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♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな VR 水文明 (4) |
呪文:マジック・ソング |
S・トリガー |
カードを1枚引き、その後、数字を1つ選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、その数字と同じコストの相手のエレメントの能力を無視し、相手はその数字と同じコストの呪文を唱えられない。 |
キャントリップしつつ数字選択を行い、その数字と同コストの相手エレメントの能力を無視&同コストの呪文を唱えられないようにする。
呪文ロックなどからも推察できるが、《「本日のラッキーナンバー!」》の調整版と思われるカード。
あちらよりコスト1重い上召喚ロックができなくなったが、かわりにエレメントの能力無視ができるようになったのみならず、S・トリガーを獲得し防御札としても機能するようになった。
この手の呪文は無限ループさせてループデッキのフィニッシャーに据えたくなるが、強制の1ドローのせいで通常時は有限回しか唱えられない。
何らかの敗北回避や山札回復と組み合わせることで制限を突破できるが、王道篇にもなるとカードプールには単体で完結したフィニッシャーのライバルが大量に存在するため、ループデッキに組み込む難易度は《ホーンテッド・チョイス》と同じくらい高い。
とはいえ、《奇天烈 シャッフ》の例からも分かる通り、無理に無限回唱えずとも相手のデッキの傾向を正しく理解していれば1~2回唱えるだけでもS・トリガー封じとしては及第点の性能を有している。
逆に、無限ループに組み込めたとしても調整元の《「本日のラッキーナンバー!」》と異なりクリーチャーのS・トリガーを阻止できないため、別で《単騎連射 マグナム》などを用意していなければ完全なロックには至らない。
2024.12.20付で、《禁断〜封印されしX〜》と《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》に対して総合ルールの変更が行われた。>総合ルール変更点
内容としては、今までは「マナコストを持たないカードはルール上コスト0として扱う」ルールだったが、「マナコストを持たないカードは、《禁断〜封印されしX〜》と《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》に限りコストなしとして扱い、それ以外はコスト0として扱う」という、例外措置を取るような変更となっている。
このルール変更がない場合、このカードを唱えてコスト0を宣言することで《禁断〜封印されしX〜》と《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》が持つ「バトルゾーンを離れない能力」が無視され、その状態でエレメント除去を放つことで禁断解放させず容易にエクストラウィンが可能だった。
ルール変更以前の過去ログ |
登場から2024年内だけでも【白青赤ゴスペル】、【白青黒マーシャル】、【青赤マジック】、【青緑ジャイアント】、【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】、【白青ライオネル.Star】などで続々上位入賞報告が為され、アドバンスでも【白青赤BAKUONSOOO】、【星龍マーシャル】に使われた。単純な詰み盤面回避(特に《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》などのフィニッシャー無効化からの復帰)として【青黒緑マルル】に1枚積みされるケースもそれなりに見られるようになった。
環境に余りに増えたため、【青黒COMPLEXコントロール】はデッキ内の主要カウンター封じである《奇天烈 シャッフ》が巻き添え的に宣言除けされるようになり、年末には早くも《∞龍 ゲンムエンペラー》を1枚積みする型が散見されるように。
また、《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》がこのカードの登場を境に環境から激減している。