鬼ヶ覇王(おにがはおう) ジャオウガ》 [編集]

鬼ヶ覇王 ジャオウガ KGM 闇/火文明 (10)
クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 17000
<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーの召喚コストを5少なくする。
スピードアタッカー
T・ブレイカー
このクリーチャーは、召喚されたターン、離れない。
このクリーチャーが出た時、クリーチャーをすべて破壊する。

DMRP-13で登場した/デモニオ/鬼札王国

コスト10と重いが鬼タイムが発動すれば5マナで召喚でき、召喚で登場できればそのターンは一切バトルゾーンを離れなくなる。そしてcipでは敵味方問わず全てのクリーチャーを破壊する。
序盤から相手のシールドをブレイクしていくビートダウン系のデッキとして運用するか、自分のシールドが減ってきたところで召喚してカウンターを狙うのもいい。

《逆転のオーロラ》との組み合わせも考えられる。シールドが5枚あれば、それらをマナゾーンに置いてそのまま召喚するということも可能。しかし、コスト軽減メリットに対して、シールドの減少と味方破壊のリスクがあまりにも高すぎるため、考えなしに使っては自滅に等しい。《ジャオウガ》に火文明が含まれている点を利用して《ボルシャック・ドギラゴン》の登場を狙うなど、ピンチをチャンスに変えていきたい。

召喚されたターンは場を離れない為、このクリーチャー自身は相手の除去S・トリガーに強く、《奇石 ミクセル》方式のコスト踏み倒しメタに狩られることもない。

ただし、自分の他のクリーチャーが根こそぎ破壊されるため、このクリーチャーが出たターンにダイレクトアタックまで持っていくことは難しい。
このクリーチャーを召喚した同一ターンに、味方クリーチャーがシールドをブレイクしてくれる場面は少ないだろう。
それ故、手放しにフィニッシャーとしての性能が高いとは言えない。そして、ターンをまたぐとただのパワー17000のT・ブレイカーと化してしまう。能力を最大限に生かしたいなら、pigなどを持ったクリーチャーと上手く組み合わせたいところ。

フシギバースとの相性も悪くはないだろう。このクリーチャーは名目コストが高い上に、召喚したターンににすれば、マナ送りにならずにフシギバースを使える。

【5色フェアリー・ミラクル】では《怒流牙 サイゾウミスト》で受けて鬼タイムを安全に発動するという運用法が取られ得る。このような使い方に加えて【5色ドギラゴン剣】では汎用性を損なわないコスト踏み倒しメタ除去手段として利用されることがある。

背景ストーリーでの活躍 [編集]

鬼札王国覇王。滅んだはずのドラゴンを復活させる能力を持つ。強者に戦いを挑み、倒しては一番大事なものを奪っていくことを繰り返している。

《大樹王 ギガンディダノス》が倒されたと聞き自ら出陣しようとしたが《「陰陽」の鬼 ヨミノ晴明》に止められた。
その後、《「疾風」の鬼 フウジン天》《「迅雷」の鬼 ライジン天》が倒されたことにより遂に動いた。
単騎で鬼札王国に乗り込んできた《∞龍 ゲンムエンペラー》と交戦し、《フウジン天》と《ライジン天》を圧倒した強者である《ゲンムエンペラー》をも圧倒し返すが、乱入した《勝熱百覇 モモキングReVo》に敗れ倒れる。しかし、飛来した《一王二命三眼槍》ジャオウガの体に突き刺さり……

アニメ・漫画での活躍 [編集]

  • さらに続編の『キングMAX』では第4話の回想で登場。
    また、アバクの父がこのクリーチャーに変化したことから「彼が転生した姿ではないか」と言われている。
  • 漫画『キング』でもアニメ版と同様に鬼札 アバクが使用し、こちらの場合は最初の切り札であった《鬼ヶ鬼 ジャオウガ》に差し替わる形で初使用した。
    ゼーロJr.戦では破壊された恨みから鬼の魂がジャオウガの死体に集う事で《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》に進化した。
    特別編では森々 マスオ戦で使用し、詳細シーンは無いもののダイレクトアタックを決めた。
    単行本第8巻に追加された第31話での最終決戦後を描いたシーンではこの姿に戻り、アバクに別れを告げて消滅し亡き兄弟達の元に旅立った。
    • なお、セリフはカタカナと漢字を合わせたものになっている。
    • 第7話のキャップ戦ではアバクが鬼エンドと追加ターンを宣言しているため、《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》を使用した可能性があるが召喚していたのはこのクリーチャーであり、その回の連載時点では《エンド・ジャオウガ》の情報は出ていなかったのでネタバレを防止した可能性もある。

その他 [編集]

  • 書籍『デュエル・マスターズ 十王篇フルコンプリートBOOK』では革命0トリガーとの相性の良さについて触れられている。
  • デュエチューブおよび『デュエル・マスターズ 20thパーフェクトボックス』に付属している書籍「松本大先生厳選イラスト&超極秘設定資料集」によると初期構想では両腕が金棒になっているという設定だったが、最終的に両足に変更となった。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》の「召喚されたターン、バトルゾーンを離れない」という能力は常在型能力ですか?
A.はい、常在型能力です。この能力は、《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》が召喚されたターン中は常に有効です。
引用元

Q.《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》の「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」の能力は、このクリーチャー自身も破壊の対象に含まれていますか?
A.はい、含まれます。ですので、召喚以外の方法でバトルゾーンに出ていた場合、この能力によって《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》自身も破壊されます。
引用元

Q.自分と相手のシールドの数が合計6つ以下になっており、「鬼タイム」が発動している状態の時、《インフェルノ・サイン》を唱え、召喚コストが5少なくなった《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》を墓地からバトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、出せません。《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》の能力は、召喚する際にコストを5少なくできるだけです。何らかの能力によってコストを参照する際には、カードの左上に書かれた元のコストが参照されます。
引用元

Q.自分と相手のシールドの数が合計6つ以下になっており、「鬼タイム」が発動している状態の時、《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》を5コスト少なく召喚しました。この時、《追憶人形ラビリピト》の「コスト8以上のクリーチャーを召喚した時」の能力を使えますか?
A.はい、使えます。召喚コストが5少なくなっていたとしても、元のコストである10コストのクリーチャーが召喚されたことになります。
引用元