【絶十】 [編集]

《煌メク聖戦 絶十》の驚異的なコスト軽減能力を主軸としたデッキ。裁きの紋章は入っているものの、《絶十》の能力の関係上無色カードは入れず、光単色のデッキであることが多い。

煌メク聖戦 絶十 SR 光文明 (5)
クリーチャー:メタリカ/サバキスト 4000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を、自分のシールド1つの上に表向きにして置く。(そのシールドの束は1つと数える)
自分のシールドゾーンにカードが置かれた時、このターン、次に使う光のカードのコストを、最大3少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。
サバキZ(裁きの紋章が自分のシールドゾーンから手札に加えられた時、そのカードを捨ててもよい。そうしたら、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚する)

主要カード [編集]

《煌メク聖戦 絶十》サバキZによる自身の早出しとシールド追加による光のカードのコスト軽減

候補となる裁きの紋章 [編集]

《正義ノ裁キ》最軽量。裁きの紋章に対する呪文ロック無視する。
キャントリップによって最序盤から終盤まで使いやすい
《憤怒スル破面ノ裁キ》最軽量。キャントリップのみ。5枚目以降の《正義ノ裁キ》として
《剣参ノ裁キ》山札の上3枚から呪文メタリカサーチ。自身も対象になる
《命翼ノ裁キ》1枚シールド追加。《ウルトラスター》、《絶十》とのコンボにも
《巡ル運命ノ裁キ》唱えた次の自分のターンのはじめ暴発可能なシールド回収
使い終わった他の裁きの紋章の再利用、サバキZ発動用に
《不滅ノ裁キ》《暴輪ノ裁キ》と同じくクリーチャーに除去耐性を付与する
《隻眼ノ裁キ》S・トリガー。相手のクリーチャーを1体フリーズ
《暴輪ノ裁キ》すべてのバトルに勝ち呪文限定のアンタッチャブルを付与
《天門ノ裁キ》キャントリップブロッカーコスト踏み倒し
《断罪スル雷面ノ裁キ》相手を2体シールドの上へ張り付け。除去札兼除去耐性の強化へ
《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》アタック・チャンスマスター・ドラゴン
相手をすべてフリーズしてマスター・ドラゴンアンタップ
無色なので《絶十》によるコスト軽減の対象にならないので注意
《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》相手のクリーチャーをすべてフリーズ
自分の表向きシールド3枚を裏返すと相手ターン中に唱えられる
《超煌ノ裁キ ダイヤモン将》シールドに表向きでも効果を発揮するクリーチャーの裁きの紋章。
裁きの紋章限定のコスト軽減キャントリップ式の置きドロー

候補となるサバキZ [編集]

《堅珠ノ正裁Z》次の自分のターンの始めまで不正メタ効果を与える
《転生ノ正裁Z》シールド回収暴発はできないが、即座に回収できる。
裁きの紋章の回収やサバキZを発動でき、自身もサバキZ
《集結ノ正裁Z》山札の上2枚からドラゴンメタリカ呪文を補充。
中盤以降に欲しいカードをある程度持ってくることができる
《魂穿ツ煌世ノ正裁Z》コスト8以下の非進化をシールドに表向きに張り付け。
《雷面ノ裁キ》に比べると範囲が狭いがサバキZを持つ
《煌終龍 サッヴァーク》表向きシールドが3枚以上あれば破壊されない
ブレイク置換効果表向きシールド裏返す

その他候補クリーチャー [編集]

《一番隊 クリスタ》メタリカの召喚コストを1コスト軽減
《ハヤテノ裁徒》ターン中初めて唱える呪文を1コスト軽減
《赤攻銀 イザヤック》シールド追加されると手札から出せる。攻撃要員が足りないと感じたら
《聖煌ノ天帝 絶兆》cippig表向きシールド追加
相手の攻撃ブロックに反応して他のクリーチャータップ
《百族の長 プチョヘンザ》ドラゴン・W・ブレイカーのキャンセルやバトルゾーンを制圧に
《革命聖龍 ウルトラスター》シールド回収しつつ、革命2で防御力アップ。《アルファディオス》の進化元にも
《音感の精霊龍 エメラルーダ》暴発可能なシールド交換を行うブロッカー。《アルファディオス》の進化元にも
《真・龍覇 ヘブンズロージア》ドラグハートによって多彩な戦略が可能。《アルファディオス》の進化元にも
《最終龍覇 ロージア》
《煌龍 サッヴァーク》相手のカードをシールドの上に表向きに張り付ける。
自軍が離れる時、かわりに敵味方を問わず表向きシールド墓地に置ける
《煌世主 サッヴァーク†》自分の表向きシールド3枚を裏返すと出せるブロッカー
自身に3枚表向きシールドがあればバトルゾーンを離れない
《聖霊王アルファディオス》以外の召喚ロック呪文ロックするフィニッシャー
《聖霊王アルファディオス GS》
《獅子頂龍 ライオネル》自分のシールドカードS・トリガー化、離れる暴発に置き換える。
味方のシールドがなければブロッカー化、1ショットキル失敗時の保険として
《時の革命 ミラダンテ》革命0で相手の召喚を封じるシールド追加できない時の保険として。
ただし、【青魔導具】対面では制圧してからシールドを削って能動的に出すことも

その他呪文候補 [編集]

候補ツインパクト [編集]

候補ドラグハート [編集]

《百獣槍 ジャベレオン》/
《百獣聖堂 レオサイユ》/
《頂天聖 レオザワルド》
擬似エスケープが付き、シールド回収サバキZの発動も狙える/
《レオザワルド》まで龍解すると条件付き敗北回避能力が使用可能
《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》/
《天命讃華 ネバーラスト》
光以外の呪文を1コスト加重ターン終了時ブロッカーを出せる/
光以外のコスト5以下の呪文メタ、自軍の光はすべてのバトルに勝つ
《真聖教会 エンドレス・ヘブン》/
《真・天命王 ネバーエンド》
自分のクリーチャーが破壊された時にシールド追加できる/
真・エスケープを持ち、自軍のドラゴン攻撃時フリーズ
《革命槍 ジャンヌ・ミゼル》/
《聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》
装備したクリーチャーの攻撃時に相手1体をタップ/
攻撃時ブロック時、離れた時に相手1体をタップ
《龍魂城閣 レッドゥル》自分のクリーチャーをスピードアタッカー
《龍魂教会 ホワイティ》相手のクリーチャーフリーズする。
《浮遊する賛美歌 ゾディアック》/
《賛美の精霊龍 ハレルヤ・ゾディア》
自軍をパンプアップ/自軍をパンプアップして自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする能力付与
《龍芭扇 ファンパイ》呪文横取り山札破壊により相手のライブラリアウトを狙う戦法も
《爆熱剣 バトライ刃》展開力の補強に

このデッキの回し方 [編集]

序盤は《正義ノ裁キ》《剣参ノ裁キ》を用いてシールド裁きの紋章を増やしつつ、《煌メク聖戦 絶十》を探しに行く。
4マナ溜まったら《転生ノ正裁Z》《トライガード・チャージャー》を使って裁きの紋章をシールドから回収し、サバキZを使って《絶十》を召喚することで、《転生》と《トライガード》の効果と《絶十》のcipにより、のカードを使うコストが合計で6軽減されるため、残った1マナで《煌龍 サッヴァーク》《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》といった6~7コスト獣を召喚しよう。
この時、《絶十》と同時に他のシールドゾーンにカードを置く能力を持つサバキZを宣言していれば、《絶十》の召喚後にそのサバキZを使うことで軽減コストが9になるため、《煌世主 サッヴァーク†》《偽りの王 ナンバーナイン》といった9~10コストの大型獣も射程に入る。

その後は《絶十》の能力を駆使して連鎖的に裁きの紋章を唱えてリソースを伸ばしつつクリーチャーを展開し、《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》《時の革命 ミラダンテ》等でロックして殴りきろう。

裁定への理解や、リソースと表向きのシールドの緻密な管理が要求されるためプレイング難易度はかなり高い。

環境において [編集]

《煌メク聖戦 絶十》の登場により、【サッヴァーク】を発展的解消させる形で環境に進出。双極篇から超天篇にかけての環境で活躍した。

《煌龍 サッヴァーク》以外にも《聖霊王アルファディオス》のようなコスト踏み倒し手段に乏しい重量級を素出しするのも自在であり、これをピン挿しした構築がDMRP-07期にチャンピオンシップ3位入賞を果たしている。

「DMGP-7th」DM・双マーク2ブロック構築優勝を果たしている。

他にも、「デュエル・マスターズ全国大会2018」(DM・双マーク2ブロック構築殿堂レギュレーションの混合)では予選1回戦から3回戦で使う2ブロック構築用のデッキとして参加者40人中9人が使用と使用率2位を記録。同大会では予選3回戦2勝20人中6人(1位)が使用、3戦全勝5人中2人(1位)が使用という記録も残している。

《音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》が登場するとそれまで向いていなかった打点形成が逆に得意になる。手打ちしやすい単体除去であるS・トリガーが多く使われる超天篇環境に合わせてGR召喚による大量展開が軸となった。

DMEX-06期には環境がGR召喚呪文寄りになり、【ロマノフシャコガイル】などの呪文が不可欠なデッキも目立ったため、《偽りの王 ナンバーナイン》の早出しデッキという側面が強くなった。

オリジナル環境ではアドバンスと遜色ない構築にできることから、2021年始にフォーマットが開始されて早々環境に進出。ところが呪文主体の単色デッキの存在意義を全否定する《聖魔連結王 ドルファディロム》が登場すると、早々に環境から姿を消した。

その後、DM23-EX2にて《煌世主ノ正裁Z》が収録されたことで強化されるも、オリジナルにおける【サッヴァーク】との相性に注目が集まり、こちらはあまり活躍できない時期が続いた。
しかし、開拓が進んだことにより《煌世主》で《音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》を早出しし、大量GR召喚と《絶十》の軽減で《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》の早期着地を狙うタイプがアドバンスで登場。DMGP-2024 Day1で4位入賞する活躍を見せる。
この後、サバキZのデッキはオリジナル【サッヴァーク】アドバンス【絶十】というように棲み分けられる形となった。

参考 [編集]