《ゴゴゴ・Cho絶(チョーゼツ)・ラッシュ》 [編集]

ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ R 火文明 (4)
呪文
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
自分の手札を1枚捨てる。相手のクリーチャーを、コストの合計がその捨てた手札のコスト以下になるように好きな数選び、破壊する。

DMRP-07で登場した呪文

捨てた手札コストを参照し、割り振り火力を放つS・トリガー

普通に使う分には、コストが下がり手札損失がある《めった切り・スクラッパー》と言ったところ。ディスカードG・G・Gの発動をアシストできるようにデザインされているのだろうが、低コストのカードも多い【赤単ブランド】では使い辛い。

同じように手札を捨てる除去の《ゴゴゴ・Go1・ナックル》は手札が0枚でも除去が行える一方で、こちらはディスカードが必須であるので、焼ける範囲以外でも差別化ができる。しかし、このカードを入れることで、S・トリガーで出てもいいようにコストの高いカードを常に手札に貯めておく必要が生じてしまうため、《ゴゴゴ・Go1・ナックル》より扱うのは難しくなるだろう。

相手のデッキにもよるが、基本的にはコストの高いカード手札にないと効果的ではない。最大値はコスト無限《チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》《∞龍 ゲンムエンペラー》などで、アンタッチャブル以外のほとんどのクリーチャーに全体除去をかませる。もちろん、そこまでしなくともコスト71の《伝説の正体 ギュウジン丸》や、99の《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》でも十分に一掃が狙える。

自分のターンに使っても、たった4マナと手札2枚でクリーチャーを一掃できるのでロマンがある。さらに、《ゲンムエンペラー》や《ガ・リュミーズ》なら墓地からも使えるため、実質的にディスカードによる損失を0にすることも可能。

ルール [編集]

他のカード・デッキとの相性 [編集]

環境において [編集]

DMRP-10以降の【青魔導具】には4枚積みも普通に見られた。【赤緑ジョーカーズミッツァイル】GR召喚が軌道に乗ればクリーチャーの合計コストは優に30を超えたため、それらを対策できるカードは貴重だった。

極論として2枚程度の手札消費で十分メインの動きができる【連ドラグナー】手打ち前提で採用される場合もあった。

DMPCD-01DMPCD-02期のアドバンス環境における【青魔導具】では、デッキの回転が良く2枚でも十分必要な時に引けるため、2枚積みがメインとなった。

【我我我ブランド】が成立すると、そちらがコスト1クリーチャーを横並びさせる展開に刺さるという側面も考慮されるようになった。

DM24-RP2発売近くになると《オリオティス・ジャッジ》手打ち【白青赤ゴスペル】の動きとして余りに有名になり過ぎて警戒されるようになったため、手打ちで状況を選びにくいこちらが優先されるようになった。

しかし《最期の竜炎》が登場すると、差別化自体は容易だが1マナで墓地シンパシーを2枚分稼ぎながら1体除去でき、少なからずのケースで確定除去級の除去力を発揮するそちらの実質的な5枚目以降に降格。

その他 [編集]

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


[1] 「108.1c デュエル・マスターズにおいて∞はそれよりも大きい数を選ぶことのできない数字として扱います。∞のパワーを持つクリーチャーがパワー修正を受けてもパワーは∞のままです。ただし、パワーがマイナス∞されたときは破壊されます。」とある。