テキスト [編集]
文章欄(カードタイプの下、パワーおよびマナ数の上)に記載されている文章のこと。
またこのテキストが入る領域を、公式では「テキストボックス」と言う。
テキストは、大きく分けてゲームに影響する「ルール文章」、ゲームに影響しない「フレーバーテキスト」の2つに大別される。テキストボックスに対して、前者は上寄せ、後者は下寄せで書かれ、書体も異なる。
個々のカードを特徴づける、非常に重要な要素である。
単に「テキスト」と言った場合、ルール文章の方を指すことがほとんど。ゲームには直接関係してこないフレーバーテキストは「フレーバー」と呼ばれることが多い。
ルール文章は主に以下のものが段落として記載されうる。
- 能力
- カードタイプの定義/カード全体に対する注釈文
また能力の文の段落中には、能力のうちに含まれない以下のものが記載されうる。
- キーワード能力を示すためのキーワード
- 能力の注釈文
- 一部のキーワード能力、もしくはアイコン能力を示すアイコン
- テキストの規則は必ずしも一定ではなく、同じ能力でもエキスパンションごとに言い回しが微妙に異なるものがある。例えば「タップされていない」と「アンタップされている」がある。そのため、再録されたカードはテキストが変更されていることがあるが、中には能力自体が微妙に変わったものもあるので注意。
原則として、同じカードのテキストが再録にあたって変更された場合は、変更前のカードを使用する場合でも最新版のテキストとして扱う。ただし公式から誤植と認められた場合はその限りではない。(→エラッタ参照)
- また、イラストがフレームから飛び出していて読みにくいもの、キーワード能力の注釈文などが省略されているもの、禁断文字で書かれているものなどが存在し、これらは実際のカードだけでは能力を完全に把握する事は難しい。そのようなカードは当Wikiや公式サイトのカードリスト、あるいは版の違う同じカードなどを参照して正確な能力を知る必要がある。フルフレームイラストのカードに関しては、DMR-15からテキスト自体の縁取りが太くなり、読みやすくなる改善がされた。
- 「テキストが短いカードは強い」という俗説がカードゲーム業界全体に存在する。テキストが短い、すなわち効果が単純なカードは複雑なカードに比べて汎用性が高く、効果が限定されにくいので使いやすいという意味である。
- D2フィールド、オレガ・オーラといった横向きのカードの一部には、ルール文章の一部がさらに小さい独自のボックスに分離されている例がある。ここには主に、そのカードないしはカードタイプの特徴的な能力または定義が記載されることが多く、実際目立つことからその特殊なルールを理解させるのに一役買っている。
参考 [編集]