【4色ウェルキウス天門】 [編集]

《闘門の精霊ウェルキウス》の展開力、ブロッカーが存在する各文明のパワーカードを武器とした【ヘブンズ・ゲート】抜き4色で組まれる。【巨大天門】とも。

ここでは《超七極 Gio/巨大設計図》《巨大設計図》の8枚体制によるリソース確保力に特化した型を主に紹介する。

超七極 Gio UC 光文明 (9)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 11500
このクリーチャーを召喚する時、自分の手札にある他のコスト9のカードを好きな数、相手に見せてもよい。こうして見せたカード1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
進化:光のクリーチャー1体の上に置く。
ブロッカー
W・ブレイカー
巨大設計図  UC 自然文明 (2)
呪文
自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から、コスト7以上のクリーチャーをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。
※殿堂入り
闘門の精霊ウェルキウス SR 光文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド 7500
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、または自分のクリーチャーがバトルに勝った時、カードを1枚引く。その後、「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。

主要カード [編集]

《闘門の精霊ウェルキウス》cipバトル勝利時、1ドロー文明コスト進化非進化を問わず1体ブロッカー踏み倒し
《ヘブンズ・ゲート》説明不要の横展開始動要員
《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》ターンエンド時に非進化ブロッカーを1体呼び出し/ミニ《ヘブンズ・ゲート》
《超七極 Gio/巨大設計図》クリーチャー面のコストのおかげで自身の呪文面でハズレにならない/7コスト以上のクリーチャーが回収対象で、2コストにして最大4枚手札補充
《巨大設計図》5枚目以降の《超七極 Gio/巨大設計図》

候補ブロッカー [編集]

《砕慄接続 グレイトフル・ベン》墓地から大量マナブーストマナ召喚ができるEXライフ付き巨大ブロッカー
《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》指定した名前を含むクリーチャーの能力無視。2体並ぶとアンタッチャブル
《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》事前に横展開さえすれば大量ランデスで勝ち確定に持っていける。バウンス能力もまあまあ役立つ
《∞龍 ゲンムエンペラー》コスト5以下の呪文効果クリーチャー能力無視。主にコンボデッキ対策に
《冥界を統べる新月のハーデス》自軍にエスケープ付与オシオキムーン確定除去
《堕悪の覇王 シャークウガ/闇の魔改造》カード指定除去付きブロッカー/全体-2000パワー低下
《終末縫合王 ミカドレオ》展開してから相手のターンを凌げばエクストラウィン。素出しプランも可能
《閃光の神官 ヴェルベット/フェアリー・パワー》相手獣タップイン/マナブースト
《電磁魔天イエス・ザナドゥ》cip及びアタックトリガーS・トリガー付き呪文を1枚墓地から唱えられる。その後、その呪文シールド表向きで置かれる。また自分が呪文を唱えるとその唱えた呪文よりコストが小さい相手クリーチャーを1体破壊する。
《真実の名 タイガー・レジェンド》cipGJによる手札からの展開
《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》cipで呪文を2枚サルベージ、アタックトリガーでコスト8以下の呪文を踏み倒す
《真実の名 バウライオン》cipで呪文を2枚サルベージ
《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》召喚と詠唱回数の制限ロック&パワー低下以外では離れない/山札の上3枚からエンジェル・コマンドをすべて回収

その他候補カード [編集]

《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》クリーチャー面はオマケ/初動マナブースト。増やしたマナから追加で《巨大設計図》を撃てる
《配球の超人/記録的剛球》cipで1体強制マナ送り/シンプルなコスト2マナブースト
《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》アタックトリガーとして《白米男しゃく》内蔵のマッハファイター/墓地利用メタ付きマナブースト
《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》若干緩めだがロックを持つので雑殴りプランに/最大1マナブースト1マナ回収
《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》バトル勝利でマナから展開可能な大型マッハファイター/山札から好きなカードをマナゾーンへ置く
《「光魔の鎧」》手札から表向きシールド追加できる防御札
《閃光の守護者ホーリー》登場時に敵獣全タップ可能なS・トリガーブロッカー。《ミカドレオ》のエクストラウィン要員になれる
《偽りの名 13/種族選別》呪文面で手札補充。クリーチャー面はワールド・ブレイカーの準バニラ
《貝獣 パウアー》cipと疑似マッドネスで4ドローできるブロッカー
コストが7と重いのがネック

このデッキの回し方 [編集]

2ターン目に《巨大設計図》を唱えて大量の手札を獲得し、3ターン目にマナブーストする。
ここで《レッツ・ゴイチゴ》を唱えると2マナ余分に残るため、可能であれば追加で《巨大設計図》を唱える。

マナブーストと手札補充で準備を重ねてから《スターゲイズ・ゲート》及び《ヘブンズ・ゲート》を唱え、展開してからワンショットないし《終末縫合王 ミカドレオ》エクストラウィンで勝負を決めるのが一般的なゲーム運び。

邪魔なコスト踏み倒しメタはマナブーストからの《堕悪の覇王 シャークウガ》《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー》といった除去クリーチャーで処理。もしくは《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》の能力無視で強引に突破する。

長所 [編集]

何と言っても《超七極 Gio/巨大設計図》《巨大設計図》の8枚体制により抜群の安定感を誇る。3ターン目に撃ちたいブースト呪文や《スターゲイズ・ゲート》、踏み倒し対象のブロッカーの全てが回収対象であるため、2ターン目に《巨大設計図》が決まれば余程酷い偏り方をしない限り理想通りの動きが可能。

《闘門の精霊ウェルキウス》の効果により、《終末縫合王 ミカドレオ》《∞龍 ゲンムエンペラー》といった光以外のブロッカーも文明問わず多種多様に展開可能。メインデッキに搭載するフィニッシャーの選択肢が広く、勝ち筋が豊富である。《終末縫合王 ミカドレオ》エクストラウィンにより守りに専念しても勝てる他、ワンショットキル性能もかなりの物。

《ヘブンズ・ゲート》から《闘門の精霊ウェルキウス》を2体出し、それらの効果で《終末縫合王 ミカドレオ》ともう1体コスト8以上のブロッカーを出せばこれだけで《ミカドレオ》のエクストラウィン布陣が揃う。S・トリガーからこのコンボが決まるとほぼ勝ち確定。

《ウェルキウス》の効果は自身以外のクリーチャーがバトルに勝利した際にも発動するため、マッハファイターとの噛み合いが非常に良い。特に、初動ブーストとなる《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》は両者ともクリーチャー側がマッハファイターを持つ上に、自身の効果でマナゾーンのブロッカーも射出可能。

《砕慄接続 グレイトフル・ベン》の存在によりビッグマナと見紛う程に大量のマナを確保できるため、《終末縫合王 ミカドレオ》の素出しプランも可能。その上《グレイトフル・ベン》のマナ召喚効果によりマナゾーンからも展開可能なためマナ落ちを気にする必要もない。

《お清めシャラップ》により墓地利用戦術にも強い。《∞龍 ゲンムエンペラー》と併せて【青黒退化】を詰みに追い込む事も可能である。

単純な【速攻】はそのブロッカー軍団によって沈黙する。《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》を上手く活用できれば不利対面相手でも一気に優位に立てる。各種メタクリーチャーも能力無視の前には無力である。

短所 [編集]

アンブロッカブルオールタップブロッカー除去呪文メタコスト踏み倒しメタなど、【ヘブンズ・ゲート】の弱点が一通りこのデッキにも当てはまる。幸いこれらは《∞龍 ゲンムエンペラー》《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》を活用できればある程度ケア可能。

軽量除去などをほぼ積まない等しいため、《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》等の軽量メタカードを出されると失速する。マナブーストによりある程度挽回は可能だが、メタ張りと3ターンキルを両立する【我我我ブランド】のようなデッキには入れて8枚の有効S・トリガーを捲れるかどうかの勝負となる。

単色のカードが多いため《聖魔連結王 ドルファディロム》は非常に危険。コマンドが多いので《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》も強く刺さる。

折角手札を蓄えても横展開する前に《ロスト・Re:ソウル》などのオールハンデスを受けると厳しい。そうなると今引き《超七極 Gio/巨大設計図》《巨大設計図》を引くかどうかの勝負となるが、たとえ引いても元の手札の数まで挽回するのは難しい。【5色ザーディクリカ】対面では《ドラゴンズ・サイン》からの《龍風混成 ザーディクリカ》呼び出しで4ターン目に《ロスト・Re:ソウル》を飛ばされるので油断ならない。

環境において [編集]

王来篇環境 (オリジナル)で偶に入賞するデッキタイプ。

DMRP-20期には《天災 デドダム》《Disゾロスター》などのウィニーもある程度入れた型が主流であったが、DMPCD-01DMPCD-02期には《超七極 Gio/巨大設計図》型が主流化。

王来MAXに入ると基盤を【4色ディスペクター】に寄せた型が主流化。

参考 [編集]