虚数転生(イマジナリー・リローデッド) [編集]

虚数転生 R 水/闇文明 (6)
呪文:チーム零
カードを3枚引き、その後、自分の手札を3枚捨てる。
コスト3以下のクリーチャーを3体まで、自分の墓地からバトルゾーンに出す。

DMRP-16で登場した/チーム零呪文

コスト3のクリーチャーを最大3体踏み倒す。
手札交換リアニメイトが噛み合っている。
墓地のカードが0枚の状態からでも、手札交換のついでにすぐさまリアニメイトができるため、大半の墓地利用メタにも強い。

類似カードと異なり進化獣も出せるので、コンボの幅が大きく広がっている。

相性の良いカード・デッキの組み合わせの例 [編集]

《悪魔妖精ベラドンナ》等の2コスト自壊サイクル [編集]

復活させて即自壊すれば墓地を減らす事なく効果を使用可能。1度の効果が小さいとは言えそれが3回連続で発動ともなればれっきとした脅威であり、特に上で挙がっている《悪魔妖精ベラドンナ》の場合はハンデスorマナブーストを3回まで選択可能と他の大型呪文にも引けを取らぬアドバンテージを稼げる。また、復活対象に《黙示護聖ファル・ピエロ》を1体でも混ぜておけば、唱えたこの呪文を即座に回収可能となる。後述する《零龍》との組み合わせにも注目したい。

《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》(+《終末の時計 ザ・クロック》) [編集]

コスト6かつ水文明を含む故にDスイッチの対象であり、相手ターン中に唱えれば防御札になる。
単に低コストのブロッカー3体や使用済みの《光牙忍ハヤブサマル》を出すだけでも強力だが、真っ先に思いつくのが《終末の時計 ザ・クロック》との組み合わせ。1体でも復活させればターン強制終了という強烈なカウンターが可能である。予め墓地に仕込まずとも復活前にこの呪文の効果で墓地へ置けるため、直前まで手札に隠し持って不意打ち気味に叩き付ける様はさながらニンジャ・ストライクのようである。

《天災 デドダム》 [編集]

言わずと知れた3コスト界のバランスブレイカー。自壊サイクルではないにもかかわらず墓地を一切減らさず、さらには手札とマナも各3枚ずつ増加と稼げるアドバンテージは圧倒的。《デドダム》自体がを両方とも含む上、その危険度故に除去対象となりやすいため、墓地にも仕込みやすい。《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》で相手ターン中の復活を狙ってもよい。返しのターンに《SSS級天災 デッドダムド》《轟く革命 レッドギラゾーン》で畳みかけてやろう。

  • ただし3体復活時は圧倒的アドバンテージの代償として、この呪文の効果も含め計12枚もの山札が消し飛ぶため山札切れに注意。

《単騎連射 マグナム》 [編集]

クリーチャーによるカウンター封じ。殿堂カードかつ組み合わせ辛い火文明であるが、この呪文自体が3枚ドローを兼ねているため手札に引き込みやすい。手札か墓地のどちらかに持つだけで良いので火文明が他にないデッキでもピン差しが可能となる。

《学校男》《堕魔 ドゥポイズ》 [編集]

共に復活させたcip持ちを自壊サイクルの様に扱う事が可能。ついでの如く選ばせ除去も放てるため《異端流し オニカマス》等の厄介なアンタッチャブルを除去できる。3体目の復活対象にもう1体このクリーチャーを選ぶと、墓地を減らさず(もしくは1枚増えた状態で)もう1体除去可能。これも後述する《零龍》との相性が良い。

《黙示護聖ファル・ピエロ》 [編集]

《虚数転生》で《黙示護聖ファル・ピエロ》を踏み倒し、《黙示護聖ファル・ピエロ》cipで《黙示護聖ファル・ピエロ》を自壊して《虚数転生》を墓地から回収することで、毎ターン《虚数転生》を唱えるサイクルが完成する。

《零龍》 [編集]

手札交換により《墓地の儀》を、復活効果により《復活の儀》をそれぞれ達成可能。
ここで復活させた対象がすべて自壊サイクルだった場合、《破壊の儀》を達成しつつ「3枚(墓地に戻った自壊獣)+3枚(この呪文で捨てた手札)+2枚(《復活の儀》)+1枚(この呪文自体)」で一気に9枚まで墓地が増える。何もない状態でも手札から自壊サイクルを3体捨てれば「3枚(墓地に戻った自壊獣)+2枚(《復活の儀》)+1枚(この呪文自体)」の計6枚が墓地へ行く事となる。ここで出す自壊サイクルが《悪魔妖精ベラドンナ》or《特攻人形ジェニー》or《コオニ童子》であれば3枚ハンデスにより《手札の儀》の達成も狙え、一瞬で零龍卍誕まで持っていく事さえ可能。

  • 《破壊の儀》は達成時に闇のカードを1枚回収するが、この呪文自体も闇を含むため回収対象である。

【青黒緑デッドダムド】 [編集]

《とこしえの超人》《天災 デドダム》《悪魔妖精ベラドンナ》などのリアニメイト対象に恵まれているのみならず、墓地から侵略できる《SSS級天災 デッドダムド》も採用されるため、非常にアドバンテージを取りやすい。特に《とこしえの超人》は除去の的にされやすいため、単純な戦線復帰手段としても利用価値がある。

【ドラグライブラリアウト】 [編集]

このデッキにおいてはエンドカードとして採用可能。《コマンダー・ラッキーロトファイブ》を複数体バトルゾーンに出し、この時一緒に出した・もしくは既にバトルゾーンに居た《ドラグ変怪》で一気にライブラリアウトへ追い込める。

その他 [編集]

  • カード名の「虚数」とは、「2乗すると-1になる数」の事で、虚数単位iを用いて表される。当然そのような実数は存在しないので、「imaginary number=空想の数字」という数学用語として定義されている。虚数単位iはその頭文字から取られている。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]