キラ [編集]
漫画・アニメ「デュエル・マスターズ(2017)」及びアニメ「VSRF」で登場するキャラクター。
アニメ版の担当声優は豊永利行氏で、他にも《ヤッタレマン》など多数のクリーチャーも兼任している。
本名は「輝 ヒカル」。切札 ジョーの1つ年上の親友でありライバル。首元のスカーフは幼少時代にジョーと交換したもの。口癖は「正義」「キラめく」。
- ちなみにジョー編の漫画・アニメのキャラクターでは珍しく苗字の側で呼ばれることが多い。しかし、黒城のように苗字呼びで統一されているわけではなく、肉親である母親はともかくキャップからは最初から「ヒカル」と呼ばれている。
ジョーとは離れ離れになっていたが、帰国した時にジョーの学校に転校する。
2年ぶりに再会後もジョーとの友情は変わっておらず、ジョーカーズを作ってから連勝していたジョーにデュエマで勝利した。
ジョーには秘密にしているが、「正義」のためとしてクリーチャー世界を監視し、侵入者を「真のデュエル」で撃退している他、デュエル・ウォーリアの退治もしている。
一度目のボルツとのデュエマでは「マナチャージのみでの進行」という試練を乗り越える事で《オヴ・シディア》とのマスター契約を果たし、デュエルマスター候補となる。
正義の執行者となっている間は専用のコスチュームを装着する。《サッヴァークDG》覚醒後からジョーとの決戦までの間は、それを模した仮面も着けていた。
はじめは真のデュエルで敗北したボルツの命を見逃すなど情けを見せていたが、次第に相手を殺す事も厭わない非情さと決意を身に着けていく。
これには彼の母(声はプリ人との兼任で森永理科氏)が深く関わっており、プランDGに自らの力を尽くしているほか、情けを捨てるためにジョーとの関係を断ち切るように言われている。
本人は正義の為の非情とジョーとの友情の間で葛藤し、非情に徹していた筈のボルツとの二戦目もボルツがジョーの友達である事を知って命は奪えずにいた。
そしてジョーと知り合いになったデュエル・ウォーリアに止めを刺すところを、あろうことかジョー本人に見られてしまい、それから少し後に互いがデュエルマスター候補であることを知ったことで、遂に激突することになってしまう。
- なお、第6話から変更されたオープニング映像では本編よりも先にジョーと対峙している不穏な空気を見せていた。
使用デッキは白単メタリカ。攻めながら守る「ラビリンスデュエル」を得意とする。
ボルツとの二度目のデュエマでは《隻眼ノ裁キ》と《オヴ・シディアDG》を生み出し、《DG 〜ヒトノ造リシモノ〜》も絡めて相手に抵抗不能のロックを仕掛ける「ジャッジメント・ラビリンスデュエル」を展開した。
ゲジスキーとの戦いで《サッヴァークDG》が真の姿である《煌龍 サッヴァーク》になったことにより、先述のラビリンスデュエルを「ドラゴンラビリンス」へと昇華させた。
「デュエル・マスターズ(2017)」ではラスボスも務め、ジョーと対峙することになる。それに加えて、デュエルマスター候補の中でジョーと一番親しい人物であるからか、デッキーは「キング」以降も、ジョー以外の人物で、唯一「様」付けで会話している[1]。
「!」では伝説の剣を手に入れたことで《煌世主 サッヴァーク†》を獲得。
同シリーズ第30話では、ジョーの話を聞いて自然文明に向かうが、そこでハニーQに闇の手先であると勘違いされてしまい、デュエマで対決することになり最終的に勝利したが、協力を拒まれてしまった。
「!!」第34話では《零龍》を卍誕させたゼーロによって体を塵にされ、ジョーに正義の意志とスカーフを託し死亡するが、第43話でジョーがゼーロに勝利した後に記憶が消滅した状態で復活した。
しかし、記憶を取り戻した後も何故かジョーの記憶だけ思い出せずにいたが、第51話(最終話)でジョーの助けもありようやく思い出すことが出来た。キラ曰く「光の正義を教えられてきた自分にとってジョーとの友情は異質なものであり、自分の存在意義を揺るがす苦しみから逃避していたのではないか」とのこと。
同時に誰にも縛られない自らの正義を見つけ出すことを決意し、母親との関係も良化され、ジョー達との友情にも干渉されなくなった。
- 漫画版では記憶が保たれた状態で復活したが、母親との関係はどうなったかは明かされることはなかった。
「キング」では漫画版よりも先に第1話から登場し、ジョーのクラスに転入してきた。ジョーより1つ年上のはずが、何故か同学年にされている[2]。留年でもしたのだろうか[3]。
ジョーと同学年になった為なのか、以降のシリーズでは基本は一行のツッコミ役だが、コミカルな面も度々見せるようになった。
第3話にて鬼札 アバクとデュエマをしたが、圧倒的な強さの前に敗北し、この敗北により更なる力が必要だと思い、第9話にて新たな切り札のキングマスターカードである《「正義帝」》を手に入れたが、アバクと再戦することは後に忘れてしまったことでシリーズを通して最後まで叶うことはなく、代わりにコウキがライバル枠になった。
第40話ではアバクが持つ鬼の槍によってキャップ、ボルツと共に鬼のように豹変させられる。
続く第41話ではアバクの思考のままに操られ、ジョーに「昔に戻ったみたい」と評される相手の細かい行動に悪を見出し容赦なく裁こうとする性格になっていた。
そして、門番鬼の助、ザンコック、デストロ伊藤、メガネを完封し、さらには《「雷光の聖騎士」》を召喚して大長老とうららか ももを手にかけようとするが、そこへ現れたゼーロJr.に受け止められデュエマをすることになる。
デュエマでは《「絶対の楯騎士」》の能力で《凄惨なる牙 パラノーマル》と《進軍する巨砲 クロムウェル》を表向きでシールドに置き、ゼーロJr.を容赦なく圧倒するが、S・トリガーで発動した《零分後の世界》の能力で《夢幻の無》が捨てられたことでクリーチャーがすべてバウンスされ劣勢になり、最終的に《暗黒鎧 ダースシスK》と《∞龍 ゲンムエンペラー》のコンボや《ロスト・ソウル》によってシールドを守る手札を捨てさせられ、敗北したことで正気に戻った。
続編の『キング!』では第1話で初登場。
第13話で光文明の伝説のカードとして《時の法皇 ミラダンテXII》の噂を聞き、憧れていたことが判明した。その力をディスペクターとして悪用したジェンドルにはかつてないほどの怒りを見せていた。
第14話ではボルツの発案でジェンドルの名を騙りマスオ部長を使って《ドキンダンテ》を盗ませることになり、最初は反対したものの言いくるめられて結局実行犯になってしまい、その後は罪悪感から後ろめたい表情をしており、心の中で自身の母親に詫びていた。
なお、《時の法皇 ミラダンテXII》のカード自体は第20話にて入手することが出来た[4]。
さらに続編の『キングMAX』では最終話である第17話で小学校を卒業した後、王立デュエマ大学に飛び級で進学[5]し、ジョーとジョーカーズの別れの前に彼らの最後のデュエルの相手を務めた。
『キング』ではチーム銀河がメインの白青メタリカを使用。
『キング!』では《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》を用いたメタリカとレクスターズを中心とする進化速攻の軽量デッキを使用。
『キングMAX』でも進化速攻は変わらないが、《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》軸に変わっており、それに伴いタマシードがデッキに加わっている。
第14話のハイド戦では《サッヴァーク-MAX》、最終話である第17話のジョー戦では《煌終龍 サッヴァーク》も使用した。
- 漫画版のオマケページでは、アニメ『VSRF』に出演するよう関係者に強いられたというメタネタが読める。
- 彼がデュエマをするときは単独または観戦している仲間がジョーしかいないのが恒例である。
- 身長:150cm→157cm[7]
- 体重:41kg→45kg[8]
- 文明:光
- 好きなもの・こと:正義
ジョーの幼なじみ。光文明のデュエルマスター候補。頭脳明晰で運動神経も抜群の、正義感あふれる少年。
戦績 [編集]
デュエル・マスターズ(2017) [編集]
デュエル・マスターズ! [編集]
デュエル・マスターズ!! [編集]
デュエル・マスターズ キング [編集]
デュエル・マスターズ キング! [編集]
デュエル・マスターズ キングMAX [編集]
使用カード [編集]
切り札 [編集]
その他の使用カード [編集]
関連デッキ [編集]
VSRF期 [編集]
小学3年生。ジョーとはスカーフ繋がりで知り合った親友。
デュエマに限らずジョーとの遊びでは無敗であり、連戦連勝していた。
ジョーとの勝負が100戦目を迎えるころ、親の都合で海外に行く事をジョーに告白し、ジョーとと初めて出会った公園で100戦目の最後の勝負としてデュエマで対決する。
使用デッキは白単【サザン・ルネッサンス】。「VSRF」の放映当時には環境でも見られた所謂ガチデッキである。
ジョーとの最後のデュエマでは《月の輝き 夢幻》を使用し攻めながら守る「ラビリンスデュエル」を披露したが、《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》の全体除去の前に敗れる。
デュエマの後、友情の証としてジョーと自分のスカーフを交換し、空港で見送られながら日本を去った。
戦績 [編集]
アニメ「デュエル・マスターズVSRF」 [編集]
- 通算戦績:6戦5勝1敗
話数 | 対戦相手 | 勝敗 | デッキ名 |
45話 | 切札 ジョー | 勝利 | キラめく正義! |
46話 |
47話 |
48話 |
49話 |
50話 | 敗北 |
使用カード [編集]
登場カード [編集]
参考 [編集]
タグ [編集]