単発的効果 [編集]
単発的効果とは、あるイベントを生成するだけで終了し、期間が存在しない効果である。
対義語は「継続的効果」。
単発的効果は呪文や能力の解決によって生成される。
常在型能力は、基本的には単発的効果を生成することはないが、《飢えと乾き ケローラ》のような「○○であれば××する」というテキストの場合のみ単発的効果が小刻みに発生し続けている扱いとなる。これは状況誘発という俗称が名付けられている。
単発的効果の一例 [編集]
「イベントA」を禁止する継続的効果が適用されている状況下で、「イベントA」を発生させる単発的効果を生成する場合、「イベントA」を発生させることはできない。ただし、「イベントA」を禁止する継続的効果を無効化する継続的効果が適用されている場合、「イベントA」を発生させる単発的効果は、「イベントA」を生成させることができる。
単発的効果の中には、その単発的効果を生み出した呪文や能力の解決時ではなく、ゲームがある程度進行してから何かするように、プレイヤーに指示するものがある。(→遅延誘発型能力)
単発的効果はそれを生成する呪文や能力が待機状態になった時ではなく、生成された時点でその効果の条件に合致するもののみに影響する。
オブジェクトはゾーンを移動すると新しいオブジェクトとして扱われる。そのため、自身以外を参照する単発的効果の発生源であるオブジェクトを出し入れすると、自身はその単発的効果で参照される。
オブジェクトに影響を及ぼす単発的効果に対して置換効果が適用され、その結果対象となるオブジェクトのカードタイプが変更された場合、そのオブジェクトに対する単発的効果はリセットされる。
置換効果は単発的効果ではない。置換効果は、あるイベントを別のイベントに置き換えるという継続した状況を作り出すだけであり、イベントを生成するわけではない。
参考 [編集]
実質継続的効果と同義
何らかの能力によって生成される効果が後から発揮されること