疾封怒闘(スパイラルアクセル) キューブリック》 [編集]

疾封怒闘 キューブリック P 水/火文明 (7)
クリーチャー:アウトレイジ 6000
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
自分のマナゾーンに火のカードが3枚以上あれば、このクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。
このクリーチャーがどこからでも墓地に置かれた時、自分のマナゾーンに水のカードが3枚以上あれば、クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
※殿堂入り

DMR-08Sで登場した/アウトレイジ

《極楽!オンセン・ガロウズ》と似た条件を持ち、マナが3枚以上ある場合はスピードアタッカーを得て、マナが3枚以上ある場合は墓地に送られた時にバウンスを放つ。

余程偏った構築にしない限り、このクリーチャー召喚する頃にはそれぞれが3枚以上マナゾーンにあると思われるので、単純にバウンスpig持ちスピードアタッカーとして運用できる。

しかし、重要なのは「『どこからでも』自分の墓地に置かれた時」にバウンスが発動する点だろう。

実際に狙える動きとして、あくまでほんの一例に過ぎないが、以下のようなプレイングがある。

見ての通り、pigとしての発動が最も非効率的であり、《疾封怒闘 キューブリック》の採用時はクリーチャーとして召喚されることはほとんどない。
コスト7中型クリーチャーという要素が飾りとなっているため、意識していないと「自分のマナゾーンに水のカードが3枚以上あれば」が達成できていない場合もあるので注意。

カードとして《エマージェンシー・タイフーン》《戦略のD・H アツト》などの手軽な手札交換から、無料でバウンスが放てると考えるとその強さが分かる。
極端なところでをまったく入れない構成でバウンス要員として活用することも可能。

ルール [編集]

どこからでも」も参照。

性質について [編集]

環境において [編集]

エピソード3環境ではまず最初に【メルゲループワンショット】で大活躍。そちらが規制されて消滅した後も【墓地ソース】などの墓地肥やしと相性がいいデッキで便利な除去手段として多用されたが、その汎用性が祟って2014年5月24日付けでアウトレイジからは初の殿堂入りとなった。

その後永らく1枚制限のハンデが祟ってこれといった活躍が無かったが、DMSP-02期には【ゾンビパルテノンループ】における無限バウンスの要として注目された。《神出鬼没 ピットデル》ドローループすればで延々とディスカードできるため、相手の盤面を荒らしたり自軍のクリーチャーを回収したりする手段として重宝するようになった。

2022年11月下旬から【青黒緑DOOM・ドラゲリオン】オリジナルに急増すると、そちらのデッキのキーパーツである《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》での大量墓地肥やしのついでに除去を飛ばせるという事でそこそこ環境で見かけるようになった。

【絶望神サガループ】の成立以降、墓地でクリーチャーの頭数になりながらノーコストで自他問わずバウンスできるという都合の良さと拡張性の高さからほぼ確定と呼べる枠になっている。デッキ全体が水文明と墓地肥やしディスカード手段が多く能動的に使いやすいのが非常に大きい。

【絶望神サガループ】の消滅以降は稀に【青黒魔導具】に入る程度。【青黒魔導具】では無くともデッキパワー下落には繋がらない。

それでも2023年の年末になると、これをブロッカー対策に入れた型の【青赤マジック】が見られるように。デッキ内に無数と言えるほどのディスカード手段があり、様々な角度からバウンスをノーコストで放てるのが美味しい。アドバンスだと《禁断〜封印されしX〜》封印外しや《蒼き覚醒 ドギラゴンX》といった具合にさらに墓地送り手段が多いため、アドバンスでの採用の方が多い。

【白青赤BAKUONSOOO】が環境に進出すると、次第に手札以外メタ対策として《強瀾怒闘 キューブリック》と各1枚積みとする型が見られるように。5ターン目にコスト2手札交換→《“必駆”蛮触礼亞》と動いてワンショットを始動するのが主なの使い方。

メディアでの活躍 [編集]

その他 [編集]

  • 名前の由来は日産自動車のミニバン「キューブキュービック」。或いは映画監督の「スタンリー・キューブリック」。「疾封怒闘」の部分は、四字熟語の「疾風怒濤」の捩りだろう。
  • あまりにもコスト論に見合っていない性能から、あのDeadmanをして「(発売から10年経っても)いまだに時代が追いついていない」と言わしめた。[2]

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

疾封怒闘 キューブリック R 水/火文明 (7)
クリーチャー:アウトレイジ 6000
W・ブレイカー
自分のマナゾーンに火のカードが3枚以上あれば、「スピードアタッカー」を得る。
このクリーチャーがどこからでも自分の墓地に置かれた時、自分のマナゾーンに水のカードが3枚以上あれば、相手のクリーチャー1体を手札に戻してもよい。(自分の《疾封怒闘 キューブリック》 のこの効果は、各ターン中1回のみ発動する)

DMPP-20で実装。レアリティレアになった。

バウンス能力の対象は相手クリーチャーのみになり、各ターン中1回のみ発動という制限がついた。

  • デュエプレ独自の仕様として、ゾーンの上限を超えたカードが墓地に送られた際、カードが墓地に置かれたことをトリガーとする効果は発動しない裁定である点には気をつけたい。(参考)

環境において [編集]

【アウトレイジ墓地ソース】にてよく採用される。4枚積みされることも多い。

  • TCG版からターン1の制限、バウンスが相手のみという弱体化を受けても相性のよいデッキに4枚投入されるあたり、いかにノーコストでバウンスする動きが強力であるかが窺える。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • プロモ(P59/Y12)、プライズ
    疾風怒濤!それが勝利の秘訣!
  • DMPP-20
    アクセル全開!疾風怒濤!さぁ、盛り上がってるか!?――疾封怒闘 キューブリック

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 3つ目の能力について

Q.自分のマナゾーンに合計5枚のカードがあり、そのうち2枚が水のカードという状況です。
相手が自分を攻撃した時、自分は《怒流牙 佐助の超人》を「ニンジャ・ストライク」で召喚し、「出た時」の能力で《疾封怒闘 キューブリック》を捨てて、その《疾封怒闘 キューブリック》を墓地からマナゾーンに置きました。この《疾封怒闘 キューブリック》の「どこからでも墓地に置かれた時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、トリガーします。捨てた時点ではマナゾーンに水のカードが2枚しかなかったとしても、能力はトリガーします。
この場合、解決の時点で《疾封怒闘 キューブリック》を含めてマナゾーンに水のカードが3枚あるので、クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻せます。

+  総合ルール 603.4

引用元(2021.8.6)

+  類似裁定(2023.6.23)

Q.《あたりポンの助》の「出た時」の能力で《疾封怒闘 キューブリック》を選んでいる状況です。この状況でバトルゾーンにいる《疾封怒闘 キューブリック》が破壊された場合、「どこからでも墓地に置かれた時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、トリガーします。「どこからでも墓地に置かれた時」の能力は「破壊された時」とは異なり、元あったゾーンの状態に関わらず、墓地に置かれたタイミングでトリガーします。
引用元(2021.8.6)

Q.相手の《疾封怒闘 キューブリック》の「このクリーチャーがどこからでも自分の墓地に置かれた時」の能力で、自分の《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》がバトルゾーンから手札に戻される際、「相手の呪文またはバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが離れる時」の能力で自分はゲームに勝ちますか?
A.いいえ、ゲームに勝ちません。「このクリーチャーがどこからでも自分の墓地に置かれた時」の能力は、「破壊された時」と異なり、墓地でトリガーする能力ですので、バトルゾーンにあるクリーチャーの能力として扱いません。
引用元(2022.02.18)

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[1] 409.2a 保留状態になっているカードが元々置かれているゾーンに再度置かれた場合、そのゾーンにカードが置かれたことにはなりません。カードが置かれたことで誘発する能力は誘発せず、また、そのカードの位相は変化しません。
[2] https://www.youtube.com/watch?v=i2kDB3hi6EI&t=567s