薄れたかが窺い知れよう。
DMBD-18期 (発売日 2021年11月20日) [編集]
- ■新戦力カード
- ■概要
《蒼狼の大王 イザナギテラス》は登場早々【白青赤鬼羅.Star】の戦力として活躍。
他にも新規群は【アマテラス・キリコ】や【神歌と繚嵐の扉】でそこそこ結果を残した。【青赤緑ドギラゴン閃】から派生した【白青赤緑ドギラゴン閃】も台頭している。
DMRP-20期(発売日 2021年12月18日) [編集]
- ■新戦力カード
- ■概要
高い汎用性を持つ事から多色デッキの屋台骨となる《Disクチック》と《Disゾロスター》の登場が話題に。2色カードだが、多色デッキの初動となる《Disメイデン》も強力。
また、《Volzeos-Balamord》をメインに置いた【獅子王ヴォルゼオス】が成績を残している。
他にもモモキングシリーズのトリを務める《未来王龍 モモキングJO》や、強大なフィニッシャー性能を持つ《終末縫合王 ミカドレオ》、コンボデッキのエンドカードとなる《煌星の剣 レクスカリバー》まで様々。
環境では対抗色である「魂の絆」サイクルの登場により、柔軟に侵略先を選べる様になった【モモキングダムX】が開花。
《王来文具ケシキング》により、攻撃制限や相手の全体除去呪文を無効化出来るのも大きい。
この頃になると【白青赤緑ドギラゴン閃】はもはや、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》不採用で革命チェンジ持ちとして《蒼き団長 ドギラゴン剣》を1枚単採用とした、完全な【白ガイアッシュ覇道】として使われるケースがざらになった。
プレミアム殿堂に指定された物は無く、殿堂入りの枚数も少なめ。
【ゼロ・ルピアループ】の弱体化により、それまで劣化扱いされていた【禁断スター退化】の立ち位置が向上した。
【白赤緑ドギラゴン閃】は3ターン目《“龍装”チュリス》からの流れが入り難くなり、今後は《エヴォ・ルピア》や《勇者の1号 ハムカツマン蒼》など、早期に出されるドラゴンの見直しが必要になった。
- ■新戦力カード
- ■概要
新規カードで頭一つ抜けているのは《聖鎧亜キング・アルカディアスP'S》。プレミアム殿堂となったオリジナルよりは弱まったのは致し方無いが、単色のS・トリガークリーチャーをcipすら使わせずに各ターン1度無力化出来るのは魅力的である。
他の新規カードは全てサムライ関係であり、戦国編環境での活躍の少なさから弱いと思われていたが、当時は殆ど居なかったサムライウィニーの充実が大きい。中でも自然のクロスギアサーチである《鍛冶の行商》は特筆するべき一枚である。
ただし、クロスギアに現環境でも通用する物が少なかった為、後のDM23-EX1でサムライが充実するまで待機する事となる。
この頃には【ダークネスコントロール】、【白青赤緑ドギラゴン閃】をベースにしつつドラグナー主体のデッキにリペアした【白青赤緑ドラグナー】、【我我我ブランド】が3トップに立った。中でも、全体でも頭一つ抜けた速度を誇る【我我我ブランド】が入賞数におけるトップに。
また、環境の低速化、カード指定除去の減少により、【青魔導具】がトップメタの一角に立った。この時期の終期には【青赤緑ドギラゴン閃】の入賞数も回復。
DMEX-18期(発売日 2022年2月19日) [編集]
- ■新戦力カード
- ■概要
五龍神のカードのうち、《海龍神クリスド》が【青赤緑ガイアッシュ覇道】で結果を残している。
《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》はメインデッキの枠を取らないノーコスト打点補強手段として様々なデッキで使われるようになった。
《予言のイザナイ コットン》は【コットンデリート】を形成した。
デッキの枚数そのものを増加できる《13番目の計画》の登場も話題に。
【禁断スター退化】の躍進により、販売市場では《怒りの影ブラック・フェザー》の暴騰が起こっている。
《とこしえの超人》の環境における影響力が薄れに薄れ、遂に末期にはGRに依存し切った【4色万軍投ミッツァイル】の入賞が散見されるようになった。
《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》の登場により、S・トリガー持ち光コマンドが大幅に強化。
中でも《呪われし悪魔のミッシツ》が【シールドプリズン】や【トリガービート】で牙を剝き始めるようになる。
主流デッキ(通常環境) [編集]
参考 [編集]