鬼ヶ王魔(おにがおうま) エンド・ジャオウガ》 [編集]

鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ KGM 闇/火文明 (12)
クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 17000
スピードアタッカー
T・ブレイカー
<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーの召喚コストを6少なくする。
<鬼エンド>このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、シールドが1つもないプレイヤーがいて、追加ターン中でなければ、このターンの後にもう一度自分のターンを行ってもよい。そうしたら、そのターンの終わりに自分のクリーチャーをすべて破壊する。

DMRP-16で登場した/デモニオ/鬼札王国

12マナと重量級だが鬼タイムコスト軽減でき、条件付きで追加ターンを得る鬼エンドを持つ。

鬼タイム鬼エンドの両方が発動していれば、6コストで追加ターンを得る能力を持つクリーチャーとなり、あの《無双竜機ボルバルザーク》を上回るスペックになる。一方で、鬼タイム鬼エンドが発動していなければ、12コストでスピードアタッカーT・ブレイカーしか持たないコストパフォーマンスの悪いファッティとなってしまう。

中速ビートダウンならば、鬼タイムの発動で早期に出せるT・ブレイカーとしての活躍も見込めるが、《轟く侵略 レッドゾーン》《蒼き団長 ドギラゴン剣》といったより早期に出せるT・ブレイカーは現在では山ほどいるので、鬼エンドも活かしたい。

自分のシールドが0枚の時に出せば、鬼エンド追加ターンで一気に逆転も可能。鬼エンドcip追加ターンを獲得する能力は、追加ターンの終わりに自身のクリーチャーは全て破壊されるデメリットはあるものの、《無双竜機ボルバルザーク》と同様に追加ターンの終了までに相手を倒しきれれば実質的にデメリットとして機能しない。

ただ、《無双竜機ボルバルザーク》が暴れていた時代と比べるとニンジャ・ストライク革命0トリガーなどの防御手段が増えたため、その辺りのカードへの警戒は忘れないようにしたい。

鬼エンドの発動条件を相手の攻撃で満たすなら、シールドが0枚で耐え切らないといけないため、《一王二命三眼槍》《百鬼の邪王門》などの防御手段を用意する必要がある。

また防御手段を封じるまで相手のシールドを攻撃しないコントロールや、シールドブレイクせずに勝利できるループも多くあるので、自分でシールドを減らしていくのも候補にあがる。同じ鬼札王国には自らシールドを減らすカードが多いため、それらと組み合わせると使いやすいだろう。

  • ルール上の注意として、相手のターン中に自分が追加ターンを得た場合、次に自分のターンが始まる時、追加ターンを行ってから、通常のターンが行われることになる。そのため、鬼エンドの発動条件を満たしている時に相手のターン中にこのクリーチャーがバトルゾーンに出ると、まず最初の1ターン目の終わりに自分のクリーチャーをすべて破壊してから、もう一度自分のターンが行われる。また、その最初の1ターン目にもう1度このカードを出しても、さらなる追加ターンを獲得することはできない。逆にその後の2ターン目は通常のターン扱いなので、さらなる追加ターンを獲得する事が可能。
  • コロコロチャンネルNEXTではカード名を「鬼ヶ王 エンド・ジャオウガ」と誤植されてしまった。

背景ストーリーでの活躍 [編集]

《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》《一王二命三眼槍》の力で蘇った姿として登場。以前から持っていた未来予知能力に加え、以前を遥かに上回る強大な戦闘力を持つ。《勝熱百覇 モモキングReVo》《∞龍 ゲンムエンペラー》を1人で圧倒したが、スパの加勢により一時撤退。
その後、獄鬼夜城にて《勝熱百覇 モモキングReVo》を迎え撃つも、他のキングマスター達の力を得た《勝熱百覇 モモキングReVo》の9撃を受けて深手を負い、獄鬼夜城の自爆装置を置き土産に起動して元いた鬼の歴史の世界に撤退した。

アニメ・漫画での活躍 [編集]

  • アニメ『キング』では鬼札 アバクの新たな切り札であり3枚目のキングマスターカードとして登場。声優はこれまでのジャオウガ系統を担当した白石兼斗氏。
    第33話での大長老戦で初登場。シールド0かつ大長老の場に《大樹王 ギガンディダノス》が2体いるというほぼ詰みの状況だった 7ターン目にスペシャルドローで引き当てられ、前述通りシールド0だったので鬼タイムのコスト軽減と鬼エンド追加ターン獲得の条件を達成。アバクが《ギガンディダノス》を《「是空」の鬼 ゲドウ権現》道連れにしたことで攻撃可能となり、大長老のシールドを3つブレイク、追加ターンでそのままダイレクトアタックを決めるという大逆転勝利を収めた。
    その後は第46話から第47話(最終話)の切札 ジョー戦(2戦目)でも使用されたが、第47話では追加ターンを耐えられてしまい自滅してしまった。その際橙色の炎だった体色が青色の炎になり、瞳の色が赤みがかった紫色の瞳に変化した。
    • 第47話ではやる気満々で指を鳴らしたりする一面を見せた。第46話のAパート後のアイキャッチでは顔がアップした後にマグマのように燃え盛る様子を見せている他、Bパート開始前のアイキャッチでも登場した。
    • シールドをブレイクする時は従来通り脚の金棒によるキックを行う他、地面を殴りつけて呼び出した人魂のようなものを三つ巴の形状でシールドに突撃させるモーションも見せた。
  • さらに続編の『キングMAX』では第2話の切札 ジョーの回想で『キング』第47話(最終話)のシーンが使用された。
  • 漫画『キング』ではアニメ版と同様にアバクが使用。
    デュエマシーンでの初登場はゼーロJr.戦で、いつの間にか破壊された《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》が倒されたことによる恨みから鬼の魂がジャオウガの遺体に集う事で誕生し、そのままダイレクトアタックを決めた。
    その後の第13話から第14話の切札 ジョー戦(2戦目)でも使用した。
    • それ以前には第7話のキャップ戦でもアバクが鬼エンド追加ターンを宣言しているため、このカードを使用した可能性があるが召喚していたのは《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》であり、その回の連載時点ではこのカードの情報は出ていなかったのでネタバレを防止した可能性もある(カード情報が一切出ていないカードが漫画版で使われることは何度かある[1])。

関連カード [編集]

背景ストーリーのラスボス [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.自分のシールドが1つもない状況で、同じターン中に《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》を2体バトルゾーンに出しました。このターンが追加ターンでない場合、自分は追加ターンを2つ得られますか?
A.はい、追加ターンを2つ得られます。
引用元

Q.《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》の「鬼エンド」能力で、自分のクリーチャーを破壊するのはいつですか?
A.追加ターンの終わりに、自分のクリーチャーを破壊します。
引用元

Q.相手のターン中に自分が《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》をバトルゾーンに出し、「鬼エンド」能力で追加ターンを得ました。次に行われるターンは自分の追加ターンですか?自分の通常のターンですか?
A.自分の追加ターンから行います。追加ターンの終了時、自分の通常のターンを行います。(総合ルール 500.5)
引用元

Q.相手の追加ターン中に自分の《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》がバトルゾーンに出ました。いまは相手の追加ターン中ですが、自分は「鬼エンド」能力で追加ターンを得られますか?
A.いいえ、追加ターン中に《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》の「鬼エンド」能力は解決できません。
引用元

Q.《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》の「鬼エンド」能力で得た追加ターン中に《終末の時計 ザ・クロック》がバトルゾーンに出ました。そのターンの終わりに、自分のクリーチャーを全て破壊しますか?
A.いいえ、ターンの残りをとばすので、自分のクリーチャーは破壊しません。「ターンの終わりに」の能力はトリガーせず、次の相手のターンを始めます。
引用元