《ドラゴンズ・サイン》 [編集]
ドラゴンズ・サイン R 光文明 (5) |
呪文 |
S・トリガー |
光の、コスト7以下の進化ではないドラゴン・クリーチャーを1体、自分の手札から出す。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーに「ブロッカー」を与える。 |
DMR-13で登場した光のS・トリガー呪文。
非進化かつコスト7以下の、光のドラゴンを1体コスト踏み倒しでき、さらにブロッカーが付加される。
《ヘブンズ・ゲート》と《インフェルノ・サイン》を足して2で割ったような効果で、5マナかつS・トリガーでコスト7のクリーチャーが出てくるのは単純に強力。
各種アポロニア・ドラゴンをはじめ、ドラゴン・サーガでプッシュされているエンジェル・コマンド・ドラゴンも、条件さえ満たしていれば出すことができる。光を含む多色ドラゴンも対象内。
踏み倒しの候補としては以下がある。
多色 [編集]
S・トリガー付きでブロッカー付与ができるため、特にビートダウン相手に有効。ただし、普通に使ったのではハンドアドバンテージを失ってしまうので、cipでアドバンテージを得られるクリーチャーを出すなど工夫したい。
エンジェル・コマンド・ドラゴンは将来性もあるため、これからのラインナップ次第では【ヘブンズ・ゲート】にも劣らないコスト踏み倒しデッキが作れるかもしれない。
環境において [編集]
登場当時から潜在能力は認められていたが、しばらくは環境を左右するような強力な呼び出し先やデッキに恵まれず、【白単ドラグハート】や【白単天門】で使われることはあったが良いカード止まりであった。
その後革命ファイナル環境終期に【ロージアミラダンテ】の主要早出し手段として大活躍。《真・龍覇 ヘブンズロージア》を出しては《龍魂城閣 レッドゥル》を呼び出して《時の法皇 ミラダンテXII》に革命チェンジし、そちらで2枚目のこのカードを唱えて手札に戻した《真・龍覇 ヘブンズロージア》を呼び出し《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》を立てるのがメジャーなパターンの1つであった。
以降、何度も殿堂入り候補としてプレイヤーの間で名前が挙がるようになった。
《煌龍 サッヴァーク》が登場してからはそちらも呼び出し先候補になった。
2018年3月1日にはこのカードの存在が一因になって《真・龍覇 ヘブンズロージア》が殿堂入りした。
王来篇環境で【5色グレンモルト】が登場すると、《ナウ・オア・ネバー》と共に《龍風混成 ザーディクリカ》、《最終龍覇 グレンモルト》を呼び出す札としても頭角を現した。次第に【5色ザーディクリカ】における踏み倒し手段としても主流化。DMBD-16・DMBD-17期には【我我我ブランド】対策として4枚積みにする構築が激増。しかしDMEX-18期になるとそれまでこれより重い光以外の呪文を撃つ前に封じに掛かる《アルカディアス・モモキング》が減少し、オリジナルの【5色ザーディクリカ】でも《灰燼と天門の儀式》優先となった。
DM23-SP1期における【5色ザーディクリカ】ではより呼び出し範囲が広い《ブレイン・スラッシュ》や《ナウ・オア・ネバー》を優先し、単色マナ枠感覚で1枚積みに留めるケースが主流。元々光単色と色が弱かったのもある。
DM23-EX1期時点では【5色ザーディクリカ】でも1枚積みか不採用がざらとなったが、【5色グレンモルト】では3枚以上のまとまった数の投入が主流である。同期に成立した【白赤アーマード・サムライ】では自由枠として使われる場合がある。
DM23-EX3期に似た機能の《ナウ・オア・ネバー》が殿堂入り。
アニメ・漫画での活躍 [編集]
その他 [編集]
関連カード [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]
公式Q&A
Q.《ドラゴンズ・サイン》の効果で《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》をバトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、出せません。《メヂカラ・コバルト・カイザー》自身は、水のドラゴンです。
引用元(2021.9.24)
Q.《ドラゴンズ・サイン》を唱えて《龍風混成 ザーディクリカ》を出しました。次の自分のターンのはじめまでに《∞龍 ゲンムエンペラー》が出た場合、《龍風混成 ザーディクリカ》の「ブロッカー」は無視されますか?
A.はい、無視されます。その「ブロッカー」は《龍風混成 ザーディクリカ》の能力ではなく、《ドラゴンズ・サイン》の効果によって得ています。《∞龍 ゲンムエンペラー》の効果によって《ドラゴンズ・サイン》の効果は無視されますので、得ていた「ブロッカー」も無視されます。
引用元(2022.4.22)