勝熱百覇(ジョーネツヒャクパー) モモキングReVo(レヴォリューション) [編集]

勝熱百覇 モモキングReVo KGM 火/自然文明 (7)
クリーチャー:ヒーロー・ドラゴン/ジョーカーズ/チーム切札 11000
<キリフダッシュ>[火/自然(8)](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを[火/自然(8)]支払って召喚してもよい)
スピードアタッカー
W・ブレイカー
自分の手札にあるチーム切札すべてに「キリフダッシュ[火/自然(2)]」を与える。
<キリフダReVo>このクリーチャーが「キリフダッシュ」能力によってバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置き、自分のマナゾーンから3枚まで手札に戻し、自分のマナゾーンのカードをすべてアンタップする。

DMRP-16で登場した/自然ヒーロー・ドラゴン/ジョーカーズ/チーム切札

素のコストは7だが、キリフダッシュ8とやや重い。後述のキリフダReVoを使えば使用できるマナがリセットできるため、あえて重めにしたと思われる。
それを踏まえて、しっかりとマナを増やして展開を進めるようにしたい所。

注目すべきなのが、手札にあるチーム切札すべてにキリフダッシュ[火/自然(2)]を与える能力。
元のコストにかかわらずコスト2での使用が可能となるため、特にキリフダッシュコストが重い、《スパダチ ケントナークR》《スパダチ モンキッドR》などのキリフダReVoの発動も容易となる。
呪文も対象となるため、《モモダチトレーニング!!!》のようなコストが高めのS・トリガー手打ちが容易になる。
もちろん、チーム切札であれば元々キリフダッシュを持っていないカードもキリフダッシュ2の能力が得られるため、それらのクリーチャーを大量に展開することもできる。

厄介なシステムクリーチャーがいても《スパダチ モンキッドR》キリフダReVoで一掃でき、S・トリガー獣などのクリーチャーによる防御札《スパダチ ケントナークR》キリフダReVoでケアできるため、極めて高い1ショットキル性能を発揮できる。
ただし、キリフダッシュを使う前にこのクリーチャーが除去されると、コストが元の数値に戻ってしまうことには気を付けたい。

そして、新能力であるキリフダReVoは、マナ加速マナ回収にマナ回復と、キリフダッシュのコストの割に地味な印象があるが、キリフダッシュを発動させるための重要な役割を持っている。
キリフダッシュは手札とマナゾーンを重視しているので、手札とマナゾーンを同時に増やせること、さらにはキリフダッシュのコストに必要なマナ数も確保できるなど、動きに無駄がない。
もちろん、マナを増やした後に回収するので、マナゾーンに置かれたカードを回収することも可能。
しかもキリフダッシュのコストを上書きできるので、シールドを1つブレイクするだけで最低でも3体の召喚は難しくないだろう。

ただ、このクリーチャーのキリフダッシュコストは高いため、4ターン目以内に安定してキリフダッシュで召喚したければ、同弾で登場した《モモモスモモモ・ダッシュ》の存在は必須。

キリフダッシュを後押しする能力を揃えているものの、単体で活躍できる程の性能を持たないのが難点。
特に《スパダチ モンキッドR》《スパダチ ケントナークR》は主にクリーチャーへの対処、《スパダチ キャンベロR》は追撃に特化している分、呪文への耐性が一切ない。
その点で言えば、《勝熱英雄 モモキング》に劣る所である。
しかし、キリフダReVoによる逆転を狙うなら、採用しないことはないだろう。

コンボ [編集]

革命チェンジと組み合わせることにより半無限攻撃が可能となる。手順は以下の通り。

  1. キリフダッシュに必要なアンタップマナがある状態で、このクリーチャーで攻撃し革命チェンジする。
  2. 革命チェンジ先のブレイクにより手札に戻したこのクリーチャーをキリフダッシュで召喚する。
  3. キリフダReVoにより次の革命チェンジ先をマナから回収しマナを全てアンタップする。
  4. 1に戻る。

この手順により革命チェンジ先をマナから回収できる限り半無限攻撃が可能になる。手札に戻ったこのクリーチャーは、相手の除去タップ系のS・トリガーG・ストライク解決してからバトルゾーンに出るためそれらに妨害されることなく攻撃を繰り返すことが可能。

環境において [編集]

十王篇環境当時、新型コロナウイルスの感染拡大で碌に大会が開かれなかったため、活躍の機会はこれと言って無かった。
その後の王来篇環境【5色コントロール】系統を中心としたコントロール中心の環境であり、【我我我ブランド】ぐらいに速度と安定感のある【速攻】でなければそれらに太刀打ちできなかったため、結局専用デッキ寄りに組んでも中速ワンショットができるだけで、目立った活躍はなかった。

ルールの注意と運用 [編集]

以下公式Q&Aより

自分は《勝熱百覇 モモキングReVo》2枚の「キリフダッシュ」能力の使用を宣言しました。1体目の《勝熱百覇 モモキングReVo》を8コスト支払って召喚した後、2体目に召喚する《勝熱百覇 モモキングReVo》は、1体目の「自分の手札にあるチーム切札すべてに「キリフダッシュ2」を与える。」能力によって2コストで召喚できますか?

いいえ、2体目の《勝熱百覇 モモキングReVo》のキリフダッシュコストは8です。《勝熱百覇 モモキングReVo》の能力は「キリフダッシュ」能力で召喚するコストを2にするのではなく、「キリフダッシュ2」能力を与えます。2体目の《勝熱百覇 モモキングReVo》は「キリフダッシュ8」で召喚されるので、8コスト支払う必要があります。引用元

つまり、一度の攻撃で《勝熱百覇 モモキングReVo》と別のキリフダッシュ使用宣言して、1体目に《勝熱百覇 モモキングReVo》を召喚しても、2枚目のキリフダッシュを《勝熱百覇 モモキングReVo》の能力によって2コストで使うことはできない。また、元々キリフダッシュを持っていないカードは、《勝熱百覇 モモキングReVo》と同時に宣言することができないため、当然バトルゾーンに出ない。
そのため、そのターンまた《勝熱百覇 モモキングReVo》の効果でキリフダッシュ能力を使いたい場合は、もう一度相手に攻撃&ブレイクを通す必要がある。
そして、もしその攻撃でS・トリガー等を踏み《勝熱百覇 モモキングReVo》が除去された場合、当然キリフダッシュ2の付与効果も消滅してしまい、後続をキリフダッシュ2で使えなくなる。キリフダッシュ2で大量展開や、《スパダチ ケントナークR》《スパダチ モンキッドR》などのキリフダReVoの発動をねらっているなら、この点は懸念すべきだろう。

しかし、キリフダReVoによって自分のマナゾーンがすべてアンタップ状態になることには変わりはないため、キリフダッシュ2の付与が活かせなくても、元々キリフダッシュ能力を持ったカードのサポートにはなる。また、マナブーストによって2体目以降の《勝熱百覇 モモキングReVo》をキリフダッシュで召喚できるマナも確保できたり、マナ回収キリフダッシュで使いたいチーム切札のカードを確保したりもできる。

キリフダッシュ2の付与はおまけで、使えたらラッキーなものとして割り切って、使うのもあり。むしろ、キリフダッシュ2の付与を無理に活かそうと、素のスペックがイマイチな《スパダチ ケントナークR》《スパダチ モンキッドR》を無理に大量投入するとデッキが不安定になるので、デッキ構築の際はそのあたりバランスは考えるべきだろう。

  • 「キリフダッシュ[火/自然(2)]」を与えられたチーム切札のカードは、そのカードの持つ文明に関係なく火と自然1マナずつ支払うことで使うことができる。類似例

その他 [編集]

  • シークレットカードは、右側に枠ふちが付いている。これまでのキングマスターカードのシークレットカードは、両端の枠ふちがなく、キングマスターカードが真ん中で他の4枚のシークレットカードとイラストが繋がるようになっていたが、このカードは一番右側に位置しているのである。
    • おそらく、桃太郎が先頭に立ってお供を引き連れる様子をイメージしてのことだと思われる。
    • 同弾の《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》のシークレットカードは左端に位置しているので、並べると向き合って対峙する構図になる。

アニメ・漫画において [編集]

  • アニメおよび漫画『キング』では切札 ジョーが使う新たな切り札として登場。
  • 漫画『キング』では第14話の鬼札 アバクとの決戦のみの登場のみ留まった。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 4つ目の能力について

Q.自分は《勝熱百覇 モモキングReVo》2枚の「キリフダッシュ」能力の使用を宣言しました。1体目の《勝熱百覇 モモキングReVo》を8コスト支払って召喚した後、2体目に召喚する《勝熱百覇 モモキングReVo》は、1体目の「自分の手札にあるチーム切札すべてに「キリフダッシュ2」を与える。」能力によって2コストで召喚できますか?
A.いいえ、2体目の《勝熱百覇 モモキングReVo》のキリフダッシュコストは8です。《勝熱百覇 モモキングReVo》の能力は「キリフダッシュ」能力で召喚するコストを2にするのではなく、「キリフダッシュ2」能力を与えます。2体目の《勝熱百覇 モモキングReVo》は「キリフダッシュ8」で召喚されるので、8コスト支払う必要があります。
引用元(2020.12.15)