エラッタ [編集]本来のエラッタ (errata)とは、正誤表という意味を持つ単語である。 トレーディングカードゲームでは、実物のカードと、そのカードの処理に相違がある場合に出される「このようにしてください」という案内のことを指す。 テキスト変更される原因は、テキストの記載が不備だったり、裁定変更などによって、ルール上混乱を招く恐れがあるなど、それ相応の理由がある。TCG版においては、強すぎるからという理由でテキスト変更されることはなく[1]、その場合は基本的に、殿堂入り、プレミアム殿堂などの規制や、裁定変更による弱体化が適用される。 カードの能力は、常に最新のルールの下で出されたエラッタに合った内容に読みかえて使う。
デュエル・マスターズでは、再録時にカードのテキストに変更があった場合は、原則最新のテキストに合わせて使う。 エラッタは、ゲーム進行に支障をきたすような大きなものから、プレイヤー同士でのちょっとした会話ネタにしかならないような細かいものまで、大小さまざまなものがある。 大きなものの例では、《プロジェクト・ゴッド》や《蒼狼の始祖アマテラス》の能力が有名。
過去のエラッタ一覧 [編集]枚数を指定する効果 [編集]変更日:(時期不明)
破壊を置き換える効果に関する扱い [編集]変更日:2004年3月15日?
呪文の空撃ち [編集]変更日:2004年3月15日? 《ダイヤモンド・カッター》・《ミラクル・ポータル》 [編集]変更日:2004年3月15日? 「ドラゴン」の扱い [編集]変更日:(時期不明) 《レジェンド・アタッカー》 [編集]変更時期:不明(2004年頃?) 進化クリーチャーと進化元について その1 [編集]不死鳥編で新能力メテオバーンが登場したことにより変化。 進化クリーチャーと進化元について その2 [編集]進化クリーチャーが進化クリーチャーの上に重ねられているとき、《ロイヤル・ドリアン》などの効果で一番上のカードが場を離れた場合、すべての進化元をバラバラにし、再び重ね直す。 進化クリーチャーと進化元について その3 [編集]バトルゾーンに進化元がいない場合、進化クリーチャーを出すことはできない。(一部のカードで、進化元がいなくても進化クリーチャーを出すことができたが、現在は出すことができなくなった。) 進化クリーチャーと進化元について その4 [編集]2021年3月16日に再構築のルールが再度変更された。 破壊置換効果と破壊誘発型能力について [編集]例として《インフィニティ・ドラゴン》が複数いるときにドラゴンが破壊される場合、《インフィニティ・ドラゴン》の破壊置換効果は「墓地に置かれる代わりに〜へ置く」となるため、重複することはなくどちらの《インフィニティ・ドラゴン》の置換効果を行うかを選択することになる。
《華憐妖精ミンメイ》と《薫風妖精コートニー》について [編集]《薫風妖精コートニー》によって5色レインボーカードとなったマナゾーンのクリーチャーを《華憐妖精ミンメイ》の能力によって召喚するとき、旧ルールでは召喚するクリーチャーがもともと持っていた文明のマナのカードをタップすれば召喚できたが、新ルールでは5文明の色が必要となり、結果的に4コスト以下のクリーチャーは召喚できなくなる。(マナが出ない5色レインボーカードをタップして「4コスト、5文明」のような払い方ができるときは召喚可能。) シールドが手札に移動するときのS・トリガーの裁定 [編集]《マーシャル・クイーン》《吸引のシーリゲル》などで「シールドが手札に移動する」際、「S・トリガーを使用できない」と特に明記されていないのならば、そのシールドのS・トリガーを使用できる。 複数のシールドが同時に手札に移動するときのS・トリガーの判定 [編集]《マーシャル・クイーン》などで「複数のシールドが同時に手札に移動するとき」、今までは一枚ずつ手札に加えてS・トリガーなどの処理していたが、そうではなく同時に手札に加わるという裁定に変更。 つまり《マーシャル・クイーン》の場合であれば、3枚同時に手札に加え、その後手札に加えたカードのS・トリガーを使用できる。 シールド・プラスされたシールドを手札に加えた場合も同じで、《奇跡の精霊ミルザム》で6枚重なった1枚のシールドを手札に加えた場合、6枚全てのカードが同時に手札に加わる。 過去のルールではW・ブレイカーなどでシールドを複数枚ブレイクする際は、今まで通り、一枚ずつシールドをブレイクしていた。 バトルに勝った時誘発する能力 [編集]旧ルールでは「バトルに勝った時」誘発する能力は、相手クリーチャーが場にいる間に解決されそれから相手クリーチャーが墓地に置かれることになっていた。現在のルールでは相手クリーチャーが墓地に置かれてから解決される。この能力はpigなどの「墓地に置かれたとき」の能力と同時に誘発する。 複数のクリーチャーが同時に破壊される場合 [編集]旧ルール:全体除去等によって複数のクリーチャーが破壊される場合、まずターン・プレイヤーのクリーチャーが一体ずつ墓地に置かれていく。それが終わってから非ターン・プレイヤーのクリーチャーが一体ずつ墓地に置かれていく。 多色カードとコスト軽減効果 [編集]旧ルール:多色カードを手札から使うときコスト軽減効果により「文明の数>マナコスト」となっている場合、全ての文明の支払いができないためカードを使用することはできない。
公式発表された誤植による訂正 [編集]
その他の誤植・印刷ミス [編集]種族名の誤植・印刷ミスは種族誤植の一覧を参照。
誤植のように見えて正式なもの [編集]
参考 [編集]タグ:
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