弩闘(どとう)桃天守閣(ももてんしゅかく) [編集]

弩闘!桃天守閣 R 火/自然文明 (5)
D2フィールド:ジョーカーズ/チーム切札
<キリフダッシュ>[火/自然(2)](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このD2フィールドを[火/自然(2)]支払って展開してもよい)
自分のクリーチャーがブロックされた時、そのクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクする。
相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、自分のクリーチャーはタップされない。
自分のクリーチャーがタップして出る時、かわりにアンタップして出る。
(他のD2フィールドが出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)

DMEX-14にて登場した/自然ジョーカーズ/チーム切札D2フィールド

チーム切札らしくキリフダッシュ2、さらにはブロック貫通、タップされない、バトルゾーンへのアンタップインと、3つの様々な状況に応じた能力を持つ。

1つ目のブロック貫通は、自分のクリーチャー全員に適用することができ、シールドをブレイクすることが条件であるキリフダッシュ能力のサポートにうってつけ。
まさにチーム切札のカードに相応しい能力であり、特に《勝熱百覇 モモキングReVo》によるキリフダッシュを付与すれば、連続召喚を行ったり、バトルを肩代わりできるクリーチャーでシールドブレイクを行わせるなど、コンボパーツとしても期待できる。
ただ、このカード自身がそのサポートして欲しいキリフダッシュ能力持ちであるのが、やや噛み合っていない。
十王篇環境では、1,2ターン目からブロッカーを立てられることはあまりないので、《ふくわラット》などで早めにシールドをブレイクして、さっさとキリフダッシュで出したいところ。
ただ、D2フィールドなので、相手に張り替えられるリスクがあるため、相手によっては使うタイミングを考えたい。

2つ目の相手の呪文効果クリーチャー能力で自分のクリーチャータップされなくなる能力も有力になる場面は少なくなく、《閃光の守護者ホーリー》のような1ショットキルにも強いオールタップ系のS・トリガーを無力化できる。
しかし、ビートダウン寄りで、攻撃終了ステップキリフダッシュでカードを使い、攻撃終了ステップアンタップする《勝熱英雄 モモキング》のいる【赤緑キリフダッシュ】には、必要性が低い。
どうせならS・トリガーを封じつつ、キリフダッシュに繋げやすい《無双霊樹メサイダグラス》を採用するのも一考か。

そして、3つ目であるバトルゾーンへのタップインアンタップインになるという《無修羅デジルムカデ》《百族の長 プチョヘンザ》に悩まされることが多かったデッキには朗報のような能力も持つ。
そのようなカードが対策必須の環境なら【赤緑キリフダッシュ】はもちろんのこと、さまざまなビートダウン【クリーチャーコントロール】系のデッキに採用されるだろう。
そしてこの能力の恐ろしいところは、後述の通り自分のカードの効果によってタップインになる時もアンタップインになること。

アンタップインの用途 [編集]

タップしたクリーチャーを進化元にした場合または「入れ替える」との組み合わせに関して、位相の引き継ぎにより発生するタップインでも、《弩闘!桃天守閣》でアンタップインに置換できる。

これによって先攻3ターンキルも起こりうる。

難しいことを考えなくても、すべての侵略が疑似紫電効果を持っているように扱え、《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》《ボルシャック・サイバーエクス》のようなスピードアタッカー革命チェンジを持ち合わせているクリーチャーが2枚あればそれをグルグル革命チェンジさせるだけで無限攻撃が可能になってしまう。

ただし、キリフダッシュ発動に必要なアタッカーと、このカード、さらに無限攻撃に必要となる侵略革命チェンジクリーチャーを手札に確保するのに要求値が高く、S・トリガーのケアもできない。D2フィールドであるがゆえに張り替えにも弱いなど、弱点も多い。このカードの登場から程無くして登場したシステムのG・ストライクも天敵で、ワンショットがかなり難しくなる。

侵略革命チェンジ以外にも以下の用途がある。

ただし、アンタップインは置換効果による強制であり、攻撃誘導能力を持つ《がんばれ!ガンバンジー》《デカブタC》などとは相性が良くない。

各種裁定からの考察 [編集]

  • バトルゾーンカードが出るに際して、「カードを出す効果やルール処理」と、『カードが出るに当たって適用される状態定義効果』、このカードも含め置換効果はそれらの何れか1つにしか適用できない。(→総合ルール 101.5,101.5a)
    • バトルゾーンに自分のこのカードと、相手の〈クリーチャーが出るかわりに墓地に置く置換効果〉を持つクリーチャーが居て、自分が「タップ状態のクリーチャー入れ替えて別のクリーチャーを出す」際、〈このカードの置換効果〉と〈相手クリーチャーの置換効果〉が同時に適用される。
      これが自分のターンであれば〈このカードの置換効果〉が優先して適用され、入れ替えは成功しさらにアンタップ状態で出てくる。
      これが相手のターンであれば〈相手クリーチャーの置換効果〉が優先して適用され、入れ替えは失敗する。(→参考)
    • バトルゾーンタップしているクリーチャーに進化する」事に〈このカードの置換効果〉が適用される場合、『カードをタップして出させる状態定義効果』に対して再度このカードの置換効果は適用されない。(→参考)
  • 「カードを出す効果・ルール処理」と、『状態定義効果』は、必ず前者が先に適用される。そもそもカードを出す処理が無ければそのカードは出てこない為、状態定義効果は適用されるタイミングが存在しないことからもわかる。
    またそのため、前者に対して置換効果が適用され、そのカードがバトルゾーンに出なければ、状態定義効果は適用されない。(→総合ルール 110.4f)

環境において [編集]

弱点の多さからこれといった結果を残していない時期が続いたが、DMBD-18期あたりから流行している《アイド・ワイズ・シャッター》に対してタップ阻止効果を持っている点で強く、《アルカディアス・モモキング》のタップインにもアンタップイン能力のおかげで強気に出られる点が評価されるようになった。さらに、《希望のジョー星》も貼り換えで対策できるのが優秀。そのようなことから、【4色デッドダムド】での入賞報告が散見されるようになった。

《SSS級天災 デッドダムド》《超奇天烈 ギャブル》などの侵略持ちを挟んで出すこと経由で《S級宇宙 アダムスキー》に侵略することで、バトルゾーンから《S級宇宙 アダムスキー》を侵略させる場合であってもアンタップでき、侵略持ちの総採用枚数がメインデッキに6枚程度だと仮定するとじっくりコントロールした終盤なら6回でも十分に相手をライブラリアウトに追い込むことができる。なぜ《S級宇宙 アダムスキー》型にも採用されるかというと、相手の除去の連打により終盤に十分《S級宇宙 アダムスキー》の侵略元が並ぶかどうか疑わしい対面もあるためである。

その他 [編集]

  • 天守閣のモデルは、童話「ももたろう」の序盤にて川から流れてくる大きな桃。
  • 2021年3月16日にエラッタがかかるまでの2番目の能力は以下の通り。
    自分のクリーチャーがブロックされた時、相手のシールドを1つブレイクする。
    • このテキストでは《桃天守閣》自身がシールドをブレイクするようにも解釈でき、その場合キリフダッシュは発動しない。キリフダッシュには「攻撃クリーチャーがシールドをブレイク」することが必要なためである。

アニメにおいて [編集]

アニメ『デュエル・マスターズ キング』47話で切札 ジョーが使用。
《極悪!獄鬼夜城》バトルゾーンに展開されている状態で出したことで、《極悪!獄鬼夜城》を墓地へ送った。
《爺モン&婆ファンクル》cipで追加されたシールドをブロック貫通させたり、アンタップイン《「非道」の鬼 ゴウケン齋》タップインを封じるなど、ジョーのキリフダッシュ戦術を大きく支えた。

  • 演出上の話ではあるが、ブロック貫通の際にシールドをブレイクしたのはモモキング自身ではなく《桃天守閣》の砲弾だった。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.自分の《弩闘!桃天守閣》がバトルゾーンにある状況です。自分の《ケングレンオー 〜出発〜》のタップ能力を起動して、《ワンケングレンオー 〜全速前進〜》に進化しました。この《ワンケングレンオー 〜全速前進〜》はアンタップ状態で進化しますか?
A.はい、アンタップ状態で進化します。
引用元(2021.2.19)
 

Q.自分の《弩闘!桃天守閣》がバトルゾーンにある状況です。「革命チェンジ」や「侵略」によってタップ状態でバトルゾーンに出る自分のクリーチャーは、かわりにアンタップ状態でバトルゾーンに出ますか?
A.はい、アンタップ状態でバトルゾーンに出ます。
引用元(2021.2.19)

+  類似裁定(2022.02.18)

Q.バトルゾーンに自分の《弩闘!桃天守閣》があり、相手の《龍世界 ドラゴ大王》がいる状況です。自分が《眠りの森のメイ様》をバトルゾーンに出す時、どちらの置換効果が適用されますか?
A.《龍世界 ドラゴ大王》の置換効果が先に適用されます。《眠りの森のメイ様》の「タップしてバトルゾーンに出る」は状態定義効果です。状態定義効果は置換効果によってカードが実際にそのゾーンに置かれない場合は何もしません。そのため、《龍世界 ドラゴ大王》の置換効果がまず適用され、その結果《眠りの森のメイ様》がバトルゾーンに出るかわりに墓地に置かれ、《弩闘!桃天守閣》の置換効果を適用するタイミングはありません。
引用元(2021.2.19)

Q.自分の《弩闘!桃天守閣》と、相手の《無修羅デジルムカデ》がバトルゾーンにある状況です。相手のターン中に相手は《ゴースト・タッチ》を唱えて自分の手札を1枚選びました。選ばれたカードが《斬隠蒼頭龍バイケン》で、それを墓地に置くかわりにバトルゾーンに出す際、タップ状態とアンタップ状態、どちらで出ますか?
A.《無修羅デジルムカデ》の能力により、タップ状態でバトルゾーンに出ます。置換効果はひとつのイベントに対して1回のみ行います。捨てられるかわりにバトルゾーンに出る《斬隠蒼頭龍バイケン》は、置換効果が適用された状態でバトルゾーンに出ますので、《弩闘!桃天守閣》の置換効果は適用されません。

+  (総合ルール 101.5)

引用元(2021.2.19)

+  類似裁定(2022.02.18)


[1] アンタップできない《ブルース・ガー》は不可。
[2] 攻撃中のクリーチャーと革命チェンジでき、なおかつ召喚酔いしないクリーチャーという意味。この例では攻撃中革命チェンジできるのが、おそらく《レッドギラゾーン》しかいない。